2023年1月22日(日)
「てつがくする?」
(小学生クラス)in 竹芝
「うれしい」「へこむ」「つらい」これってなんだ?(プログラム提供:NPO法人こども哲学・おとな哲学アーダコーダ
)
アーダ―コーダの鳥羽瀬さん(とば)がファシリテーターとなって
「てつがく」のプログラムを実施しました。
上の写真の絵は、キッズたちがつくった「きもち」です。
どんな「きもち」かわかりますか?
■「きもち」
「いまのきもちは?」の問いかけから、「きもち」を書き出していきます。
「はずかしい」「たのしい」「うるさい」「心がおれる」「むなしい」...
「だるい」「おなかがすいた」...これ「きもち」かな?
■「きもち」を伝える方法
いろいろな「きもち」があることに気づいたら、「きもち」をことば以外で
伝える方法を考えます。
画用紙にクレヨン・色鉛筆・スタンプで「きもち」を作っていきます。いろ?かたち?線や色のタッチ??...
「いまのきもちは、どんなかな?」ファシリテーターと対話しながらつくったり、ひとりもくもくとつくったり...
■いまの「きもち」はこれだ!ゲーム
つくった「きもち」を当てっこするゲームをします。
ひとりのキッズがつくった「きもち」を見せて、みんなで当てていきます。
「きもち」を当てたい!わかりたい!
「きもち」を当ててほしいけど、ちょっと秘密にしたい...。
そんな「きもち」と「きもち」が対話を生んでいきます。
■こども哲学「きもちって伝わるの?」
「きもち」って伝えることも、当てることも、難しかったね。
●いろんな「きもち」があるけど、「ムカつく!」時はどうする?
「言葉で言わないと伝わらない」「学校では我慢するけど、他では我慢しない」「頭から入ったきもちを真ん中でグーっと小さくしてうしろにおく」
「だれかにたのんで伝えてもらう」
●「おなかがすいた」は「きもち」かな?
「おなかがすいたは、家族とかまわりのひともいっしょだから、わざわざ伝えなくてもいい」「おなかいっぱいのときに、また出てきたら、ちょっとこまる」
「ないしょで、食べちゃうこともある、そんなときはゴミはすぐ隠す」
ひとのはなしを聞きながら、大きくうなずいたり、首を傾げたり、手を挙げて発言したり。「きもち」についてみんなで想像して対話する、そんな時間を過ごしました。
「きもち」って伝えるのも、当てるのもむずかしい。
わかってほしいけど、秘密にしたい「きもち」もある。
自分の中にある「きもち」どんどん形を変えていく「きもち」
「きもち」について考えて、「もやもやしたきもち」になったかもしれません。でもね、そんな「きもち」も「きもち」です。
2023年2月は「動きに何が宿る?プログラミング」です。
四角いロボットの動きに何を表現しますか?何か「きもち」が表現できるかな?
みなさまにお会いできるのを楽しみにしております。
※2022年小学生コース概要 はこちらから⇒●年間コース ・⇒●3か月コース
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