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	<title>キャンバスマガジン &#8211; CANVAS  | 遊びと学びのヒミツ基地</title>
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		<title>第１話：「Goma」ができるまで</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_01</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 03 Oct 2016 03:36:40 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[皆さん初めまして。料理創作ユニットのGomaと申します。中村亮子と、アラキミカの二人で活動をしています。私達は、1998年に料理創作ユニットとして結成しました。当初のメンバーは私とアラキともう一人メンバーがおりましたが、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="icon3">皆さん初めまして。料理創作ユニットのGomaと申します。中村亮子と、アラキミカの二人で活動をしています。私達は、1998年に料理創作ユニットとして結成しました。当初のメンバーは私とアラキともう一人メンバーがおりましたが、2012年から2人で活動しています。ちなみに私達は、従姉妹同士です。</p>
<p class="icon4">今日は、私達の活動を紹介したいと思います。ホームページでは紹介しきれていないものが多いので、今日ご覧いただく写真は、初めてのものが多いと思います。そして、後半は、子ども関係のお仕事のお話をさせていただきます。</p>
<div class="post-img">
<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/09/11.png" alt="" width="800" height="737" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3">私達は2000年ぐらいから本を出しています。「食」をテーマにしているのですが、食以外に工作や手芸の本も出していて、「食」まわり全般のことを行っているという感じです。</p>
<p class="icon1">私もGomaさんの本は殆ど持っていますが、雑貨の割合が多いですよね？</p>
<p class="icon3 fixH">半分くらいかな。</p>
<p class="icon2">料理の本の中にも、雑貨の要素が入ってくるので、営業さんから「どこのコーナーに置けばいいのか分からない。」と言われたりもします。</p>
<p class="icon3">最初にGomaを結成した時には、お仕事にしようとは思っていなかったんです。友達同士のご飯会から発生したユニットです。お仕事というよりも、誕生日会やクリスマスパーティーなど、皆がやるイベントのご飯係りだったので、名前をつけたら楽しいかなと思ってGomaにしました。</p>
<p class="icon1 fixH">なんでGomaにしたんですか？</p>
<p class="icon2">何となく2文字の食べ物の名前がいいなと思っていろいろと考えました。最終的に当時自分たちの中で大好きな食材だった「ごま」にすることに決定したのですが、他にも「いも」や「こめ」なんて候補もありました（笑）。</p>
<p class="icon3">日本語よりもローマ字がイメージだったので表記は「Goma」に。丸っこい感じもかわいいなぁと。</p>
<p class="icon1 fixH">可愛さ重視で決めたんですね。</p>
<p class="icon2">そうとも言えます（笑）。ちょっと話がずれるんですけど、3人でGomaを結成した時に、一人も料理経験者がいなかったんです。料理学校に行っていたとか、料理研究家とか、料理にまつわる勉強というものを一切してこなかった人達なんですよ。</p>
<p class="icon1 fixH">じゃぁ純粋に食が好き！というところから始まっているんですか？</p>
<p class="icon2">作って他人に食べさせるのが好きな3人が集まっただけなんです。元メンバーは服飾系の学校に行っていて、私は建築や絵、中村は演劇や映画芸術の勉強をしていました。食というものは、人と人が通じるツールだと思っています。だから、料理創作ユニットにしたとしても、もともと皆、違う分野の人だし、あまり料理に縛られることなく、自分達がやりたいと思うことをやっているのがGomaです。</p>
<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/09/2.png" alt="" width="800" height="537" /></p>
</div>
<p class="icon1">食をコミュニケーションのツールとして捉えて活動されているのですね。専門分野がバラバラだからこそ「食」をキーワードにしながらも、他の領域を融合させながら、食の場で人をどう楽しませるのか、人をどう繋げていくのかということを考えていらっしゃったのですね。それが今日のテーマかもしれないですね。</p>
<p class="icon3">やっていることも考え方も基本的には活動当初からあまり変わっていませんね。食べ物だけを作ることはなく、例えば食べものがあったら、ランチョンマットは何にしよう、お皿は何にしよう、コップはどうしよう、その下に敷くコースターどうしよう、招待状を作ろうか、どんな形の招待状にしようか、普通の形では面白くないから箱型にしてみよう、といったふうに食を中心にしたものづくりのイメージは際限なく広がっていきます。</p>
<p class="icon1 fixH">食を中心としながら、総合演出をしているんですね。</p>
<p class="icon3 fixH">そういうとカッコイイですね！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第2話：絵本ができるまで</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/talkarchive02_02</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 09 Mar 2017 03:24:30 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[きむらゆういち試行錯誤作品展]]></category>
		<category><![CDATA[きむらゆういち]]></category>
		<category><![CDATA[えほん]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; ストックしたアイデアがあればどこでもつくれる &#160; 先生は、作品をつくるにあたってどんな時間帯に考えたり、ひらめいたりしているのですか？ 僕はほとんど机に向かってアイデアを考えていることがないので、 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">ストックしたアイデアがあればどこでもつくれる</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3">先生は、作品をつくるにあたってどんな時間帯に考えたり、ひらめいたりしているのですか？</p>
<p class="icon2">僕はほとんど机に向かってアイデアを考えていることがないので、いつ仕事をしているのかみんなわからないようです。昔の作家が、奥さんに夜の町に働きに行ってもらって、食わしてもらいながら書斎にこもっていたという話がありますが、僕はない。アイデアが浮かんだときにメモにちょっと書く。たとえば『あらしのよるに』は読者だけが真実を知っていて、登場人物は知らないという話をつくりたいなと思ったんです。寝室のドアを開けてベッドに行くまでの間に、「天敵同士が、知らずに友だちになっちゃうようにしよう」とアイデアが浮かんできた。で、ベッドに座ってから、「食べる方はオオカミで、相手をどうしよう」と。暗闇で出会ったとしても、シルエットがみえたり、どこか触ったりしてばれたら終わってしまう。ウサギじゃ小さいし、ブタじゃ丸いし、ヒツジじゃ毛深いから、ヤギが一番誤解が続くかな、と思いました。それで封筒に「ヤギとオオカミの話」と書いた。で、別のときに「食べるものと食べられるものが、食べものの話で盛り上がるっておもしろくない？」と思ったので、メモを書いて、その封筒に入れる。</p>
<p class="icon1 fixH">メモを一つの封筒に入れていくのですね！</p>
<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class="aligncenter wp-image-13575 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura02.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura02.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura02-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura02-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura02-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">封筒がいっぱいになったら持ってファミレスに行く。『あらしのよるに』はデニーズで一晩でできたんですよ。『ふぶきのあした』（あらしのよるにシリーズの第6巻）は湘南のロイヤルホストです。</p>
<p class="icon1 fixH">書斎はないのですか？</p>
<p class="icon2">事務所にも湘南のアトリエにも机と椅子はあります。でも封筒の中のメモがあれば、ほぼできあがっているんです。メモにないところは、書いているとできてくる。終わったメモにバツをつけながら、一晩でどんどん書いていく</p>
<p class="icon1">書こうと思って執筆するより、メモがたまったときにストーリーにしていくのですね。</p>
<p class="icon2">そうです。そこには「うそつきたぬき」とか別の封筒もいろいろあるけど、締め切りに追われているから、浮かんでもそれは置いておくわけです。で、それはなにかの締め切りのときに使う。</p>
<p class="icon1">常に考えているということですよね。「日常のオリジナリティ」ではなく、「日常をオリジナルなもの」にしようとしている気がします。</p>
<p class="icon2">僕の子どもが熱を出して病院に連れて行くときに、そのときのカミさんも作家だったんで、話していて、あっ！　て2人でひらめいた。車の中で寝ていた子どもがムクっと起きて「こんなときぐらい、止めてよね」って。どこでアイデアが浮かぶかわからないんです。それから、書くのは大体夜です。『あらしのよるに』も、デニーズで一晩で書きました。</p>
<p class="icon1 fixH">どれくらいの数の封筒を同時並行で進めているのですか？</p>
<p class="icon2 fixH">何年もずっと5～6本です</p>
<p class="icon1 fixH">封筒をつくり、メモがたまり、書く段階になるまでどのくらいの時間がいるのですか？</p>
<p class="icon2 fixH">そうね、決まっていないんですよ。</p>
<p class="icon1 fixH">1年くらいかかることも？</p>
<p class="icon2">『あらしのよるに』はもっとかかっているかもしれない。たまたまできたから……というのを、つねにつくっている。</p>
<p class="icon1">封筒がたまって文章を書き始めたら、一晩で書き終えてしまう、みたいな感じですか？</p>
<p class="icon2 fixH">そうですね。</p>
<p class="icon1">今回は展覧会が決まってから、すごく短かったと思います。どのくらいのペースで87点を描かれたのでしょうか？　1枚あたり、どのくらいの時間がかかっているのですか？</p>
<p class="icon2">3～4ヵ月だと思います。僕はいろんなことをやっていて、打ち合わせだったり、ラスベガスやイタリアに行ったり、地方講演へ行ったり、絵本講座をしたり、毎日追われているんです。</p>
<p class="icon1 fixH">1日に 2 、3枚描くことも？</p>
<p class="icon2">家に戻ってから描いています。今日の展示物なんかは一瞬です。墨汁で、ホワイト修正液でシュッシュッって。</p>
<p class="icon1">「なんで段ボールに描いたんですか」と聞いたら、「紙がもったいないから」とおっしゃっていてびっくりしました。</p>
<p class="icon2">紙に描いて線を引いて、だと緊張しちゃう。いいものを描こうと思ってしまうんです。段ボールだとダメでもいいやと思えるのでいい線が描ける。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">アイデアは、ところ構わず生まれてくる</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1 fixH">ほかに質問がある方はいらっしゃいますか？</p>
<p class="icon3">日常のお話がたくさん出ていますが、先生が日常生活で大切にしている、好きなことや時間があれば教えてください。</p>
<p class="icon2">ベッドのヘッドボードにもたれて、ぼーっとしているときです。あとテレビでニュースとスポーツのダイジェストをみているとき。</p>
<p class="icon1 fixH">どういうところからインスピレーションを得ているんですか？</p>
<p class="icon2">アイデアはところ構わずなので、海外のエスカレーターに乗っているときだったり、一番困るのがお風呂で、頭を洗っていたら、書き出しが出てきたんですよ。しょうがないからタオルを巻いて、その場で出て書いたの。で、体を洗っていたらその続きがどんどん出てくる。5回ぐらいやって、完全に洗って出るまでに1冊できちゃった。それが『やっとライオン』（小学館）という話です。それでお風呂には水にぬれても書けるノートと鉛筆を置いてあります。</p>
<p class="icon1 fixH">お風呂でアイデアが出る確率が高いのですか？</p>
<p class="icon2">トイレもあります。あと高速道路を運転中にハンドルを握りながら、紙を置いて、前をみながらちょっと書いたこともあります。すごくいいアイデアが浮かんだということだけ覚えていて、忘れてしまうとすごく悔しいんです。あとは、大事にしてることはなんでしょうね。</p>
<p class="icon1">今回のオープニングパーティーにはきむら先生のご家族も来てくださっていて、先生は家族をすごく大切にされてるんだなと感じました。お姉様が『あらしのよるに』の映画のプロデューサーをされているんですよね。</p>
<p class="icon2 fixH">興味が一緒なんです。</p>
<p class="icon1">きむら先生がご家族を大切にしていることが、温かい作品へとつながっているのだと思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">絵本と電子書籍の関係</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1 fixH">ほかに質問がある方はいらっしゃいますか？</p>
<p class="icon3">きむら先生と石戸さんのお2人に聞きたいのですが、絵本と電子書籍の親和性についてどう思っていますか？　私にも子どもがいて、絵本の紙めくるような感覚はすごく教えたいんです。でもスマホやタブレットをみると取りつかれたように触る。作家と、事業としてやられてる立場としての考えを聞かせてください。</p>
<p class="icon2">デジタル媒体は本ではない、本は紙でなければならないとデジタル媒体に反対している人もいますね。それに対して、せっかくだからデジタルで新しいものをつくろうという方もいっぱいいる。僕のところにも一緒に企画を考えてほしいという人が来て、うちはこんなにデジタル媒体の企画があるけれどなかなか実現しなくて、どうやって商売として成り立たせたらいいのかと悩んでいた。<br />
かつては子どもにテレビをどれぐらいみせるか、みせすぎるのは害ではないかという時代もあったんです。テレビを第3の親にしてしまったらよくないという「子どものテレビの会」というのがあって幼稚園や小学校の先生の前で講演をした。子どもにどれだけテレビをみせるかという話をしようと思ったら、テレビを散々みてきている人がそこにいたんです。すでに先生になっているんです。みんなテレビをみて育っているわけです。時代の流れには抵抗できないので、否定するのではなくデジタルえほんをいかにして上手に活用するかが大切だと思います。それを考えないとダメだよなと常に思っているんです。新しいものは拒否するのではなく、どうやって受け入れるのかだと僕は思っています。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13574 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura01.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura01.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura01-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura01-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura01-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon1">ありがとうございます。私たちも「デジタルえほん」の開発や普及を行っていますので賛否両論の声が届きます。私たちは紙の絵本の延長として「デジタルえほん」を定義しているわけではありません。全然違う表現領域、メディアだと捉えています。今の子どもたちは、もうデジタルデバイスがない時代を生きることができません。それがときにマイナスの側面があることは否めませんが、だからこそ大事なことは使い方だと思います。人間は自分たちの力を拡張するツールとして新たにテクノロジーを生み出してきたわけです。その可能性をいかに広げていくかということに挑戦していきたいと思います。子ども向けの新しい表現手段としてのデジタルえほんをつくっています。<br />
絵本とデジタル媒体の親和性でいうと、しかけ絵本のようにインタラクティブな表現ができるということがあります。絵本の役割としてイメージする力と「想像力」を育むということにあると思いますが、さらに一歩進めて、自分自身で創る「創造力」を育むということにも役立てたい。私は子どもたちが、デジタルえほんを通じて最終的にはすべての子どもたちが、絵本作家になれるような体験をしてもらえるといいなと思っています。「デジタルえほんアワード」の審査を角川歴彦さんにお願いしたとき、「書籍の中で最もデジタルに親和性があるのは絵本だよね」とおっしゃっていました。そういうご意見もあるのかなと思います。</p>
<p class="icon2">本だと「ページをめくる」からこのしかけが出てくるわけですが、デジタルえほんならではのしかけもできるわけですよね。</p>
<p class="icon1">私たちがつくっているデジタルえほんの中には、ページという概念のないコンテンツがあります。絵巻物のようなデジタルえほんですね。最近ですともっと物理的なものと連動して、絵本を楽しめるような作品も生まれています。そうなると玩具との境もなくなりますよね。既存の領域に囚われることなく、子どもたちが楽しみながら新しいことへ興味関心を抱けるようなようなメディアにまで成長させていくことに、寄与できるといいなと思います。</p>
<p class="icon2">最近はおもしろいデジタルえほんが出てきていますね。今までは売れた絵本をどうやってデジタルでも売ろうかというところから抜け出ない企画が多かった。紙でも変わらないんじゃないかという企画も審査の中にあるんです。そこを壊した作品も随分出てきています。</p>
<p class="icon1">デジタルえほんは、まだ未成熟な表現領域だと思います。デジタルえほんアワードの審査結果は時代を表しているかなと思います。1年目は、売れた紙の絵本をデジタルにしたものがグランプリを取りました。2年目は小学生がつくったえほん、3年目は海外から作品が集まり、4年目は段ボールとスマホを組み合わせておままごとができる玩具のようなえほんが賞を取りました。今ちょうど成長期なので、ぜひ皆さんもいいアイデアを応募いただきたいなと思います。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第3話：セオリーは破るためにある</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/talkarchive02_03</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 17 Mar 2017 02:44:49 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[きむらゆういち試行錯誤作品展]]></category>
		<category><![CDATA[きむらゆういち]]></category>
		<category><![CDATA[えほん]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; セオリーを崩した『あらしのよるに』のストーリー構造 &#160; 最後に、『あらしのよるに』のお話をうかがいたいと思います。この作品は前半でうかがった、きむらさんが絵本をつくる時のセオリーを崩されたと聞きま [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">セオリーを崩した『あらしのよるに』のストーリー構造</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">最後に、『あらしのよるに』のお話をうかがいたいと思います。この作品は前半でうかがった、きむらさんが絵本をつくる時のセオリーを崩されたと聞きました。それは、どういうふうに崩されたか、そしてなぜか、実際にどうだったのか、ということについてお聞きしたいです。</p>
<p class="icon2">当初は1巻しか書く予定がなくて、小屋の中で2人がしゃべっているだけで終わりなんです。本当にこれおもしろいのかなと思って、たとえば冒険するとか、なにかに追われるとかやっつけるといったことはなにもない。ただしゃべっているだけです。でも書いているほうは楽しくて、お互いの正体が敵同士であるということがばれそうでばれないという新しい実験をした。で、たまたま編集者に、続きを書いてみない？　と言われて続きを書くまでの間に講談社出版文化賞や、産経児童出版文化賞をもらってしまった。みんながお祝いをしてくれて、散々褒められて、さて続きは？　というプレッシャーがかかって大変だったんです。</p>
<p class="icon1 fixH">プレッシャーを感じられることもあるんですね。</p>
<p class="icon2">感じますよ。沖縄に半月行って書こうとして2行しか書けないで帰ってきました。</p>
<p class="icon1 fixH">そうですよね、もともと1巻で完結の物語だったんですもんね。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13580 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura04.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura04.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura04-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura04-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura04-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">そうなんです。あくる日に会っただけでその後どうなるかそんなことは知らないよと終わる、粋な終わり方もいいなと思って気に入っていたんですが、半分ぐらいの人に無責任だと言われました。でもあれがいいって言う人もいた。じゃあ続きを書くかと思っていたら、ある出版社が別件で缶詰にしてくれた。もう好きなだけ泊まって好きなだけ食べていいから、うちのために原稿書けって言ってくれたの。で、その原稿はさっさと上げて、『あらしのよるに』の続編を持って、缶詰になった。出版社の人がみに来たときだけ、『あらしのよるに』を隠す。受験勉強のときに漫画を隠していたようにしてできたのが、2巻目なんです。全7巻ができてみたら、構成は「起承承承転結」に近い。 1巻目は子ヤギだけ出てきて、これは「起」です。次はヤギの友だちが出てくる。メイは友だちだけど、友だちの友だちは餌でしょうか。友だちの友だちだからやっぱり友だちなのか。で、ヤギの友だちが出たら、オオカミの友だちも出てるといいじゃんと。これで、「承、承」で3巻です。4巻目の『きりのなかで』で2匹が会って、秘密がばれそうになるけれどもばれない。ここまでは「起、承、承、承」です。そして、ついに秘密がばれる。ばれて逃避行が「転」です。ちょうど5、6巻です。</p>
<p class="icon1 fixH">結がないじゃないですか。</p>
<p class="icon2">そうですね。岸田今日子さんの企画で、4巻目まででお芝居をやったんです。そのときに岸田さんから「最後はどうなるんですか」と言われて、でもヤギとオオカミだから幸せな家庭をつくりましたとはならないし、どうしようかと思いました。 それで最も悲惨な状態で、自分のために命懸けで死んだのに、片方はそのことすら知らずに名前を呼び続け、待ち続けているという終わりにした。ただ、最後は死ぬのですが、死ぬことがアンハッピーエンドだとすると、すべての人の人生はアンハッピーエンドになってしまう。ハッピーエンドかどうかは、どれだけ自分の人生を納得して生きて終われるかということだと思います。飢え死にしそうな雪穴の中でこんな友だちができたことだけで幸せですと確認し合っている場面があれば、そのあとが悲惨でもそれなりの納得感があって終われるかなと思いました。悲惨な話っていい話でも二度と読みたくない。どんなに『かわいそうなぞう』がいい話でも、もう1回読んで泣きたいなとはあまり思わない。<br />
それでも『あらしのよるに』は何回も読みましたという話をいっぱい聞いたので、これは成功したなと思ったら、続きの話を書けと言われました。ガブともう1回会わせろというのがものすごくいっぱいきて、それでも書かないぞと決めていたんですが、講談社に「続きはいつ出るんですか」という電話がかかってくるというので、ついに書きました。7巻は最初の合言葉で記憶が戻って終わるのですが、なにかまるで計算したようにこれで「承、承、転、結」ができた。全然考えていなくて結果的にできたので、すごいなあと思います。</p>
<p class="icon1 fixH">「承、承、転、結」が身体に染みついていたんじゃないですか。</p>
<p class="icon2">だから増築を重ねた温泉旅館みたいに人気があります。なぜか1段高いような旅館をつくったのに、できあがってみたら最初から設計していたような「起、承、承、承、転、結」だったので僕もびっくりです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">読者の感情移入先がない『あらしのよるに』</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">1巻目で本当にもうそれで終わりにしようと思っていたのですか？　やはり、そのあとどうなったんだろうと思われると思うのですが、それは自分たちで考えてもらおうということでもなく、単にこのほうが粋かなと考えたということでしょうか？</p>
<p class="icon2">盛り上げるだけ盛り上げといて、ぽーんっていうのもいいのかなと思ったんです。この2匹がどうなるか、そんなことは知らないよ、伝わるもん、いいじゃないそんな本があってもと。まさか全7巻できるとは、作者もびっくりです。</p>
<p class="icon1">教科書にも載って、歌舞伎にもなって国民的な作品ですね。でも今回このストーリーは、先ほどの話のセオリーを破るようなお話ではあると思います。読者が、メイにもガブにも感情移入できない第三者として読める。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13581 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura05.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura05.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura05-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura05-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura05-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">そうですね。すべての物語、テレビドラマ、絵本、小説には主人公がいて、主人公に感情移入して読んでしまう。たとえばカーチェイスの場面では、主人公が危ない目に遭うからどきどきします。絵本も主人公に感情移入しやすいから、この作品は自分以外の第三者の気持ちになれるのがいいんじゃないですか。この物語はヤギとオオカミが出てきて、ヤギに感情移入して読んだ人とオオカミに感情移入して読んだ人がいると思います。ですが、1巻目を2 匹を見守る気持ちで読んだ、という人が多いんです。主人公たちが真実を知らないから、感情移入しても……ということだと思います。読者だけが両方の立場を知っていて、ばれたら大変だな、と思いながら読んでいる。</p>
<p class="icon1">おもしろいですよね。主人公の2人が知らないからこそのドキドキ感って教えてあげたいのに教えられない。なぜそういう視点で書きたいと思ったんですか？</p>
<p class="icon2">実はそういう視点の作品が、大人向けでもある。たとえば『水戸黄門』です。「この薄汚いじじいが」とか言われているけど、この人は天下の水戸黄門なんだと観客は知っている。『釣りバカ日誌』でも、「ぼけじいさんから電話だぞハマちゃん」と言っている佐々木部長は、ぼけじいさんの正体が社長であると知らなくて、観客は知っている。読者だけが知っているお話っていっぱいあるんです。子どもの本でやるとしたらなにかなと考えたら、天敵というところにたどり着いた。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">「もっと良くできる」という見方</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">『水戸黄門』や『釣りバカ日誌』をみて、そういう視点を持つのがすごいと思うのですが、テレビ番組などを「おもしろさのポイントはなんだろう」と思ってみるのですか？</p>
<p class="icon2">そうですね。つまらない映画をみると、「こんなに期待させておいて、もっとおもしろいと思ったのに」という不満がたまる。あ、じゃあそれをつくればいいなと思って自分でつくる。つまんない映画を見たときほどアイデアが浮かびます。<br />
『ルームメイト』という映画があって、ルームメイトがだんだん恐ろしい存在に変わってくる話なんです。結局は、そのルームメイトは精神異常者というオチだったんですが、僕は親友同士でも小さなことで傷がだんだん広がって、仲いいふりをしているけど、殺意に変わってしまう日常の恐ろしさの話を期待していた。もっと日常の感情が最後に悪夢に変わるほうがおもしろいと思ったんです。だから、『月の裏側』という漫画でやりました。親友の2人が最後は殺しあうという人の心の裏側を書きました。「いちむらゆうき」というペンネームなので、だれも知らないと思うんですけどね。</p>
<p class="icon1 fixH">なんでペンネームで書いたんですか？</p>
<p class="icon2">並べ替えると「きむらゆういち」なんですけど、女性雑誌だったので、女性名っぽい、「いちむらゆうき」にしたんです。そうしたらファンレターに「この気持ちは、男性にはわかんないわよね」とあって「やった！」と思いました。</p>
<p class="icon1">人間の感情の機微にすごく敏感で、きっと恋愛上手なんだろうなと思いました。女性心をくすぐる。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13578 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura011.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura011.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura011-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura011-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura011-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">『あらしのよるにー恋愛論』という恋愛向けの本も書いています。講談社の人が来て、『あらしのよるに』には出会いからはじまり、秘密の友だち、駆け落ち、自己犠牲、と恋愛のすべてが入っていると言われたんです。なるほどと思って本を書きました。本人はまったく考えていなかったので、すべては結果論ですね。</p>
<p class="icon1 fixH">そういうの結果論って言うんですかね（笑）。</p>
<p class="icon2">たとえば『かいじゅうでんとう』（あかね書房）という絵本を書いたら、「この怪獣は主人公の気持ちが形になったものなんですね」というファンレターがきて、そうだったんだと思って続編を書いたことがあります。書いてるときにはわからない場合があるんです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">セオリーは破るためにある</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">先ほど例に挙がった『水戸黄門』など、作品には盛り上がる場面があるケースが多いと思います。しかし、『あらしのよるに』は淡々と会話だけで終わります。それはご自身の中でなにか意図したものがあるんですか？</p>
<p class="icon2">そうですね。子どものころの話をしたり会話だけですね。そういう意味では、セオリーは破るためにあるんです。</p>
<p class="icon1 fixH">あんなにセオリーと言っておきながら、セオリーを破った？</p>
<p class="icon2">そうそう。でも最終的に全シリーズになったら、セオリー通りになっていた。盛り上がりがないという点でいえば、『あらしのよるに』は全部が「起」だったのかもしれないですね。よく賞もらったよね、起だけで。</p>
<p class="icon1">天性のものですね。破ってみたいセオリーやこれからこんなものにチャレンジしたいというようなことはありますか？</p>
<p class="icon2">たくさんの絵描きさんは、そういう意味では自分の世界を破ってつくっていくわけです。今回の展覧会にもそういう意図があります。だから、まだ上手に描こうとしている自分がいるのを破らなくちゃならない。上手に描いちゃダメ。たまたま筆がそっちに行っちゃったよっていう絵を描きたいんです。ここに展示している作品でも比較的近いものもあるけど、上手に描こうとしているものもあるし、どれが本当にいいかわからないので、試行錯誤しながらアンケートでどれがよかったのかを聞いてみようと思って。 でも来場者に聞いたら、結構ばらばらで自分でもわからなくなっちゃって。</p>
<p class="icon1 fixH">そうやって、マーケティング調査しているんですね。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">子どもは表現が違っても感覚は大人と一緒</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">最後に僕から石戸さんに質問です。ずっと子どものイベントをしていて、子どもについて思うことってどんなことですか？</p>
<p class="icon1">なにかしてあげているという感じではなくて一緒に楽しんでやってきた感じです。子どもたちに刺激をもらっていますし、私たちが楽しんでないものは、子どもも楽しめないかなと思います。</p>
<p class="icon2">そうですよね。10歳や6歳の子どもだから、きっとこれのほうがおもしろいんじゃないかってつくると、嘘になる。</p>
<p class="icon1 fixH">それ、子ども好きじゃないですよね（笑）。</p>
<p class="icon2">ね。それは子どもだましです。こっちがおもしろいと思った話を、子どもにもわかるような言葉と字で書いています。年齢が半分でも体重が半分でも身長が半分でも、人間が半分じゃないんです。</p>
<p class="icon1">そうですね。表現の仕方は違えど、感じてることは一緒だったりむしろ鋭かったりする。</p>
<p class="icon2">僕は、子ども向けの教室を23年間やっている。子どももプライドがあったり、傷ついたり、そういうのを目の当たりにすると、子どもは大人と同じものを全部持っているんだと思いました。</p>
<p class="icon1">そうですよね。子ども同士の関係をみていると、それを感じます。大きな子が小さな子に接する接し方は風格があったり、大人の社会とまったく同じ人間関係が子どもたちの間にあって、その中でいろいろな感性を育んでいるんですね。</p>
<p class="icon2 fixH">おや、そろそろ時間なんですね。最後に質問はもうなくていいですか？</p>
<p class="icon3">今のお話に関して、やはり大人になると子どもとはどうしても感性のずれが出てくると思います。どうでしょう？</p>
<p class="icon2">子どもから大人になっていくので、子どもの部分は自分の中にある。一番プリミティブな部分があって、その上にいろいろとバウムクーヘンみたいについていくわけです。自分の内側をみればちゃんと子どももいるので、そこに目を向けていればいくらでも子どもの感性は戻せると思うんです。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13579 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura021.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura021.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura021-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura021-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/03/kimura021-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon1">よく話していることなのですが、子どもたちが紙とクレヨンで描くときの反応が、10歳ぐらいから変わってくる。個人差があるので一概には言えないですけど、10歳ぐらいから絵を描かない子が現れる。なぜかというと、その頃からから突然自分を客観視するようになるんです。そうすると周りの子にあなたは絵が上手だねと言われた子はずっと絵を描くし、そうじゃない子は描かなくなる。大人の常識や客観的な評価が入ってきた瞬間に、本当の心の中にあるものをそのまま素直には出せなくなる。でもお話をうかがっていると、きむら先生みたいに、第三者の目をクリエイティブに使っていくという方法もあるんだなと思いました。子どものほうがクリエイティブだという話はあると思うんですが、必ずしもそうではないのではないか、と思うこともある。自分の中にある子ども心を失わなければ、私は大人のほうが見聞きしたり体験してきたインプットが多い分、アウトプットの幅も広がると思います。そうありたいなと思いますね。</p>
<p class="icon2">大人になるにつれて、だんだん評価される対象になって、一生ずっと評価されていくわけですがある意味で大人って、その評価される対象に勝たないといけない。自分のやりたいことと、評価される対象であることのせめぎ合いで生きているわけです。自分がやりたいことはなるべく守って、大事にしていきたいです。たとえ趣味でもいいから続けることが大事だなと思います。</p>
<p class="icon1">先生はA、B、Cとランクを付けて仕事の優先順位を決めていたと話していましたが、やりたいことが職業につながったら幸せですが、例えそうならなかったとしてもまた別の方法があるということですかね。<br />
では、長丁場になりましたがお時間がきてしまいましたので、これにて本日のトークイベントを終わりにします。</p>
<p class="icon2">ありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第１話：少しのことばと絵で伝えられること</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/talkarchive02_01</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Wed, 01 Mar 2017 05:56:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[きむらゆういち試行錯誤作品展]]></category>
		<category><![CDATA[きむらゆういち]]></category>
		<category><![CDATA[えほん]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://canvas.ws/?post_type=magazine&#038;p=13479</guid>

					<description><![CDATA[&#160; 絵本ならだれでもつくれる &#160; 「少しのことばと絵で伝えられること」トークイベントをはじめたいと思います。私は、子ども向けのワークショップを展開するNPO法人CANVASの代表をしております、石戸で [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">絵本ならだれでもつくれる</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">「少しのことばと絵で伝えられること」トークイベントをはじめたいと思います。私は、子ども向けのワークショップを展開するNPO法人CANVASの代表をしております、石戸です。今日はきむらゆういち先生の聞き手としてこの場所に座らせて頂きます。<br />
きむら先生、よろしくお願いします。</p>
<p class="icon2 fixH">よろしくお願いします。</p>
<p class="icon1">きむら先生との出会いは、私たちが開催する「デジタルえほんアワード」の審査員をお願いしたところからです。その審査開場がここamuで、きむら先生のご自宅からも近いですし、ここいいな、といって amu としてははじめて展覧会を開催することになりました。</p>
<p class="icon2 fixH">展示にピッタリでした。</p>
<p class="icon1">ありがとうございます（笑）。おかげさまで、今はいろいろなところから声をかけてもらっています。はじめ、この作品展のために先生が40作品書き下ろしてくださるとおっしゃっていたのですが、なんと、87作品も描いてしまったんですよね</p>
<div class="post-img">
<div id="attachment_13481" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-13481" class="wp-image-13481 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu2.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu2.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu2-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu2-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu2-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-13481" class="wp-caption-text">きむらゆういち「試行錯誤」作品展の様子</p></div>
</div>
<p class="icon2">そうなんです。オープニングパーティーをやったら、200人以上来てこりゃいっぱい描かないといけないと思いました。書から陶芸まであります。</p>
<p class="icon1">書と陶芸は今回が初チャレンジですよね。オープニングパーティーでは、『かいけつゾロリ』の原ゆたか先生から「なんでこんな一銭にもならないことをきむら先生は一生懸命やってるんだ」という、ありがたいごあいさつも頂きました（笑）</p>
<p class="icon2">ただでさえ締め切りでめいっぱいなのに、締め切りのないことをどうやってこんなにできるの？　っていうね。</p>
<p class="icon1">私はきむら先生の絵本で育って、絵本作家と認識していたんですが先生はご自身のことを「ストーリー作家だ」とおっしゃっています。今日は「少しのことばと絵で伝えられること」ということで、「ストーリー」に焦点を当てて、ストーリーのつくり方、ストーリーを通じた絵本のつくり方についてお話ができると嬉しいなと思います。 先生は「絵本はだれでも描ける」とおっしゃっていますが、先生、本当にそうなんですか？</p>
<p class="icon2">絵本はだれでも描けるでしょう。だって、絵と文を書けばいい。売れるかどうかは別です（笑）。でもそれを別にすれば、だれでも描けますよね。</p>
<p class="icon1">先生は絵本を、身近なものだとおっしゃっていて、たしかに子どもができると、子どものために絵本を描いてみたいという気持ちが芽生えるお母さんの話は、よく聞きます。私はきむら先生の作品との最初の出会いは、工作の絵本だったんです。工作の絵本からデビューされて、なぜ絵本作家になったのか、その辺の話からうかがってもよろしいですか。</p>
<p class="icon2">はい。工作の絵本は、アイデアを1ページに1個出しますよね？　そうすると、全ページにそれぞれアイデアを出さないとダメです。何十個もアイデアを出して1冊なんです。でも絵本は1個のアイデアがあれば1冊です。</p>
<p class="icon1">たくさんのアイデアを出すのが面倒くさいから絵本にシフトしたということですか（笑）。もともと絵本作家になりたかったわけではないということでしょうか？</p>
<p class="icon2">ものをつくることがしたかった。だからものをいっぱいつくること、工作は今でもやっています。</p>
<p class="icon1">そうですよね。今回のイベントの受付に置いてある、アンケートを書いてくださいというロボットをつくったり、展示している絵画にもロープのしかけがあったりするんです。こういうのは工作をやられていたきむら先生ならではの作品だと思います。</p>
<div class="post-img">
<div id="attachment_13482" style="width: 810px" class="wp-caption aligncenter"><img loading="lazy" decoding="async" aria-describedby="caption-attachment-13482" class="wp-image-13482 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu3.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu3.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu3-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu3-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu3-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /><p id="caption-attachment-13482" class="wp-caption-text">ロープのしかけがある作品</p></div>
</div>
<p class="icon2">工作は、当たり前だと思っていたらなにも生まれないんです。たとえば、紙コップはなにかを飲むものですよね？こんなカタチをしているから、水は漏れないし。じゃあここに顔を書いたらどうだろう、とか。固定概念を壊すことでいろんなものが生まれるじゃないですか。</p>
<p class="icon1 fixH">たしかに、同じコップでも違う見方をしてみるということですね。</p>
<p class="icon2">あとは、たとえば鶴の折り紙を考えた人がいて、それを娘に教えるとします。次にその娘が、近所の子に教える。どんどん広がっていって、作者がいなくても伝わっていくものになっていく。工作は教えた人を飲み込んでしまうんです。 だけど、たとえば、ピカソの絵や絵本作家の田島征三さんの絵はその人の味と匂いで表現している世界です。憧れますよね。</p>
<p class="icon1 fixH">ああ、そういうことだったんですね。絵本に進んだきっかけは。</p>
<p class="icon2">うん。鶴の折り方を考えれば、もう自分がいなくてもいいわけだけど、その人でなければ絶対ダメという世界もいいじゃないですか</p>
<p class="icon1 fixH">自分の表現として、いつまでも残る。</p>
<p class="icon2 fixH">そうそう。工作との違いは、味と匂いがある。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">チャレンジする理由</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">もともと好きで工作をしているうちに、絵本の世界に憧れを持ちはじめ、絵本作家になったということですか。</p>
<p class="icon2">そうじゃないんです。飯を食うために、とりあえず手っ取り早く最初に『小学何年生』の付録のアイデアをやったんです。それをやっているうちに、夏休み工作図鑑の考案をしました。じゃあそれで本ができるんじゃないといって工作の本をつくり、徐々にストーリーのあるものになりました。だんだんとしかけのある絵本になっていったんです。なんといいますか、横すべり作家というか。</p>
<p class="icon1 fixH">横すべり作家。はじめて聞きました（笑）。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13484 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu7.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu7.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu7-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu7-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu7-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">横すべり作家のいいところは、つねにずっと収入があることです。だから僕は一度も売り込んだことも、賞に応募したこともない。ずっと仕事をしながらここまできたんですが、人間って最初についてしまった印象が大きいじゃないですか。工作をする人が、いきなり文学をやったという印象をもたれてしまいました。最初のイメージって強いですよね。芸能人で絵を描く人がいますが、芸能人の印象が強いと、その人の名前が邪魔になって、素直に絵をみれないことと同じだと思います。</p>
<p class="icon1">イメージを変えることがなかなかむずかしい。でも、今はもう工作をやられていた方だとご存知ない人たちも多いんじゃないですか？　知ってました？</p>
<p class="icon3 fixH">（会場挙手）</p>
<p class="icon1">やはりそんなに多くはないですね。絵本作家としてのイメージがついているんですね。</p>
<p class="icon2">あとね、『あかちゃんのあそびえほん』と『あらしのよるに』が同じ作者だと知らない人が多いです。</p>
<p class="icon1 fixH">雰囲気が全然違いますからね。</p>
<p class="icon2 fixH">はい。ですね。でも本当はなんでもやりたいんです。</p>
<p class="icon1">今回なんでもやりたいというのが表れていますよね。書や陶芸の展示はきむら先生のファンからすると「えっ」と思うかもしれないですが、まさにこの展覧会から「次のチャレンジ」をしたいと先生はおっしゃっていて、「次のチャレンジ」がここら辺に表れてるのかな、と思いました。 私がとにかくびっくりするのが、絵本の数もすごく多いですよね。500作くらいですか？</p>
<p class="icon2">『はんぎょどん』の絵本から小説からコミックの原作から保育園の壁面構成のつくり方、人形劇までなんでもやります（笑）。それで、全部で650作くらいです。</p>
<p class="icon1">それがすごいなと思います。その発想の源、どういうところからストーリーのアイデアは生み出されるんですか。</p>
<p class="icon2 fixH">断るのが下手なんですよ。だから頼まれるとやっちゃうんです。</p>
<p class="icon1 fixH">今回は頼まれなくてもやりましたけど（笑）。</p>
<p class="icon2">そう（笑）。頼まれることだけやってると前進しないじゃない？　つまり、今までの僕のイメージで頼むので、その枠からははみ出ない。だからこういうことをやらないと、次に進むことができない。</p>
<p class="icon1">普段、頼まれ仕事で忙しくなってしまうからこそ、自分からのチャレンジとしての展覧会をひらいたということですね。</p>
<p class="icon2">こんな絵を描くぞ、というのをやらないと枠を破れないかなと思いました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">オリジナリティは日常にある</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">私は先生がこれだけ多作な理由のひとつは、先生がおっしゃられている「日常生活の中にオリジナリティがある」ということなのかなと思います。日常生活というと一般的にはそこに特殊なものはないというイメージですが、もしかしたらそれが多作になる秘訣なんじゃないかなと思います。日常生活にオリジナリティがあるとはどういうことでしょうか？</p>
<p class="icon2">日本で年間、子どもの本は約3,000冊でているんです。毎日書店の児童書の棚に10冊来るわけです。そうすると、10冊返されちゃうんです。児童書って30年前の本もあるんです。新しい本の枠って2割くらいしかないです。それに日本だけじゃなく外国の本も並んでいる。ものすごい数のストーリーがあるわけですよね。だからこれからの作家さんは、そのどれとも似ていない、オリジナルを出さないと存在できないんです。</p>
<p class="icon1">そうですね。「過去のあれと似てる！」とか言われちゃいますからね。</p>
<p class="icon2">そう。「あれとそっくり！」と言われないために、そっくりじゃないものを毎回毎回つくり続けなきゃいけない。生活するために。どうやったら今までと違うものをつくって残れるかというと、今までの本をすべて読んで、違うものを考えるというのは無理ですよね。2015年もおよそ3,000冊出版されている。一昨年もそうです。30年前の本も売れている。その中で新しい本を全部読んで、海外の本も読んで、それらとは違う本を考えようとしたら嫌になっちゃうでしょ？（笑）</p>
<p class="icon1 fixH">そうですね。描く前に人生が終わっちゃいますね。</p>
<p class="icon2 fixH">僕、ほとんど絵本を読んでないんです（笑）。</p>
<p class="icon1 fixH">絵本を読んでいないというのが、衝撃でした（笑）。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13485 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu6.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu6.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu6-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu6-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu6-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">『ぐりとぐら』も読んでないし、『不思議の国のアリス』はディズニーの映画でみました（笑）。よい読者と、よい作家は違うんです。 どれだけ作家がいて、どれだけ絵本をつくっても、自分だけが自分の日常を体験しています。たとえば、だれかと一緒に旅行をします。雨が降ってきたら、「あ、やばい。雨だ」と思う人もいれば、「ああ、雨だ。ラッキー！」と思う人もいる。同じ経験をしていても、思い方が違います。それまで生きてきて、いろんなもので思い方が違うんです。だから自分だけの日常にスポットライトを当てれば、何千冊何万冊の本と違うアイデアが生まれる。</p>
<p class="icon1">なるほど。日常こそが本人だけの体験であるオリジナリティがある場所だということですね。</p>
<p class="icon2">そうです。そこに宝物が埋まっている。あとはおもしろいものさえみつければいいわけです。</p>
<p class="icon1">その一方で、最近インターネットが広がって、みなさんブログなどで自分の日記を書きます。それも個人の体験ではあるのですが、必ずしも面白いわけではない。だから、日常をただ伝えるだけでは、オリジナリティはあるかもしれないけれど、みなさんに愛される作品にはならないですよね。</p>
<p class="icon2">そこがプロとアマの違いだと思います。でもみんなに迎合しようとしておもしろくつくられたものを読みたいかというと、あんまり読みたくないですよね。だからといって自分の一番やりたいようにつくった本というのも、昔よく「私の詩集」なんていう本を、自費出版でつくったから読んでと言われましたが……なかなかね。でも、わざわざ予約してまで買って読みたい本もあるわけです。その違いはなにかということですよね。</p>
<p class="icon1 fixH">それを知りたいんです！</p>
<p class="icon2 fixH">はい（笑）。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">構成は第三者の視点で</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">まず本とは、自分の「作品」で自分の思いが入っています。これは主観です。でも裏をみると値段がついていて「商品」と呼ばれる。これは客観です。本は「作品」と「商品」が裏表なわけです。そこで編集者は、作家の思いを聞き、商品として成り立つようにしますが、作家もプロとなると読んだ人がおもしろくなるように、はじめから主観と客観を意識して書くわけです。</p>
<p class="icon1">主観で書いたら、一歩ひいて第三者の目でみるということを交互にやっている感じですか？</p>
<p class="icon2">読者ははじめてそのストーリーを読んでいるわけです。そうすると、こういう風に書きたいけれど読者の気持ちを考えたら、ここで「犯人だな」とわかるとつまらない。だから読者のことを考えて、犯人はすごくいい人に書いておけば後でどんでん返しが起こったときに……ということを計算できる。そうやって客観的にみながら書くのが、作家の客観だと思います</p>
<p class="icon1">自分の中に既に全部ストーリーがあるけれど、どういう順番にみせていけば第三者がおもしろくなるか考えるということですよね。</p>
<p class="icon2">そこが構成のプロの技っていうかね。で、構成1つでお話が全然変わっちゃいますから。おもしろくもできるし</p>
<p class="icon1">今の話は、構成、ストーリー転換の順番を、第三者的な視点を入れることによっておもしろくするというお話かなと思います。<br />
別の視点から、きむら先生の『ぼくだけのごちそう』をすごくおもしろいなと思いました。ストーリーはもちろん、最後の先生の「あとがき」が非常に勉強になったんです。まずどういうお話かというのをきむら先生に説明して頂いてもいいでしょうか？</p>
<p class="icon2">ごちそうを手に入れた主人公はみんなにとられたくないので、穴に埋めてしまいます。隠したけれど、待てよ、どこに埋めたかわからなくなってしまうという心配があって立て札をたてます。これでもう大丈夫だろうと安心する。でも立て札に「ごちそうこのした」と書いたら当然みんなにわかってしまうので、そうだ、「ごちそうこのした」の立て札をいっぱいつくればみんながわからないだろうと思って、いっぱいつくります。このくらいつくれば誰か来てもみつからないだろうと思ったら、どの「ごちそうこのした」が本物かわからなくなるんです。そこで全部掘らなきゃいけなくなって友達も来て手伝ってくれて、やっとみつかりました。そしたらみんなちょうどお腹が空いて、みんなでごちそうを食べて、おいしいものをみんなで食べるのは楽しいなといって終わるというお話でした。</p>
<p class="icon1">ストーリー自体はすごくシンプルですが、最後に先生の「あとがき」があって、 1 つのことに集中するとむしろみえなくなってしまうこともあるよね、下心でやったことが、結果として自分にとっていいことになる、評価が上がることがあるよねということを描きたかったんだと書かれていました。先ほどまでは作品を第三者的視点でみたときに、どうおもしろくするかという話だったんですが、この絵本はみんなが「あ〜！　それ、あるある！」と思うことを発見することですよね。みんなが持っている心の中の「あるある」を探し出してストーリーにするのが上手というきむら先生の側面も、「日常」の中にあるのかなと思いました。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13486 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu5.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu5.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu5-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu5-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu5-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">『オオカミのごちそう』という田島征三さんとつくった本があります。田島さんは今までだれも考えないようなことを絵本にしようと思ってきた。僕に「だれの心の中にでもあるものを絵本にするということを教わったよ、僕の尊敬する絵本作家だ」と言ってくれました。嬉しかったです。 だれの心にもあるものが、日常生活。中学生のときに、化学の実験でプリズムというものを使いました。光を当てていろんな角度からみると、景色が違ってみえる。こんな風に日常生活に光をあてて、角度を変えてみると実はすごくおもしろいストーリーが隠れているんです。</p>
<p class="icon1">しかもそれがおもしろいだけではなくて、普遍的ななにかがあるというところに、先生の絵本が1,000万部売れちゃう秘訣があるのかなと思います。みんながこれを読んだときに、ホッとできたり、そうだよねと共感できる。</p>
<p class="icon2">たとえばお笑いの「なんでだろう～なんでだろう～」のネタや綾小路きみまろさんの「昔なんとか今なんとか」というネタも、日常生活をうまく扱って、プリズムを当てて、すこし違う角度でみてみようということですよね。人はそこに共感を覚えて笑うんです。だから日常生活には人の心を揺さぶるのがいっぱい入っているのかなと思います。 みなさん自分の日常は自分だけのものを持っている。実はみんな金鉱を持っていて、掘っていないだけです。そこにおもしろいネタがあるんじゃないかと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="rep">本は読者とつくる生き物</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon1">それから、先生の絵本はすごくメッセージ性があるように思えますが、先生はメッセージ絵本が嫌いだとおっしゃっていましたよね。</p>
<p class="icon2">たとえば「地雷をなくそう」というメッセージ絵本を友達からもらうと、読まなくてもわかっちゃうじゃんと思って読む意欲がなくなってしまう。「森を守ろう」という本をつくらなくても、メッセージにすれば、本をつくる為に木を切らなくて済む。メッセージをいうためにわざわざ絵本をつくる必要はないと思います。</p>
<p class="icon1">先生は「少しのことばで伝えられること」という、直接的なメッセージではなく、少ない言葉で感じさせるということにチャレンジされているわけですよね。</p>
<p class="icon2">そうですね。絵本だけでなく本はある意味で生き物です。人と一緒で、会う度に違う。たとえば『あらしのよるに』を5歳のときに読んだら、ヤギとオオカミの話だとふつうは思います。でも大人になってみると、これは男女の話かなと思う。人によっては同性愛かなと思う。天敵同士だしもしかして国と国の違いかなと思う。いろんな取り方ができて、その度に得るものがあるのがいい絵本だと思います。1つのメッセージだけだったら終わりじゃないですか。<br />
それに絵本には半分しか描かれていないんです。半分は読み手がつくっている。つまり文字と文字の間を読み手が補完しているんです。だから本は古くならない。20年前の本は半分を20年前の人がつくっているけれど、20年後の人が半分をつくってもいる。つねに新しいものが半分入っているわけだからずっと続いているのかなと思います。</p>
<p class="icon1">なるほど。きむら先生は絵も文章も書くときがあれば、文章だけや絵だけのときもありますよね。それでいうと、絵で伝えようとしていることと文章で伝えようとしていることをどういう風に分けているんでしょうか？</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-13487 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu4.jpg" alt="" width="800" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu4.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu4-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu4-310x226.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2017/02/amu4-480x350.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon2">僕は大学が絵画科だったので絵をずっと描きたいと思っていた。でもなかなか絵を描ける絵本作家になるのが難しくて、今回の展覧会が第一歩で、これからもやろうかなと思っています。<br />
僕はまずストーリーやしかけで売れてしまったんです。本当は田島征三さんやあべ弘士さんのような自由な絵を描きたかったんですが、ああいった絵でしかけ絵本はなかなかできない。しかけは、計算してつくるので、本当は思いのまま、筆がそっちにいっちゃったからこうなっちゃったくらいの絵が描きたかったんですが、それがむずかしい。で、どうやったらそういう絵本が出せるかなと思っていました。そのうち、忙しいし田島さんに頼めば早いや、あべさんに頼めば早いやって思うんですが……。</p>
<p class="icon1 fixH">自分が描かなくても（笑）。</p>
<p class="icon2">そう。頼むのも楽しいですよ。どんなものができてくるのか、想像以上のものもあれば、ちょっと違ったかなということもあります。あんまり大きい声じゃ言えないけども（笑）。そういうコラボの楽しさでずっとやってきました。でもこれからは、自分でも描きたいなというのもあって今回の展覧会をひらきました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第2話：食×テーマ＝ワクワク</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_02</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 06 Oct 2016 06:51:19 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[活動当初、ランチ会と言って友人や知り合いを10人ぐらい呼んでランチを食べてもらう会を行なっていたんですが、それは、この人とこの人が知り合ったら面白いんじゃないか、と人を選んで勝手に呼ぶという会でした。ゲストに合わせて、毎 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="icon2">活動当初、ランチ会と言って友人や知り合いを10人ぐらい呼んでランチを食べてもらう会を行なっていたんですが、それは、この人とこの人が知り合ったら面白いんじゃないか、と人を選んで勝手に呼ぶという会でした。ゲストに合わせて、毎回テーマを変えて開催しました。どんな料理をどうやって食べさせたら楽しいかなぁと考えるのが楽しかった。それがGomaの原点かも！？</p>
<p class="icon3">暇だったので自分たちから発信していこうと思って始めたランチ会でした。料理のテーマはだいたい一番最初に決めました。例えば「大人のためのお子様ランチ」などです。「食材ＶＳの会」というのもやりまして、2つずつ料理を出すんです。例えば、アメリカンチェリーと日本のさくらんぼで全く違うものを作ってみるとか、同じ野菜を蒸したり、炒めたり、焼いたり調理方法を変えてみたりとか。</p>
<p class="icon2">食材の違いや、調理の仕方で食べた時の食感が変わるのを楽しんでもらっていました。</p>
<p class="icon1 fixH">食を通じて違う視点を持ってもらえそうですね。</p>
<p class="icon2 fixH">いろいろなものを五感で感じてほしくて。</p>
<p class="icon3">一年弱ぐらい月に1回程開催していて、いろんな意味で勉強になりました。毎回テーマをつけて食というものを考えると、すごく面白く、それが今につながっていると思います。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/31.png" alt="" width="800" height="293" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">そこから、ケータリングやイベントに出てくれないかと言われるようになりました。イベントもケータリングもテーマがありますよね。そのテーマに合わせたものを作ってきました。その中で、自分達らしさが段々と固まってきたかなと感じます。</p>
<p class="icon1">Gomaさんは、ケータリングといってもパーティーをプロデュースしているようなイメージで、本当に楽しいんですよ。食べる前からワクワク出来る。食が専門でないからこそ、もっと本質的なところ、「食ってなんなんだろう」というところから考えていらっしゃるのかなと感じます。空間も、置いてある物も、すべてを使って楽しませる！ということを感じます。</p>
<p class="icon3">ありがとうございます。かっこよく言っていただき、うれしいです！食を通して感じることを共有したいから、食をテーマに活動していると思っています。</p>
<p class="icon2">会話が生まれる、食べて人に言いたくなる演出を意識しています。そばにいる人に言いたくなるような味、食べ方、盛り付けなど、何かしらのサプライズが起きるようにしかけをしたい気持ちは、毎回持っています。</p>
<p class="icon1 fixH">人と人との関係までも構築するツールになっているのがすごいです。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/4.png" alt="" width="800" height="669" /></p>
</div>
<p class="icon3">食は日常にあるものですよね。毎日ご飯を食べているし、生きていくことと密接だから、当たり前のものとしてあると思うのです。だからこそ、ときどきちょっと違う視点で食を見てみると、いつも隣にある食がこんなに新しく、特別なものになるんだ、という感覚を味わえるといいなぁと思っています。</p>
<p class="icon1">確かに考えてみれば、一日24時間の中で、3食とっているわけですから、かなりの時間を食に使っているわけですよね。ちょっとした工夫で3食が楽しくなるのであれば、1日の生活がもっと豊かになるかもしれないですね。</p>
<p class="icon3">そうですね。Gomaの場合は、毎日特別な物を食べているわけではないんですが、食をイベントにできると思っています。イベントといっても、大きなものではなく、餃子パーティーをしようとかそういうものです。餃子パーティーをするとしても、ただの餃子パーティーではなく、皮から作ってみよう！とか、3色縛りにして緑と赤と白だけの餃子パーティーをしようとか。テーマを作るだけで、いつもより面白くなるんです。普通の人が、普通の暮らしの中でイベントを作れる。それが食にはあると思うんです。</p>
<p class="icon1">「創作料理」ユニットじゃなく、「料理創作」ユニットですものね。料理創作ユニットっていうところが、Gomaさんを表現しているなって思います。</p>
<p class="icon3">ありがとうございます、うれしいです。英語にすると“FoodandCreationUnit”。でも、未だによく創作料理って間違われます。（笑）</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第3話：見て美味しい、食べて美味しい</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_03</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Tue, 11 Oct 2016 06:56:00 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[最近は絵本も出しています。“へんてこパンやさん”という絵本も食べ物をテーマにしています。アラキが、絵とお話を作っています。絵本の出てくる食べ物を、実際に作って、実写で載せています。最後にはレシピもつけています。 食べ物が [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="icon3">最近は絵本も出しています。“へんてこパンやさん”という絵本も食べ物をテーマにしています。アラキが、絵とお話を作っています。絵本の出てくる食べ物を、実際に作って、実写で載せています。最後にはレシピもつけています。</p>
<p class="icon2">食べ物が絵ではなく実写であること、最後にレシピを載せるというのがGomaならではの絵本かも！？と思っています。</p>
<p class="icon3">今までにない試みで始めた表現方法なので、とても楽しく製作させてもらっています。</p>
<div class="post-img">
<p><a href="http://amzn.to/2ddyhY1=" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/5_6.png" alt="" width="800" height="397" /></a></p>
</div>
<p class="icon2">たまに広告系のお仕事もさせていただいているのですが、ちょっと面白い物を作ってくれるという期待感があるらしく、カラフルでポップなイメージを求められます。</p>
<p class="icon3">これは数年前に製作させていただいたルミネのポスターです。この時は季節に合わせてスイーツでビジュアルを表現しました。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/7_8.png" alt="" width="800" height="587" /></p>
</div>
<p class="icon2">見てのとおり、Gomaの作品は少しゆるめの味わいが特徴なので、お仕事を頂いた時に、初めに「パティシエが作るようなきれいな美しいものは作れません」と伝えています（笑）。</p>
<p class="icon1 fixH">手作り感があって、温かみがあるのがいいですよね。</p>
<p class="icon2">そう言ってくれる方じゃないとお仕事は一緒にできないんです。</p>
<p class="icon3">声をかけていただいている時点で、分かって頂いていると思いつつ、一応念押しはしておくという…（笑）。</p>
<p class="icon1 fixH">そこがね、特徴であり一番大事なところですもんね。</p>
<p class="icon3">えらそうに言えることではないかもなのですが、料理の勉強をしていないというところがむしろプラスになることも少なくはないですね。前にプロのパティシエの方と商品開発でご一緒させていただいた時に、メニューの案を提案したら、「これはパティシエには考えられないので、いいです。そのままでいてください」と言って頂いて。</p>
<p class="icon1">プロの視点というよりも、食べる側の視点で提案できるというのは、すごい魅力だなと感じます。</p>
<p class="icon3">それは確かにそうですね。自分達が美味しい、食べたい、楽しいって思わなかったら作れないです。これはよくGomaの笑い話でお話しするんですけど、ケータリングパーティーなどで料理を食べてもらうと「意外に美味しい」と言われていました（笑）。見た目が、ちょっと不思議な色や形だったりするものに関してですが、食べると「普通に美味しいんだ」と言われますね。うれしいような複雑な気持ちなような（笑）。</p>
<p class="icon1 fixH">見て美味しい、食べて美味しい！</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/9.png" alt="" width="800" height="653" /></p>
</div>
<p class="icon2">よくＣＭなどで、中が発泡スチロールでできていたり、食べられないおみそ汁に湯気を出していたりすることありますよね。技術がないこともあるけど、あれはGomaにはできません。最終的に食べられるものを作ります。</p>
<p class="icon1 fixH">結果として美味しく食べられる。</p>
<p class="icon2">「美味しく食べられる」ことより、ビジュアルでお仕事をお願いされることが多い気はしていますが、最後は私達のものは食べられるんですよって。</p>
<p class="icon3">色ものっぽく見えるものでもやっぱり美味しい物を作りたい。もともと食いしん坊ですから（笑）。Gomaの本を読んだ方からも「意外に美味しいですよね」と言われますが、実際作ってもらっておいしいように作っているつもりです！（笑）</p>
<p class="icon1 fixH">今度食べてみます。見たことしかないので。</p>
<p class="icon2">「そう、本を見て満足しちゃうみたいなんです。ビジュアルブックのように見て、皆さん満足されるみたいなんですが、本当は美味しいんですよ。</p>
<p class="icon1 fixH">見ていて楽しいので、私もイラスト集的に持っていて。</p>
<p class="icon2">雑誌などでとくに多いのですが、依頼される時に、すごく簡単にできることをお願いしますとも言われます。ビジュアル製作などではちがいますが、実用に関するものは比較的かんたんに「誰でも出来る」ものを作るというところも、Gomaは多いですね〜。そういった時は材料もスーパーや100均で買えるものを使うことを意識しています。</p>
<p class="icon3">このクッキーも、ちょっとしたワザでかわいく作れるんですよ。よくGomaで使うワザですが、クッキーの生地を焼く前に卵黄を水で溶いたものを塗って模様を描いているだけなんです。焼く前は黄色だった卵黄液が、焼くと茶色く浮き出てきて模様がきれいに出るんです。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/10.png" alt="" width="800" height="600" /></p>
</div>
<p class="icon1 fixH">これこそ家で子どもと作ったら、すごく喜びますよね。</p>
<p class="icon3">そうです。生地は普通に買ってくればいいので、アイシングクッキーとかよりも簡単にオリジナルクッキーが作れますよ！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第4話：クリエイティビティの爆発</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_04</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 13 Oct 2016 04:43:58 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[みっけシリーズで機関車トーマスのトーマスを探せっていう本を作った時のものです。よく見るとトーマスがいます。Gomaの作ったジオラマの中では、一番大きいです。 みっけ本は実写が多いですもんね。 そうですね。 食でやったって [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/tomas.jpg" alt="" width="800" height="359" /></p>
</div>
<p class="icon2">みっけシリーズで機関車トーマスのトーマスを探せっていう本を作った時のものです。よく見るとトーマスがいます。Gomaの作ったジオラマの中では、一番大きいです。</p>
<p class="icon1 fixH">みっけ本は実写が多いですもんね。</p>
<p class="icon3 fixH">そうですね。</p>
<p class="icon1 fixH">食でやったっていうのが面白いですね。</p>
<p class="icon2">これは全部食べ物で作っていて、その中にトーマス達が隠れています。</p>
<p class="icon1 fixH">トーマスの大きさは一番小さいものですか？</p>
<p class="icon2 fixH">ガチャガチャに入っているサイズです。</p>
<p class="icon1 fixH">それをイメージすると大きさが分かりますね。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/mickey.jpg" alt="" width="800" height="514" /></p>
</div>
<p class="icon3">これは、ディズニーの公式の仕事でミッキーをスイーツで作りました。直接的にはルートート（ROOTOTE）というバックを作っているメーカーからの依頼で、ディズニーとアーティストのコラボ企画として作りました。普段ディズニーの仕事というといろいろと厳しいらしいのですが、この時はわりと自由に創作をしてもよいという企画で…自分たちになじみのあるキャラクターの作品が作れるということはとても楽しかったですね。</p>
<p class="icon1 fixH">これも手作り感があっていいですね。</p>
<p class="icon3 fixH">ケーキも実写で、絵とも組み合わせています。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/miffy.jpg" alt="" width="800" height="658" /></p>
</div>
<p class="icon3">これはミッフィーです。ディック・ブルーナさんの大ファンなんですけど、幸運なことに何回か作品を作らせて頂いています。50周年の時にはコラボ商品を作らせて頂き、幸せでした。</p>
<p class="icon1 fixH">色合いもGomaさんと合っていますよね。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/nobe.jpg" alt="" width="800" height="558" /></p>
</div>
<p class="icon3">これは、アパレルブランドの展示会用のノベルティクッキーです。ブローチ形になっています。</p>
<p class="icon1">これいいですよね。パーティー中はバッチとして付けておいて、最後食べると言うことですよね。</p>
<p class="icon2 fixH">そうなんです。</p>
<p class="icon3">やはりテーマが大事です。テーマによって、食べ物をどんな形にするかを考えることはランチ会の時からずっと続いています。</p>
<p class="icon1 fixH">今もアイデアを作る時は、二人でランチしながら考えるのですか？</p>
<p class="icon2">ランチはしないですけど。（笑）でも、よくお茶の時間をとります。二人でずっと仕事をしているので、お しゃべりとか、お互いにパソコンとか違うものに向かいながらもお話したり、おやつ食べたり。かなり自由な職場です（笑）。</p>
<p class="icon3 fixH">そうですね。</p>
<p class="icon1">憧れの職場ですね。日々の女子のおしゃべりが仕事になっていくみたいな。</p>
<p class="icon3 fixH">楽しい職場ですよ（笑）。</p>
<p class="icon2">お仕事いただいて、やれそうなことなら「なんでもやろう」という話にはなっています。</p>
<p class="icon1 fixH">いいですね。その「やれそうなことなら」というのがいいですね。</p>
<p class="icon2">ぼんやりしているのですが、楽しそうだなとか、やってみたいなと思うことだったら、いままでやった事がないことでも、お受けするんです。だから今までの仕事を振り返ると、やってきたことがバラバラなんです。</p>
<p class="icon3">初めから仕事として決めていなかったし、道も見えていなかったので、こういう物を作ってくれないかな？と言われるのが、私達に対するテーマみたいなものなんです。それに対して、イメージを膨らませている感じです。</p>
<p class="icon1">テーマを与えられることによって、クリエイティビィティが爆発していく感じですかね。</p>
<p class="icon2">そうですね。確かに慣れていることもあるのですが、一つ一つの仕事に対し、毎回違うことをやっています。</p>
<p class="icon1">それが楽しそうですね。ルーティンになっていないから、毎回楽しめるし、楽しんでいる姿が作品に現れている感じもあります。</p>
<p class="icon2 fixH">ドキドキもします。</p>
<p class="icon1 fixH">どうなるか分からないっていう？</p>
<p class="icon3 fixH">毎回新しい挑戦をするような気持ちです。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第5話：雑貨のストーリー</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_05</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 20 Oct 2016 08:31:02 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://canvas.ws/?post_type=magazine&#038;p=12096</guid>

					<description><![CDATA[ここから先は雑貨の紹介です。今日は子ども系の雑貨の写真を持ってきました。2010年頃に出版させて頂いた「Gomaのゆかいな子ども雑貨」という本は、赤ちゃん向けの雑貨から、通園通学グッズまで、作り方が分かる本になっています [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p>ここから先は雑貨の紹介です。今日は子ども系の雑貨の写真を持ってきました。2010年頃に出版させて頂いた「Gomaのゆかいな子ども雑貨」という本は、赤ちゃん向けの雑貨から、通園通学グッズまで、作り方が分かる本になっています。</p>
<div class="post-img">
<p><a href="http://amzn.to/2dvUYIe" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/151.png" alt="" width="800" height="450" /></a></p>
</div>
<p class="icon2">私は今９才の子どもがいて、子どもを持った時に「こんなのあったらいいのに」というものを形にしていきました。</p>
<p class="icon3">まずアラキが子どもに自分で手作りで作ったものがこの本の源になっています。</p>
<p class="icon1 fixH">お子さんはこれを使って幼稚園に通ったんですか？</p>
<p class="icon2 fixH">そうです。</p>
<p class="icon1">これを持っていたら、他の子どもが羨ましがりそうですね。ティッシュケースとかもかわいい。</p>
<p class="icon2">ありがとうございます。コンセプトは、子どもの友だちを作ってあげることだったんです。レッスンバッグも上履き入れも、子どもの友だちになれるといいなと思って、顔をつけました。今までずっと一緒にいたのに、初めて別の場所に送り出す時に、大丈夫かな？と心配に思いますよね。だから、子どもが自分が作った友だちを一緒に持っていってくれれば、と思いました。</p>
<p class="icon1 fixH">大丈夫だよ、友達いるよ、と。</p>
<p class="icon2 fixH">そうなんです。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/161.png" alt="" width="800" height="537" /></p>
</div>
<p class="icon3 fixH">これはモンスターエプロンという作品です。</p>
<p class="icon2">口の部分がポッケになっています。食べこぼしが凄かったんですが、売っている食べこぼし用のプラスチックの前掛けがすごく嫌で。</p>
<p class="icon1 fixH">分かります、私も使いませんでした。</p>
<p class="icon2">汚れても直ぐに拭けるから、プラスチックで出来ているというのは分かるのですが、ゴワゴワしているので、子どもが付けていて明らかに不快そうなんです。だから、普段から付けてられて、子どもが食べこぼした物を怪獣が食べてくれるからどんどん食べこぼしちゃえ！といった気持ちで作りました。</p>
<p class="icon2 fixH">ポッケの中が凄い食べこぼしだらけで。</p>
<p class="icon1">こういうことが、子どもにとってみると、食べることって楽しいとか、食に興味を持つ第一歩になるのかもしれないですよね。</p>
<p class="icon3 fixH">そうですね～。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/171.png" alt="" width="800" height="556" /></p>
</div>
<p class="icon3">これは雑誌の企画用に作ったもので、野菜柄のロンパースを作りました。</p>
<p class="icon1">蕪を選んだのが面白いですよね。あんまりメジャーでないといいますか。トマトとかの方が王道な気がするのですが、なぜ蕪なんですか？</p>
<p class="icon2">野菜柄にしようというのが初めにあって、なんとなく。こちらのＴシャツは、ライオンがいて、ライオンみたいに強くなれるように、みんな食べよう！どんどん食べよう！というイメージのＴシャツです。</p>
<p class="icon1 fixH">雑貨にも衣類にもストーリーがあるわけですね。</p>
<div class="post-img">
<p><a href="https://www.amazon.co.jp/%E3%83%99%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%80POP-%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%83%BC-ONION-%EF%BC%88%E7%8E%89%E3%81%AD%E3%81%8E%EF%BC%89-col-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%80%80%E3%81%93%E3%82%8C%E3%81%AF%E4%BE%BF%E5%88%A9%E2%98%86%E3%80%80%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%82%BA%EF%BC%9A540mm/dp/B00VQ1LDI0/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&amp;qid=1476926889&amp;sr=8-1&amp;keywords=%E3%83%99%E3%82%B8%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%80Goma&amp;linkCode=ll1&amp;tag=digitalehon-22&amp;linkId=3d84274e405c7b86fd17b10901621122" target="_blank"><img loading="lazy" decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/1819.png" alt="" width="800" height="399" /></a></p>
</div>
<p class="icon3">これは子ども向けではないですが、いままで作ったものの中で一番世の中に流通しているものかも。ベジネットという野菜をいれる袋です。にんにくや玉ねぎ、じゃがいもなどが入れられる保存用のネットです。</p>
<p class="icon2">レース会社とコラボして何か作ってくださいという依頼だったんです。</p>
<p class="icon2">お仕事いただいて、やれそうなことなら「なんでもやろう」という話にはなっています。</p>
<p class="icon3">「おいしいキッチン」という福井県発信のキッチンプロジェクトで、福井の地元の会社さんとデザイナーが一緒にキッチングッズをつくるという企画に参加させてもらいました。</p>
<p class="icon2">私達はレース会社とのコラボでした。レースと聞くと、北欧っぽい、きれいなイメージがありますよね。だから、視察で会社さんを訪れるまで私たちもそんなイメージがあった。でも実際に工場に行ってお話しを伺ってみたら、そこは工業用のレースの会社でした。</p>
<p class="icon3">カーテンやタクシーの座席のカバーなどを思い出してもらうとわかりやすいかな。</p>
<p class="icon2">統括のプロデューサーさんがいらっしゃって、初めはテーブルクロスなどの提案があったんですが、テーブルクロスは違うと思って。</p>
<p class="icon3">Gomaのイメージと違うかな、と。</p>
<p class="icon2">どんなものがいいかな、と考えていて、ふと田舎で玉ねぎを吊るしておく風景が頭に浮かんだんです。吊るしておくと、風通りもよくなり、玉ねぎが長持ちする。根菜は、まとめて下の方に置いとくことが多いけれど、目に見えるところに、風に風通しよく吊るしてあったらいいのではないかって。</p>
<p class="icon3">キッチンに吊るしておくと、可愛くて、しかも保存が効くというのは、二、三度おいしい感じだなぁと。</p>
<p class="icon1">確かに根菜類は、場所を取るし、それだけ置いておくときれいでないから、ちょっと奥に追いやりがちですけれど、それをむしろ表に飾って置けるっていうのは、面白い発想ですね。</p>
<p class="icon3">じゃがいもと玉ねぎとにんにく、しょうがなどに加えてりんご用も作りました。</p>
<p class="icon1">それだけ流通されているということは、ニーズがあったということですよね。</p>
<p class="icon3 fixH">狭い日本のお家でも吊るしておけばいいので。</p>
<p class="icon2 fixH">Gomaはコレにスーパーの袋を入れていますけど（笑）。</p>
<p class="icon1 fixH">自ら違う使い方を。</p>
<p class="icon2 fixH">上から入れて下から取れるから便利なんです！</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第８話：Goma小屋</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_08</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 31 Oct 2016 11:11:48 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[これは、2014年に、東北芸術工科大学が行なった山形ビエンナーレに参加した時の写真です。文翔館（旧県庁舎及び県会議事堂）という重要文化財に指定されている古い建物があるのですが、その中庭にGoma小屋というのを建てました。 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/311.png" alt="" width="800" /></p>
</div>
<p class="icon3">これは、2014年に、東北芸術工科大学が行なった山形ビエンナーレに参加した時の写真です。文翔館（旧県庁舎及び県会議事堂）という重要文化財に指定されている古い建物があるのですが、その中庭にGoma小屋というのを建てました。</p>
<p class="icon1 fixH">建てたんですか？</p>
<p class="icon2">建てた、建てた。小屋のデザインから全部やりました。上の木の部分がザルのイメージです。</p>
<p class="icon3">テーマを保存食にしました。一年ぐらい前から、20人くらいの市民の方と一緒に山形の伝統食や保存食について研究したり考えたりするラボを開催して。そこで考えたことをヒントにしてこの小屋が生まれました。「干す」「漬ける」「もち」をテーマに装飾やしかけをたくさん作りました。天井からは干し野菜が吊るされているんです。東北の農家の軒先でよく野菜がたくさん吊るされている風景からヒントを得たのですが、ここではGomaっぽくポップな干し野菜にしました。</p>
<p class="icon1 fixH">色合いがポップですね。</p>
<p class="icon3">そうですね。かわいくしました。ラボのみなさんと一緒に、山形の果物で果実酢も作り、それも小屋内に展示しました。最初は小屋ではなくカフェを作る目的もあったのですが、企画が進むにつれ重要文化財の中庭なので火を使うカフェは難しいことが判明したんです。で、途中で方向転換をして、インスタレーション的に小屋を作って、カフェではないけど、みんなの寄り合い場所をつくり、そこでどんなアクションが起きるかを見たいなと思いました。</p>
<p class="icon2">囲炉裏を作りたくて、樽を真っ二つに切って、ホットプレートを組み込んで貰いました。勝手なイメージですが、東北の人が、雪深い中で、囲炉裏を囲んで集まってお喋りをしているイメージがあって、それを再現したかったんです。火を使ってはいけない施設なんで、ホットプレートを使って、そこでお団子を焼くことにしました。その場で知らない人同士が、丸くなって団子を焼くんです。団子を焼いてその場で食べるというインスタレーションです。</p>
<p class="icon1 fixH">必ず人との交流が入ってくるんですね。</p>
<p class="icon3">アーティストというよりはいつものGomaらしい視点で、身近なものを作りたいと思って。Gomaができることは、食を中心にコミュニケーションをつくることだと考えたんです。体験できる、ということも大事にしました。展示では、干し野菜の隣にロープをぶら下げ、人がつかまれるような場所なんかも作ったりしました。大人もこどもも、干し野菜の気分になれるように（笑）。</p>
<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/10/32.png" alt="" width="800" /></p>
</div>
<p class="icon1 fixH">かわいい。</p>
<p class="icon3 fixH">干されちゃうんです。</p>
<p class="icon2">山形で私が感動したものの１つがおもちでした。おもちがすごく美味しいんです。東京で食べるおもちは焼きもちですが、山形で食べたおもちは、ふわふわのトロトロなんです。</p>
<p class="icon3 fixH">お米が美味しいので。</p>
<p class="icon2">だからおもちもテーマに入れたいと思って、お団子ともち部屋を作りました。小屋の中に小さな密室を作って、そこをビーズクッションで埋めたんです。そこに入ると、クッションの中に埋もれていくんです。もちに包まれて、みんなおもちになってるよ！って言いながらみんな埋もれていきました。</p>
<p class="icon3">背面にはおもちの名前が書いてあるんです。納豆もち、いそべもちとか、ずんだもち。</p>
<p class="icon2">こどもたちには遊び場所のように思えたみたいで、ずっとこの小屋にいましたね（笑）。</p>
<p class="icon3">普通のアートビエンナーレと違って、暮らしを前面に出したテーマで開催したイベントでした。無料だったので、公園感覚で毎日遊びに来る子もいました。アートのイベントというよりも、市民の方との距離が近いイベントでしたね。</p>
<p class="icon1 fixH">常設で置かせてくれたら面白いのに。</p>
<p class="icon3">小屋は解体されたらしいです。でも、果実酢は、ラボメンバーの皆さんがその後再び集って飲んだらしいです。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第９話：大切な人への贈り物</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotoshoku01_09</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 04 Nov 2016 10:00:52 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[料理創作]]></category>
		<category><![CDATA[Goma]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[食]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[先程パンを作るワークショップのお話がありましたが、ワークショップでいうと他にはどういうことをなさっているのですか？ そうですね。食のワークショップと工作系ワークショップと手芸系ワークショップがあります。他はデコレーション [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<p class="icon1">先程パンを作るワークショップのお話がありましたが、ワークショップでいうと他にはどういうことをなさっているのですか？</p>
<p class="icon3">そうですね。食のワークショップと工作系ワークショップと手芸系ワークショップがあります。他はデコレーション系のワークショップもありますね。</p>
<p class="icon2">大きな土台を置いて、それにどんどんデコレーションを加えていってもらうインスタレーションのようなワークショップです。ワークショップは、いつも頼まれるテーマが違うので、その都度、主催者さんとお話をして、こどもの年齢と場にあったものを考えるようにしています。 例えば絵本の形のクッキーを渡して、自分の思う１ページを作りましょうというワークショップもやりました。クッ キーは本が開いた形のものをGomaで焼いて、渡して、チョコのデコペンとカラーシュガーやナッツなどの素材で、その上に絵を描くんです。紙も一緒に渡して、そこにストーリーを書いてもらいます。絵は１場面なのでいきなりストーリーが始まるんですが、こどもの中では、いろいろなイメージがつながっているんです。</p>
<p class="icon1 fixH">食べられる絵本は魅力的ですね。</p>
<p class="icon2">そうですね。最後は持って帰ってもらいました。家族で食べたら楽しいですね。</p>
<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/11/33.png" alt="" width="800" /></p>
</div>
<p class="icon3">この写真は男子の作品ですね。内容が激しく、クッキーだけ見ていると、どんな話なのか全然分かりませんが、こどもはちゃんと頭の中で、このシーンだって想像しながら書いているので、こうきたか！というお話が待っています。「何かの芽が生えてきました。その芽が木になると、鎧の木といって人の目を抜く恐ろしい木になってしまう。」と書いてありますね。</p>
<p class="icon2">紙に書いてもいいのですが、食べ物に書くのが面白いんです。ちょっと食べながら描いている子もいます。ある子は、口元にカラーシュガーですごい色になっていて。</p>
<p class="icon3 fixH">真っ赤とかね。</p>
<p class="icon1 fixH">本人は気づいてないんですよね？</p>
<p class="icon2 fixH">本人は、ただただ食べています（笑）。</p>
<p class="icon1">私達も、全部食べられる街をつくろう！といって、食パンをベースにしながら、いろいろなものでデコレーションしていくっていうワークショップを開催したのですが、こどもたちはもったいなくて食べたくないみたいですね。この絵本もそういう反応ないですか？</p>
<p class="icon2">これはどうするの？って聞くと、帰って家族にあげると答える子が多いですね。みんな誰かにあげたいという気持ちで作っているみたいです。お母さんにあげたいとか、お姉ちゃんにあげたいとか。すごく怖い顔の絵を書いている子がいたんです。目とか吊り上がって、口もすごく怖い。聞いてみたら、お姉ちゃんの似顔絵だという（笑）。そしてお姉ちゃんにあげるって言うんですね。</p>
<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/11/34.png" alt="" width="800" /></p>
</div>
<p class="icon1 fixH">お姉ちゃん、なんていうんですかね？</p>
<p class="icon2 fixH">わからないですけど、明らかに、すごい吊った目の怖い顔でした。</p>
<p class="icon3 fixH">それぞれの世界感があるんだなって、いつも思います。</p>
<div class="post-img">
<p><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/11/35.png" alt="" width="800" /></p>
</div>
<p class="icon2">チョコレートで何かを作るワークショップをよくやっているのですが、最後にラッピングしてもらうんですね。そうすると、みんな贈り物という気持ちがすごく強くなって、「これは誰々にあげる」と喜んでくれます。</p>
<p class="icon1">それはいい工夫ですね。相手が見えるほうが、心が込められますし。かといって「誰々のために作りましょう！」と言うのではなく、ラッピングという行ためだけで相手をイメージさせるというのは面白いですね。</p>
<p class="icon2">こどもたちは最初の方から誰にあげるのか想像しながら作るみたいですよ。最初のとっかかりで「今日はこういうことをやりますよ」と始めても、パッと想像して取りかかれない子もいるんです。そういう子に向けて、発想を導いてあげることが必要なんですが、そういう時に「誰にあげようかな」と想像してみると、それがテーマになって、あげたい人の好きなものは何かとか考えられるようになります。</p>
<p class="icon1 fixH">キッカケになるんですね。</p>
<p class="icon2 fixH">そういうこともありますね。</p>
<div class="post-img">
<p><a href="http://amzn.to/2dvVENN" target="_blank"><img decoding="async" class=" wp-image-11677 size-full aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/11/36.png" alt="" width="800" /></a></p>
</div>
<p class="icon1">Gomaさんが、パリで行っていたワークショップもとてもいいなと思いました。こどもたちに、創作料理の絵を描いてもらって、それをGomaさんたちが本当に料理して形にしてあげていらっしゃって。こどもたちが自由に描いたものを全部形にできるってすごい！と感激したのが、そのパリのワークショップでした。</p>
<p class="icon2">「ゴマと子どもとキュイジーヌ」の中のことかな？あれはGomaとこどもとコラボレーションするというテーマでやりました。こどもの自由な発想、こどもが描く絵って、かなわないなと思うぐらい素敵なんですよ。この絵をいかしたものを作りたいなと思いました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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