2020年8月
「自由研究に役立つおうちでびっくり!おもしろサイエンスワークショップ」in 東大本郷【オンライン】
※コロナ感染症流行により対面でのワークショップは中止
ゲスト講師は黒ラブ教授(国立科学博物館認定サイエンスコミュニケーター)さん。
■お笑い+サイエンス=え~~~~っ!?
吉本芸人でもあり、東京大学大学院の研究員でもあり、大学の先生でもある。
そんな黒ラブ教授は理系と文系をつなぐ架け橋のような存在。
「え~~~~?そんなことある?(笑)」と爆笑しながら、テンポよくあっというまの一時間。
お笑いの「え~~~~?(笑)」と
サイエンスの不思議の「え~~~~~!?(びっくり)」を
いったりきたり。
お笑い要素たっぷりのクイズを交えながら、一緒に実験をしていきます。
びっくりするほど自然に、
「これってどうなる?」の予測と実際にやってみる試行錯誤を
いったりきたり。
「どうなった?」「なんでだろう?」
と共有できるのも双方向のコミュニケーションができるワークショップならでは。
■おうちの中にもサイエンスの不思議はあふれている。ということは?
今回やった実験で使ったものは、
「風船+レモン」と「片栗粉+水」。
風船もいくつか種類があるよね。水風船でやったらどうなる?
膨らませる大きさを変えたらどうなる?
レモンじゃなくてグレープフルーツだったらどうなる?
片栗粉じゃなくて小麦粉だったら?
これってどれもおうちにあったり、すぐ手に入るもの。
オンラインでおうちでやっているから、ワークショップのあとの時間もそのままそれぞれのペースで実験し続けることができる。
探求し続けることができる。
■実生活の技術にも使われている!ということは?
今日のメインの実験は、
水と片栗粉を使ったダイラタンシー実験。
これって実はバレリーナの靴やレーサーのユニフォームにサポーターとして入っていたり
衝撃を受けると固くなるという特性を活かして実生活の技術にも使われていることを知ります。
逆に、普段は固いけど、力を加えると液体になるものもある。
ボールペンなどに使われているらしい。
たとえば、いつも当たり前に使っているもの。そこにもサイエンスの不思議が隠れているのかもしれない。
「とっても簡単なのにびっくりする実験が盛りだくさんでとっても楽しかったです。5歳男児、大爆笑でした。」
「準備段階から、片栗粉や小麦粉を測ってみたり、コミュニケーションをとりながら楽しく準備できました。終了後も、片栗粉の実験を続けて、部屋中片栗粉まみれになりながらも楽しく実験できました。普段の遊びでは、ここまでダイナミックに遊ばせてあげられないこともあるので、親子ともども思いっきりできて良かったです。 」
保護者のみなさんからはそのような声を頂きました。