●あいさつ
まずは初めの挨拶。今回もご参加いただくGREEの社員の方に自己紹介と、普段どんなお仕事をしているのかお話ししていただきました。ゲームづくりをお仕事にしている方々と一緒に、今日はオリジナルのゲームと身の回りにある素材を使ってコントローラーを制作していきます。
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●コントローラーって?
みんなが普段ゲームで使うコントローラーはどんなものをイメージしますか?コントローラーにはゲームをただ操作するだけではない、工夫や面白さが隠れています。
モグラたたきゲームのコントローラーやカーレースゲームのコントローラーを見てみると、ゲームの内容に合わせた、またそのゲームがより面白くなるように形や操作の仕方が工夫されています。カーレースゲームで使う車のハンドルのコントローラーでモグラたたきは、なかなかイメージできませんよね。 |
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●グループ名を考える
コントローラーについて考えた後はグループに分かれて自己紹介とグループの名前を考えます。
ゆさしさあか、T&T、バルソレイユ、シテナウナ、チーム5(ファイブ)、みんなでアイディアを出し合いながら個性的なグループが出来上がりました。 |
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●なのぼ~どAGとスクラッチをつなげてみよう
いろいろなセンサーがついているセンサーボード、なのぼ~どAGとスクラッチをつなげてコントローラーをつくっていきます。
今日つかう機材を確認したら、実際にスクラッチをなのぼ~どAGを使って動かしてみます。今回は、電気が通るもの・通らないものを調べることができる「抵抗センサー」を使い、電気が通ったときにねこが歩く簡単なプログラムを組んでいきます。
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●簡単なコントローラーをつくってみよう
抵抗センサーの仕組みが分かったら次はそれを応用して簡単なコントローラーをつくります。約15cmの長方形に切られた段ボールにアルミテープを張り付け、ジャンパーワイヤーとわに口クリップで先ほどの抵抗センサーと接続します。
すると、段ボールのアルミテープが重なったとき、スクラッチのねこが歩くコントローラーに変身します |
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●コントローラーに合わせてスクリプトを工夫する
先ほどのネコが歩くプログラムでは、コントローラーを押したままだとねこがずっと歩きつづけてしまうため、コントローラーの「押す」動きと「離す」動きの2種類をスクリプトを書いて命令します。
「押してねこが動いたら、コントローラーが離れるまで動きを止める」というこのスクリプト、少し頭をひねってみないと思いつかない難しいスクリプトでしたが、みなさんあっと言う間に答えを思いついていました。 |
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●グループ対抗「ねこ歩きオリンピック!」
コントローラーの仕組みと、スクリプトを組むコツを知ったところで次はグループ対抗の「ねこ歩きオリンピック」を開催しました。これは、各グループでアイディアを出し合って1つのコントローラーをつくり、どのグループが一番早くねこをゴールさせることができるか、ゴールタイムを競うゲームです。
1つのコントローラーを3つに分岐させて3人で太鼓のようにたたくもの、足にコントローラーを装着させるもの、大きなボタンを付けて連打しやすくしたもの、グループで考えたいろんな工夫がコントローラーに組み込まれていました。 |
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●オリジナルコントローラーをつくろう
ここからは、いよいよ自由制作に入ります。グループ対抗で披露した他のチームのアイディアも参考にしながら、オリジナルのゲームとコントローラーをつくっていきます。
友達と一緒に考えたり、ファシリテーターの人に相談しながらイメージを形にしていきます。
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●遊んでみよう!
ゲームとコントローラーの制作が終わったら、みんなはどんなものをつくったのか、実際に遊んでみます。ただ、遊ぶだけではなく、どんな工夫があるか、どこが面白かったかなど、いいところを見つけて付箋に書いて貼っていきます。
最後は、皆さんの作品が付箋でいっぱいになりました |
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●こんな作品が生まれました!
アイディアに溢れた色々なコントローラーと、それを使ったゲームが誕生しました。今回はその中の2つ紹介します。
まずは、2本の指にはめたコントローラーを使ってカニを動かして画面を動き回るボールから逃げるゲームです。指につけたコントローラーが触れ合うとカニは横に移動できる仕組みになっています。カニの動きは一方向ですが端にぶつかると方向転換できるようになっているのでボールの落ちてくる位置、カニのスピードや逃げる向きなど計算しながら操作しなければいけません。 |
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次のゲームは、4つのコントローラーを駆使してねこを操作し、ランダムに出現したキャラクターを捕まえるというゲームです。4つのコントローラーは、両手両足でコントロールするようにできていて、手に持つコントローラーはねこを左右に回転させて進む方向を決め、足で操作するコントローラーは車のアクセルを踏むように操作しながら、片方は前にすすむ、もう一方はバックできるようになっています。
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●おわり
今回は、ゲームとそのゲームの面白さと密接にかかわっているコントローラーを実際にデザインして体験してもらいました。
未来には、皆さんが考えたゲームやコントローラーが実際にできているかもしれませんね!
スクラッチの作品はこちらから見ることができますので、ぜひ見に来てください!
>>http://scratch.mit.edu/studios/468239/ |
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