2019年1月27日(日)
「ビスケットでうごく世界をつくろう」
(幼児クラス)in東大本郷
1月の研究所in東大本郷・幼児クラスは
合同会社デジタルポケットの原田博士が開発した「ビスケット」と言う
プログラミング言語を使って、プログラミングにチャレンジしました。
ビスケットの操作は、描いた絵に「動き」をプログラミングをするというシンプルなもの。
小さいお子さんでも楽しみながらプログラミングに触れることができます。
プログラミングの工夫次第で、複雑なプログラミングにすることも可能です。
まず最初に、上に飛んでいく、よこに進む、ゆらゆらするなどの
シンプルな動きを練習してみます。
ーこのお魚さんはどっちに進むの?
「横にまーっすぐ!」「うしろにもすすむかもー」
ーカニさんは?
「カニ歩きでゆっくりだよ」
ーおばけはどんな動きをしてそう?
「こんな感じー!(みんなで一斉にゆらゆらポーズが始まりました)」
ーパックマンにおくちを閉じてもらいたいのですが、どうしたらいいかな?
「(うーん...)もういっこの顔を置くー!」
今回のテーマは「うごく世界をつくる」
いよいよ自分の描いた絵に、うごきの魔法をかけていきます。
ぐるぐる模様に。うさぎさんに。メロンに。自分の顔に。家族の顔に。
それぞれの絵にどんな動きをつけると面白そうかなとか考えながら
動きを作ってみます。
意図して生まれた動きもすてきですが、プログラミングしてたら
いつの間にか偶然できちゃった動きもこれまたすてき。
どのプログラミングが、どの動きとして現れているのか
考えるきっかけにもつながりました。
最後はみんなの描いた絵を、ひとつの大きな画面の中に飛ばしていきます!
どんどん、どんどんあつまってなんだか愉快な世界になってきた...!
みんなが集まる世界にはどんな絵や動きがあったらよいかな?と問うと
それぞれの「こんなのあったらいいかも」が生まれ、さらに世界が広がりました。
ひとつの絵に対してじっくり動きを考える子
次々絵を描くことに楽しさを感じる子
大きな画面ではなく自分の手元に世界を作りたい子
ビスケットのプログラミングを通して表現される
キッズのみなさんの視点や感性にとても感動しました。
ビスケットは、ご家庭のタブレットやスマートフォン、パソコンにも
インストールしてご利用いただけます。
ぜひ、またチャレンジしていただけると嬉しいです。
(安部)