2019年3月3日(日)
「こどもだけのミュージアム」
in代官山
「こどもだけのミュージアム」は、他のキッズクリエイティブ研究所とちょっと違います。
準備されているのは約70種類の素材といろんな道具、そして2時間という時間。
素材も道具も時間も、どのように使うかは
参加する子どもたちそれぞれ。
じっくり考えて、つくってみる。つくってからまた考える。
いろんなことを試しながら、ずっと2時間つくり続けます。
ー虫をつくった男の子
はじめましての空間・はじめましての友達・はじめましてのスタッフ
緊張してなかなか"つくる"の一歩を踏み出せないこともあります。
じーっと他の子のつくるを見てみたり、
足をぶらぶらしてみたり、
おうちの方やスタッフとお話ししてみたり、
そのうちほぐれてきて
みんなのいる"つくる"空間に入って、そこからは・・・
カブトムシのこげ茶色を探しに素材の棚を探検!
他の子も「何つくってるのー?」とよってきます。
はじめの一歩。
うれしい一歩。
ー金ヤスリを使いたい男の子
素材と道具と時間の使い方はその子次第。
何をつくるか決めておく必要はありません。
はじめて見る道具が気になって
スタッフと一緒に金ヤスリに挑戦。
どきどきわくわくの時間。
ーなにつくっているかわからない女の子
「なにしてるのー?」と声をかけると、
「わかんない!」と自信満々に答えた女の子。
わからなくても手はどんどん動く。
ポップにわからないを超えていく!
ー最後はおうちの人と一緒に。
最後の30分はおうちの人と一緒に作りました。
ずっと自分の意思で作りたいものを作り続けた子どもたち。その空間は子どもたちの世界になっています。
おうちの人に作りたい形を一生懸命伝えていたり、それを叶えるために一緒になって子どもと作っているおうちの人の姿が印象的でした。
次回もどんな子どもたちの世界が見られるのか楽しみです。
※「こどもだけのミュージアム」は月1回の単発ワークショップとして開催しています。
(窪村)