キッズクリエイティブ研究所

これまでの様子
カテゴリー一覧

2019年1月13日(日)
「こどもだけのミュージアム」
in代官山

1月13日(日)こどもだけのミュージアムin代官山の様子をお伝えします!


「こどもだけのミュージアム」は、他のキッズクリエイティブ研究所とちょっと違います。
準備されているのは約70種類の素材といろんな道具、そして2時間という時間。
素材も道具も時間も、どのように使うかは
参加する子どもたちそれぞれ。
じっくり考えて、つくってみる。つくってからまた考える。
いろんなことを試しながら、ずっと2時間つくり続けます。


ー道具に関心を持つ子がいました。
素材を通してつくりたいものが湧いてくるだけでなく、道具を見て使い方を知ったときに、つくりたいものや素材が決まる子がいました。
電動ドリルやキリで箱や筒に穴を開ける感覚が楽しいと感じて、そこからつくりたいものを発想してつくっていました。


ー初めに出会った素材をきっかけに、2時間つくるものが決まります。
ミュージアムでは、初めにお気に入りの素材を5つ選びます。そのときに見つけた素材から食べ物を発想した子は食べ物を。生き物を発想した子は生き物からストーリーが始まります。
最初に唐揚げを作った子は、看板を作って唐揚げ屋さんになっていたり、ふわふわの生き物を作った子は、ふわふわの4人家族になっていました。


ー小学生は素材を慎重に選びました。
小学校で使ったことのある素材など、見慣れたものを最初に手に取る子が多いように感じました。今回は工作用紙を用いた迷路をつくる子が多かったのですが、だんだん作っていくうちにいろんな素材にもチャレンジしていました。
素材がたくさんあると使ってみたくなる。いろんな素材に挑戦してみることで創造の幅が広がっていきます。


ー最後はおうちの人と一緒に。
最後の30分はおうちの人と一緒に作りました。
ずっと自分の意思で作りたいものを作り続けた子どもたち。その空間は子どもたちの世界になっています。
おうちの人に作りたい形を一生懸命伝えていたり、それを叶えるために一緒になって子どもと作っているおうちの人の姿が印象的でした。


次回もどんな子どもたちの世界が見られるのか楽しみです。
※「こどもだけのミュージアム」は月1回の単発ワークショップとして開催しています。


(水澤)