写真のワークショップ（プログラム提供：時吉 あきなさん（アーティスト））を実施しました！

ハムスターってどんな顔？どんな体？どんな色？
いろんなハムスターの写真をじっくり観察して、組み合わせて、
１匹のハムスターを立体コラージュしていきます。
目の前にある写真と自分の頭の中にある記憶をいったりきたり、
想像しながら「ほぼ本物」のハム☆スターを作ろう！

■本物っぽさってなんだろう

アーティスト時吉さんがつくったハム☆スターの写真を見ていたら、
「え～気持ち悪い～」という子が。
どうして気持ち悪い？
じゃあどれが一番本物っぽい？それはなんで？
という話をしながら
今日つくっていく「ほぼ本物」ってなんだろうということを会話。

■お部屋にハム☆スターが・・いる？？！

促されてお部屋をよく見てみると
「あ！こんなところに！」
今日つくるハム☆スターがかくれんぼ。
探し出して、手にとって、じっくり見るところから。
さっき「気持ち悪い～」と言っていた子も
手にとると、あれ、なんだか愛着がわいてくる。
はじまりはじまり。

■かたちづくり、ていねいにちぎり、はりあわせる

ねんどを大福みたいに丸めて、ちょんとひねり出すだけで
それが耳に見えたり、口に見えたりしてくる。
いろんなハムスターの写真から思い思いの写真を選び、
ていねいにちぎって、貼り合わせていく。
選んだ写真によって、その写真のどこをちぎるかによって、
それをどう貼り合わせていくかによって、
ぜんぜん違ったハム☆スターになっていく。
「どうやったらほぼ本物のハムスターになる？」
毛並みがきれいに流れるように？
ハムスターじゃない背景の写真だけでも「ほぼ本物」はつくれる？かも？

■こどもがかくして、おとなが探す

おしまいの時間は午前と午後でまったく違う時間となりました。
午前は、「今度はこどもがハム☆スターを隠すから大人が探して！」という誰かの一声で
ハム☆スターかくれんぼ合戦。
午後は、ひとつの場所にみんなの作品を集めてじっくり鑑賞タイム。
集まったこども、おとなによってワークショップはぜんぜん違ったものになる、ライブ感満載な時間。

今日みんながつくったハム☆スターは、
もしかするとみんながみんな
美しい、とか
きれい、とか
感じるものではないかもしれません。
でも、自分の手で生み出したものへの愛着。
自分はいいな、と感じたもの。
逆に、ちょっと違うな、と感じたこと。
確かにハムスターの写真を使っているのに、
それぞれが立体でコラージュすると、
ちょっと不思議な面持ちのそれぞれのハム☆スターになること。
そんなことを持ち帰ってもらえたら。

今頃、みんなのおうちでハム☆スターがかくれんぼしているかな？
だれが見つけるかな？出会うかな？

また1月にお会いできるのを楽しみにしています！

※本ワークショップの概要 年間コース ・3か月コース

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