みんながいつも遊んでいるゲームって、どうやってつくられているのかな?
ゲームのキャラクターは、どうして動くのかな?実はゲームって、人がコンピュータに命令をしてつくられているんだよ。
そして、コンピュータに命令をすることは、プログラミングと呼ぶんだ。
このワークショップでは、ゲームづくりの「しくみ」を学んで、自分だけのゲームをつくります。「ゲームで遊ぶ」から「遊ぶゲームをつくる」ことにチャレンジしよう!
プログラミングというと難しい印象をもたれることが多いのですが、こどもたちは目を輝かせながら自分だけのゲームづくりにチャレンジしていました。最初はおそるおそるの参加ながらも、次第に「キャラクターをこうしたい!」「音楽をつけたい!」「ゲームオーバーを工夫したい!」「スコアをつけたい!」等、自分で工夫したいという気持ちがわいてくるようです。休憩時間になっても、こどもたちは席を立たずに夢中になっており、無理やりパソコンを閉じてもらうことも多々ありました。
誰かからやらされるのではなく、自分たちのやりたい、という気持ちから創意工夫が生まれていく様子に、学校の先生方や保護者の方々からも驚かれることがありました。自分で工夫すると他の友達の工夫したポイントがわかるようで、よく参加者のこどもたち同士で遊びあってコメントしあっている様子もほほえましいものがあります。
将来プログラマーになりたい!というこどもたちが何人もいました。彼・彼女たちが夢に近づくお手伝いができたらと思います。一方で、アイディアを形にしていくこと、そしてそれを発信していくことは、どの職業においても求められるスキルだと思います。プログラミング・ゲームづくりに関わらず、こどもたちにはさまざまなことにチャレンジしてもらいたいものです。プログラミングワークショップがそのチャレンジを育む成功体験の1つになることができればと願っています。
NPO法人CANVAS