2019年12月14日(土)
「溶けモンGO!」
(幼児クラス)in東大本郷
12月の研究所in東大本郷幼児クラスは、サイエンスのプログラムを実施しました!
今回のプログラムは、なおやマン&しま:アイ様にご提供いただいております。
お腹がすいたら食べ物を食べます。
口の中に入って飲み込んだ食べ物はのどを通って胃に入ります。
胃の中で食べ物は胃液と混ざってぐにゃぐにゃに溶けて、
小腸で栄養が吸収されて、
大腸を通って...
食べ物はお腹の中で長ーい旅をしているのです。
今日はそんなみなさんの「お腹の中」を見てみます。
使うのはジップロックといろいろな「とけもん」。
「とけもん」は食べ物を溶かす働きがあるいろいろな液体です。
最初に登場したのは「イエキング」!!
(本当の名前は「ペプシン」と言います。)
ジップロックの中にハムと「イエキング」を入れて、
胃が蠕動運動をするようにやさしくもみもみジップロックを揉んでいきます。
ときどき手のひらで温めながらもみもみ。
すると、ジップロックの中のハムが少しずつ溶けて変化していきます。
十分に溶けたら小腸ボックスへ。
次はトマト、マシュマロ...と食べ物を変えて溶け方に違いがあるか観察します。
今度は「とけもん」を変えてみましょう!
登場したのは「パパイン」(パイナップル)と「おろし」(ダイコンおろし)!
「とけもん」を変えたら溶け方に違いはあるかな?
食べ物を2種類入れたらどうなるかな?
3種類にしてみたら...?
「とけもん」を混ぜてみたらどうなるだろう?
キッズ研究員のみなさん、それぞれ考えながら夢中になって観察していました。
普段は見ることのできないお腹の中。
今日の実験を通して、
いつも何気なく食べていた食べ物を意識したり、
お腹のことを意識したり、
自分の体のことを考えたりするきっかけになったらいいな、と思います。
(高田)