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Children’s Creativity and Communication
アニメ作り、音楽作り、ロボット作りなどのワークショップや関連技術を開発するほか、それらの普及方策などを検討します。
- 実施日
- 2004年4月1日~
- 概要
-
政府によるe-Japan戦略Ⅱにおいて、情報リテラシーの向上、コンテンツ・クリエイターの育成が重点政策として位置づけられているように、ITリテラシーを土台にして、創造力とコミュニケーション力を高めていくことが、我が国の課題として認識されるようになっている。
特に、ブロードバンドやモバイル技術が普及し、利用者の裾野が広がる中で、我が国の次代を担う子どもの創造力・表現力をデジタル技術を用いていかに高めていくかが重要な課題となっている。
他方、現状においては、小中学校へのインターネットの普及など、デジタル環境の整備は進んでいるが、子どもの情報制作活動を支援するアプリケーションや技術は不足しており、また、どのような技術を今後開発していくかの方向性も確立していない状況にある。
以上のような認識のもと、本研究会は、子ども向けのインターフェース、アプリケーション等の開発や、デジタル技術を活用した子どもの創造力・表現力を増進するための取組みに関する国内外の動向を整理・体系化し、今後の推進方策のあり方について検討することを目的とする。
1)情報通信分野における子ども向けのインターフェース、アプリケーション等の開発動向の整理
子どもが利用しやすいようにという観点から開発されたインターフェースやアプリケーション等に関する国内外の先進事例を調査、整理すること。
2)デジタル技術の活用による子どもの創造力・表現力の増進に向けた取組みの整理
デジタル技術の活用によって子どもの創造力・表現力を高めるための取組みに関する国内外の先進事例を調査、整理すること。
3)今後の推進方策に関する検討
1)及び2)の結果を踏まえ、子ども向けのデジタル技術のあり方について研究開発指針及び研究開発推進方策を策定し、提言すること
メンバー
朝倉 民枝 CGデザイナー
新井 健一 株式会社ベネッセコーポレーション執行役員 教育研究開発本部 本部長、コンテンツ研究開発部 部長
安斎 利洋 アーティスト/コンピュータ・ソフトウェア・デザイナー
飯野 賢治 クリエイター
石戸 奈々子 特定非営利活動法人CANVAS 理事・事務局長
稲蔭 正彦 慶応義塾大学環境情報学部 教授
梅村 研 総務省情報通信政策局地域放送課 課長補佐
金村 公一 県立長崎シーボルト大学国際情報学部助教授、スタンフォード日本センター研究部門リサーチフェロー
兼安 時紀 株式会社セガ 新規事業部 副事業部長
季里 ビジュアル・プロデューサー
楠 房子 多摩美術大学美術学部情報デザイン学科 助教授
佐藤 隆 NTTサイバーソリューション研究所主任研究員
鈴木 雅実 ATRメディア情報科学研究所感性データベース研究室
高田 義久 総務省情報通信政策局情報通信利用促進課 課長補佐
田中 豊 NHK放送技術研究所 研究主幹
中村 伊知哉 スタンフォード日本センター研究部門所長
中村 浩喜 株式会社アガツマ 常務取締役
中村 理恵子 アーティスト
原田 康徳 NTTコミュニケーション科学基礎研究所主任研究員
秦 勝重 株式会社エイチアイ
布山 タルト メディアアーティスト
水口 哲也 ゲームクリエイター/株式会社キューエンタテインメント 代表取締役
森山 朋絵 東京都写真美術館学芸課学芸係 主任
横関 謙治 株式会社セガトイズ 常務取締役