2020年8月30日(日)
「サマーキャンプ2020 夏の野草さんぽ」
in多摩川
春にオンラインで開催した野草さんぽ(大好評でした!)。
季節が移った夏、会場を多摩川にうつして、対面でのワークショップとして開催いたしました。
ゲストには春に引き続き、365日野草生活ののん先生をお迎えいたしました!
「10年後も、20年後もなるべく今の姿が変わらないように野草さんぽをしていきたいので、野草を抜いて、持って帰ったり観察したりするときは、近くに同じ野草がたくさんあるか確認してから抜くようにしましょう。」
というのん先生の言葉が印象的でした。
私たちは自然と共に生きていきます。自然を大事にする気持ちでいることはとても大事ですよね。今ある当たり前が続いていくことのむずかしさを感じました。
■野草さんぽスタート!
さて、ミッションシートを片手に野草さんぽに出発です!
「ミッションシートにある、茎が四角い野草はどこにあるかな~??」
「見つけたっ!」
見つけたら、シールを貼っていきます。
はじめは、のん先生が野草をみつけて、みんなで一緒に観察!
「ハートのかたちの葉っぱを探してみよう!」
「野菜の仲間の野草はどこかな?」
つぎは、のん先生からお題とヒントをもらって、自分たちで野草を見つけました。
見つけるたび、「みてみて!」とのん先生に報告していました。
■五感をつかった野草さんぽ
ただ野草を見るだけではなく、触ってみたり、かいでみたりもしました。
想像していなかった茎のざらざらにびっくり!
こすると10円玉がきれいになる野草にも出会いました。
普段何気なく目にするだけだった野草の、あたらしい一面に出会えたのではないかと思います。
■野草を通したコミュニケーション
対面で実施できたからこそ、のん先生と一緒に野草をみつけて、自分だけでもみつけて、おうちの方と一緒にみつけて。
のん先生に見つけた野草を教えてもらう、おうちの方と野草のおどろきを共有する。
キッズ研究員とのん先生、キッズ研究員とおうちの方、野草を通した様々なかたちのコミュニケーションや時間が生まれていく、その瞬間がとても印象的でした。
最後は、のん先生が作ってくださった野草のお茶を飲みながら、キッズ研究員がおうちの周りでみつけた野草(すてきなお写真を送っていただきありがとうございます!)をのん先生に解説していただきました。
野草が身近に感じられる時間になったと思います。
■最後に
今回、皆さんがみつけた野草は、研究所スタッフがのん先生のコメントをつけて、夏の野草図鑑を作成いたします。
季節が変わると、見える景色が少しずつかわっていきます。
次の季節には、どんな野草にであえるかな?
また、違う季節に皆さんとお会いできたらうれしいです。
保護者の皆さんからは、次のようなお声をいただきました。
「熱中症が心配でしたが、休み休み自然に触れ、発見・観察等々子どもはもちろん親も楽しめるワークショップでした。」
「先生と野草散歩ができて良かったです。オンラインでの参加が続いていたので、いつも以上に楽しめたようです。
秋の野草散歩があれば、また参加したいと子供が言っております。」
アンケートにご協力いただきありがとうございました。
(小林・吉田)