キッズクリエイティブ研究所

これまでの様子
カテゴリー一覧

2016年1月24日(日)
「プログラミングで動くえほんをつくろう」(幼児クラス)in東大本郷

キッズクリエイティブ研究所in東大本郷 1月のプログラムの様子をご紹介いたします。
幼児クラスでは、「動くえほん」づくりに挑戦しました。

今日みんなでつくるのは、登場人物が歩いたりダンスしたり飛び跳ねたり、、
画面の中で動きながらさまざまな場所にお出かけする不思議なえほん。
どんな動きをさせるかは、自分でプログラミングしてつくることができます。
しかも、主人公はなんと自分自身!?どんなえほんができあがるのでしょうか。

iPadを一人一台準備したら、「Scrath Jr.」というアプリを立ち上げます。
「Scratch Jr.」は、世界中で630万人もの人々に使用されている、
子ども向けプログラミング言語「Scratch」の弟分で、字が読めなくても
イラストで直感的に操作が可能な5~7歳向けのプログラミングアプリです。

画面には様々な動きを示すブロックが描かれ、レゴブロックを組み合わせるように
ブロック同士をつないでいくことで、キャラクターに思い通りの動きをプログラミングすることができます。

早速やじるしが描かれたブロックを組み合わせてみると、、、
「ネコが歩いた!」「ジャンプもしたよ!」
自分の操作で画面のキャラクターが動いたことに、歓声があがります。



iPadのカメラ機能で自分の顔を撮影して自分のキャラクターもつくったら、画面の背景には、自分がお出かけしてみたい景色を選択して、えほんの1ページ目は、できあがり。
他にどんな登場人物を出そうかな?どんなふうに動かそうかな?
2ページ目は、どんなところに行こうかな?
そんな風にして動くお出かけえほんの世界がどんどん広がっていきます。


「このブロック使うと何が起きる?」
「これはね、動きがゆーっくりになるよ」
「これ使ったら幽霊みたいに消えちゃうよ!」
お友達同士で、自分のえほんを見せ合いながらブロックの使い方を
教え合う様子が見られたり、
自分で描いた怪獣に、強そうな鳴き声をアフレコして、えほんに登場させちゃう!
という作品をつくった子は、みんなから「すごーい!」と絶賛されていたりしました。


最後は、大きなスクリーンをつかって何人かのキッズたちが作品を発表!
田舎の町や海を旅してきた主人公が、最後のページでは
映画に出演!というびっくりなえほん、
お引越ししてきた自分のお家のお部屋や、広いお庭で動物と遊ぶかわいらしいえほん、
などなどそれぞれに背景のチョイスや、登場人物の動きにも工夫を凝らした作品が
たくさんできあがりました。


誇らしげにiPadの画面を見せながら説明しているキッズの姿や、
こんなの作れるなんてすごいね!と声をかけてくださっている
お家の方々のご様子がとても素敵でした。


続きはお家でやろう!と言って帰って行く
キッズのみなさんもたくさんいましたね。
また違う作品ができあがったら、ぜひ見せてくださいね!


(並木)