「こどもだけのミュージアム」は、他のキッズクリエイティブ研究所とちょっと違います。
準備されているのは約70種類の素材といろんな道具、そして2時間という時間。
素材も道具も時間も、どう使うかはこどもたちに任されています。
じっくり考えて、つくってみる。つくってからまた考える。
いろんなことを試しながら、じっくり２時間つくり続けます。

ー楽器作りにチャレンジ
細長い箱を組み立てる女の子。
中に細長い小さな素材を入れ、中身が出ないようにテープで慎重に止めます。
「どんな音がするかな？」
縦に振ってみると「シャカシャカ」と素敵な音が聞こえ心もワクワク。

ーていねいに。
紙コップの側面、後ろまでいろんな色を使ってていねいに色を塗る女の子。
「好きな色はピンクと水色」と講師に教えてくれました。
最後は、毛糸でネックレスを作りお父さんに見せていた姿がとても印象的でした。

ー3体の戦闘機
小さな木材と、ストロー、廃材になった鉛筆。
それぞれをセロハンテープで貼っていきます。
色や形にもこだわりオリジナル性のある作品を作り上げていました。

ーもくもく、じっくりと。
こどもだけのミュージアムは、こどもたちがそれぞれ作品を自由に考え捉える、ストーリー性のあるワークショップです。
時には失敗したり、危険な道具コーナーに挑戦したり。
初めてできるようになった道具もあったり！
ファシリテーターや友人、子供たち同士で協力すると新たなアイデアが浮かぶこともあります。

来月はどんな作品・時間になるのかとても楽しみです。
こどもたちの「ひらめき」と「驚き」の時間、ゆったりと見守りながら一緒に作る時間を来月も心からお待ちしています。

※「こどもだけのミュージアム」は月に一度単発ワークショップとして開催しております。
(柳澤）