2019年3月16日(土)
「シュレッター+ジップロック=犬」
(小学生クラス)in東大本郷
2月の研究所in東大本郷小学生クラスは3ヶ月シリーズの最終回。
今回の造形プログラムは、深沢アート研究所様にご提供いただいております!
だきごこちって、どんなここち?
ぎゅってしたときに感じる
かたいここち
やわらかいここち
ふわふわごこち
ごつごつごこち
みんなどんなここちが、好きなんだろう?
そんな「ここち」を味わいながらつくるかたちは
「犬」です!
まずは、こまかく切った紙をつめていきます。
犬になる紙から、自分たちでつくります。
紙をくるっとまるめて、つつにしたら
はさみでちょき・ちょき・ちょき・ちょき・ちょ〜き〜
細くきってみたり、太くきってみたり
同じうごきの繰り返しですが、みんなの手元にうまれる紙は
かたちも、さわりごこちも少しずつ変化が見られました。
つつ以外の折り方をみつける研究員のみなさんも!
「折り紙みたいに折ってきるといろんなかたちができる」
「剣みたいに極細にしてから切るのがいいぞー」
「ひっさつ!10枚重ね...あれ、きれない。やっぱり3枚くらいがいいかなー...」
きる感覚を味わいながらゆっくりきりたい人
いっぱいいっぱい増やしたくてどんどんきる人
紙もペースも人それぞれです。
つめかたも
ぎゅっとつめるのか、ふわっとつめるのか
どのくらいの紙をつめるのか考えながら
それぞれのきもちのよいだきごこちを探します。
タイミングをみて
きった紙にシュレッターした紙を、もりもり合体!
研究員のみなさんのテンションも、もりもりあがる!
体・顔・手・足・尾 が、つながり
目・鼻・模様が入ると...じゃじゃーん!犬のできあがりー!
「今風邪ひいてるからこの犬も風邪気味なの(片耳は紙を入れずぺちゃんこにすることで風邪気味を表現)」
「立ったよ、犬。足をテープで固定したんだー!」
「袋が四角だったから、ロボットみたいな人をつくってみた。そしたら小さい袋が3つ余ったから、ペットもつくってみた。」
あいさつを終え、帰路につく研究員のみなさんのかばんから
ひょっこり顔をのぞかせる犬たち。
なんだかすっかり家族の一員になって
うれしそうな表情に見えました。
その後、犬との暮らしはいかがでしょうか?
3ヶ月間、実験と実践をくりかえしながら研究した時間が
参加してくださったみなさまにとって
これからの未来につながる
小さな「きっかけ」になることを願っています。
キッズ研究員のみなさま、研究員のご家族のみなさまと
またお会いできる日を心から楽しみにしております!
(安部)