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	<title>日比野拓 &#8211; CANVAS  | 遊びと学びのヒミツ基地</title>
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		<title>第１１話：子ども心を失わないこと</title>
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		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 30 May 2016 01:49:04 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
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<p><img fetchpriority="high" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9959 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg" alt="" width="789" height="533" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg 789w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-300x203.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-310x209.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-480x324.jpg 480w" sizes="(max-width: 789px) 100vw, 789px" /></p>
</div>
<p class="icon4">園舎を建てるにあたり、園児を中心に考えてきたと思いますが、保育士さんの立場を考えて工夫をしたことはありますか？</p>
<p class="icon2">保育士さんの立場からというのは、なかなか難しいです。子どものほうの優先順を上げるので。ただ、今のご意見は、園舎設計の議論で必ず出る話なんです。オーナーと打合せしていると、保育士の目線がだんだん入ってきます。例えば“いやそんなにガラスが多いと保育士の掃除が大変ですから”とか“穴ぐらみたいな所があると、保育士の目が届かなくなって、なにかあったら大変ですから”というふうになっていきます。バランスの問題なのかもしれませんが、極端なことをいうと、ガラスが多いと掃除が大変だから、ガラスをなくしていってしまうと、暗くなっていきます。死角を無くしていくと、だんだんただのオープンスペースになって、逆行していってしまう。設計段階では、いつも「大人は我慢できるので、少し我慢してください」といいます。「覚悟してください」と提案しています。子どもには決定権はないのだから、大人が我慢すれば、子どもたちが楽しく、いろいろなことを学ぶ空間が出来るはずだから、大人が我慢しなさいと。</p>
<p class="icon1">そこは議論として難しそうですね。入り口のところに大きな黒板がある園をデザインされていましたよね。子どもたちがそこに絵を描くことができるわけですが、保護者の方たちもまた、その黒板を見て一日の様子が分かるようになっている。地域の方がお茶をしてくるという事例も先ほどありましたが、保護者や地域の大人とのコミュニケーションのための、大人もコミットできる空間というのを意識されているのかなとお話を伺っていて思いましたがいかがでしょうか？</p>
<p class="icon2">石戸さんがおっしゃっていたように、大人にとっても気持ち良いとか空間は確かに意識しているかもしれませんね。</p>
<p class="icon4">園舎をデザインするにあたり、子ども目線で設計されると思いますが、今日みせていただいた園舎は、大人が見てもドキドキ・ワクワクしてしまいました。既存の保育園は、日比野さんが作られたものに比べてあまりドキドキ・ワクワクしないなとも感じました。同じ子ども目線でも、ドキドキ・ワクワクに差があるのはなぜでしょうか？</p>
<p class="icon2">それはすごい難しいと思うのですが、好き嫌いと一緒で、僕はドキドキするけど、他の人はしないかもしれない。この間同じような質問がスロベキアでもありました。「子どもが楽しいだろうと言うことを設計している」と言ったら、「なんであんたがそんなことが分かるんだ」というんです。子どもじゃないじゃない、40歳過ぎているでしょ、と。僕は、今でも高いところからの方が眺めが良さそうだな、と思うし、もしかしたら、皆さんがいないなら、高いところから飛び降りているかもしれない、という感覚を持っているんですね。段差をトントン飛んでみたいな、出来るかなという思いを今も持っています。その境界線をデザインで表現しているだけなんですね。ただ、楽しいか楽しくないかは、大人がどのぐらい覚悟するかしないかという問題な気がします。提案は議論を経る中で、最後には“やっぱり危ないな、止めておこう”といったふうに、だんだん大人しくなってしまうんです。それが極端になっていくと普通になってしまう。そこのせめぎ合いのような気がします。</p>
<p class="icon1 fixH">子ども心を失わないことが非常に大事ということですね。</p>
<p class="icon4">園舎に屋根のモチーフに紐がいっぱいあって、子どもが遊べる文脈をつくられているなと感じました。子どもが遊ぶきっかけや仕掛けを作りこんでいる理由は？そしてそれらの共通項目はなんでしょうか？</p>
<p class="icon2">僕が子どもだからという理由に尽きると思います。自分が小さいころの体験がいまでも強く残っているんです。僕は、生まれは鎌倉で、育ちは藤沢市です。当時の藤沢は田舎で、それこそ僕の家の前はススキ野原で、木苺が生っていて、近くではカブト虫やクワガタがいっぱい捕れたんですね。田んぼの横の用水路にいけば、蛇もいたし、蛙もザリガニもいたんです。そんなところで育ったので、ススキ野原に入って行くと、葉っぱで切れて血がでたり、道をつくっていってミステリーサークルみたいなもんを作って、穴を掘ってみたり。そういうスケール感がなんとなく今の自分のデザインに寄与しているんだと思います。</p>
<p class="icon1">共通して楽しめることをあえて言葉でいうと、穴ぐらの例のように“もぐる”と、段差の例のように“跳ぶ”とか、あえて遠回りをするとか、そう言う要素が日比野さんの空間には多いですよね。そして、子どもたちは大好きですよね。</p>
<p class="icon2">中国で連携している事務所の若い担当者がプレゼンテーションをしてきたんですね。一所懸命やっているのだが、遊園地のような子ども園だったので、全部ダメ出ししています。何でダメかというと、遊園地というのは、お金を払ってジェットコースターに乗って座れば自動的に回ってくれて楽しませてくれる。そして、ハイ終わりとなります。すなわち、子どもは何かをするわけではなく、自動的に答えを出してくれます。その感覚に近くて子どもにこのように遊びなさいと結論を出してしまっている提案だったんです。何回もダメ出ししている理由は、結論は出さないでくれということです。キッカケを与えることは、ものすごく大事だけど、結論は絶対にださないでくれ、と。結論は子どもたちが出すべきです。最終的には、中国の人たちはギブアップして、できないので、あんたやってくれという笑い話のようなことになっちゃたんです。</p>
<p class="icon1">子どもたちは、レール敷かなくても、動機付けがあれば、あとは、自ら遊びと学びを作りだしていきます。私たちのワークショップもそのように設計していますが、そういうことを、日常を通してなさっているのが素晴らしいですね。日比野さんの動画、初めに建築の映像があって、途中から、命が吹き込まれたように、音楽が切りかわって、子どもたちの笑顔があるのがいいですね。毎度毎度うるうるしながら見てしまいます。また、40年前に手掛けた園舎を、40年後にもう一度依頼が来るということは、40年間大事に使って、つくってくださった方に感謝をして使い続けたんだろうな、と。それだけ愛される園舎を作る仕事をなさることに感銘を受けました。もっとお話をお伺いしたいのですが、残念ながらお時間となりましたので、本日はありがとうございました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
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		<title>第１話：大事にしているキーワードは「ワクワク・ドキドキ」</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_01</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Sun, 29 May 2016 01:23:05 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[皆さんこんにちは、日比野といいます。こどもと建築というテーマで、僕らがやっていることをお話します。前半は僕らのやった事例を写真や動画を交えながら紹介させていただき、そのあとは、何を考えているかをお話できればと思います。宜 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
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</a></p>
</div>
<p class="icon2">皆さんこんにちは、日比野といいます。こどもと建築というテーマで、僕らがやっていることをお話します。前半は僕らのやった事例を写真や動画を交えながら紹介させていただき、そのあとは、何を考えているかをお話できればと思います。宜しくお願い致します。</p>
<p class="icon3">僕らが大事にしているキーワードは、「ワクワク・ドキドキ」です。昨今、幼稚園とか保育園とか、子どもの物に対して安全性が叫ばれています。でも、僕らは安全性も勿論大事ですけれど、やはり子どもにとって、「ワクワク・ドキドキ」するということを最優先に実現したいと思っています。安全性と言う度合いは、擦傷とか汚すぐらいは、どちらかというと、むしろ良いことだと考えているのです。幼稚園は、子どもがそこでただ過ごすだけではなく、大人になっていく上で、いろいろ学んだりしていくための施設ですから、僕らは、そのことを優先して考えたいと思っています。</p>
<p class="icon3">昔、「蒸気の出ない炊飯器」が発売されたんですね。それは、キッズデザイン賞で上の方の賞を受賞しました。子どもが蒸気で怪我をしないというのは素晴らしいと言う評価でした。でも、僕は、「これに賞を与えるのは絶対おかしい」、と思うんです。なぜかというと、子どもたちは、炊飯器でご飯を炊くと、熱が加わり蒸気が出るのは当たり前だと言う事を知るべきだ、と思うのです。それを蒸気が出ないようにして、子どもに安全というのはおかしいと思うのです。僕は、かまどで薪をくべて、竹筒で息を吹きかけて炊くほうが楽しいんじゃないかと。小さいときに、キャンプに行って、キャンプファイヤーで火をくべながら、飯盒でご飯を炊いて、カレーを食べた経験がある方もいらっしゃるのではないかと思います。そういうのは、安全性が確保されているわけではありません。目の前で火がくべられて、火との距離間を自分で保ちながら、熱い、寒いをコントロールしていました。子どもながら知恵をつかっていたわけです。だから、さっきの炊飯器の話は、例えばお年寄りとか体にハンディキャップをもった人には素晴らしいものかもしれないけど、子どもにはナンセンスなのです。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3 fixH"><span style="color: #ff9900;"><strong>事例紹介：スロベニア</strong></span></p>
<p class="icon2">この写真は、先週、スロベニアの国立大学の建築学科で、幼稚園の計画案をつくる課題の考察をしてくれといわれた時の写真です。面白かったのは、彼らはあまり安全性を気にしないことです。特に学生だということもあり、ものすごく自由な発想をしていました。７・8人の学生がプレゼンテーションをしたのですが、全部が、非常にクリエイティブに富んでいた。僕は感動しました。全体的に非常に好印象でした。</p>
<div class="post-img"><img decoding="async" class=" size-full wp-image-9762 aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2.png" alt="2" width="800" height="536" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2-300x201.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2-420x280.png 420w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2-310x208.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/2-480x322.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">この写真は、大講堂に移って、建築学科の学生のほかに、スロベニアの建築関係者が集まっていた場です。この時にお話した話も、今ここで話している内容と一緒です。僕があまり建築のことを語らないので、みんな最初は拍子抜けしていました。しかし、最後には、みなさん共感してくれました。スロベニアは、公立の幼稚園が多いのですが、行政の方に聴かせたかったと。すごく嬉しいリアクションでした。なにが嬉しいかと言うと、僕らが言っていることは、日本国内だけではなく、世界で通じることなんだと分かったからです。同じことなんだなと。多くの大人たちは、子どもが怪我をすると何か言われるのではないかとビクビクしていて、安全性は正しいのだと思っているかもしれない。でも本当のところでは、自分の子どもだったら、強く逞しく育ってほしい、明るく育ってほしいと願っていることは一緒なのです。ただちょっとした世の中のボタンのかけ違いで、方向性が違った方向に進みだしているときがあります。それでも、何が一番大切かというところを皆で話し始めると、皆さんが気付いてくれると思った瞬間でした。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class=" size-full wp-image-9763 aligncenter" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3.png" alt="3" width="800" height="530" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3-300x199.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3-310x205.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/3-480x318.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3 fixH"><span style="color: #ff9900;"><strong>　　　事例紹介：土合舎利保育園(茨城)</strong></span></p>
<p><center><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/3jaVkQEzfsw" width="800" height="450" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></center></p>
<p class="icon2">これは、茨城県で2年前に完成した園舎です。ここは茨城県神栖市といって、サッカーの鹿島アントラーズのある鹿島の隣の市です。大変風の強い地域で、この保育園の周囲には風力発電が何基も建ってクルクルまわっています。それぐらい、風が強いところです。工事を着工する時の式典でもテントの屋根が飛ばされそうになるぐらいでした。つまり、風とは向き合うことが必然の場所でした。しかし、風と向き合うということは、否定的に捉えると、園庭が砂埃だらけになるということです。園庭だけではなく、建て方によっては、園舎も砂だらけになるということを考えて取り組まなければいけませんでした。しかし、プラスに考えると、例えば風が吹くのだから、鯉幟を立てれば、めちゃくちゃなびくし、風車をつくって、屋根の上に掲げれば、めちゃくちゃ回るわけです。風の少ない地域の子どもからみたら、風と一緒に遊べる、風の事を学べる場なわけです。ですので、僕らは、ロの字のような園舎にし、中庭をつくりました。風がめいっぱい吹きぬける場所で、子どもが遊べる場所になります。隣にガラス張りのダイニングルームがありますが、明るいのは、やはり中庭があるからなんです。子どもが外で遊べる空間を確保しつつ、中庭にすることで砂埃を少なくし、なおかつ芝生化しているので、さらに埃がたちにくくしました。僕たちは、トイレも大事な要素だと考えていて、明るく解放的になるように設計しました。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第10話：子どもたちの育つ理想的な場</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_10</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 26 May 2016 08:47:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[日比野さんのお話をうかがっていると、園に入り込んで、本当に園での生活をより良くするために、活動されているんだなと思います。日比野さんにとって、幼稚園に通う子たちの理想的な場とはどういうものでしょうか？ 子どもが学ぶのは園 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9959 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg" alt="" width="789" height="533" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg 789w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-300x203.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-310x209.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-480x324.jpg 480w" sizes="(max-width: 789px) 100vw, 789px" /></p>
</div>
<p class="icon1">日比野さんのお話をうかがっていると、園に入り込んで、本当に園での生活をより良くするために、活動されているんだなと思います。日比野さんにとって、幼稚園に通う子たちの理想的な場とはどういうものでしょうか？</p>
<p class="icon2">子どもが学ぶのは園舎だけではないのです。まわりの環境も含めて、様々な体験ができるようになっていることが良いと思います。大人があまり制限しないで自然環境と上手にリンクした環境があることが、一番かなと思っています。</p>
<p class="icon1">デンマークに園舎が無く森の中で学ぶ園がありますが、そういう環境は理想に近いのでしょうか？</p>
<p class="icon2">自然の森、林、湖などには、いろいろな生命が息づいています。例えば実のなる木があれば鳥がくる。甘い密の出る木があれば、カブトムシなど虫が飛んでくる。人間も動植物の一つなんだと気が付けば、それは非常に重要な事だと思います。昔、養老孟司さんが虫の住めない世界なんて人間が住めるわけが無いとお話されていましたが、それと全く一緒で、そういうものの中に、自分の身を置いて、例えば生き物の、生も死も知ることが大事じゃないかと思っています。</p>
<p class="icon1">人工的に無理やり加工し安全にしてしまうのではなく、自然の中で学んでほしいということですよね。私も先日スウェーデンに行き、いくつかの園を視察してきました。岩場が園庭にそのままになっていて、どうしてか理由を訊いたら、「スウェーデンでは凄く岩場が多いので、ここの子どもたちの人生は、岩場のある環境で生きていくことになる。だからあえてそこを平らにせずに、岩場を登ったり降りたりして、身体的感覚を培うためにも、あえてそのまま残している」というお話を聞きました。素晴らしいなと思うのですが、都内ではなかなか難しいですよね。都内ではどういう工夫をされているのでしょうか？</p>
<p class="icon2">今の話も、その地域の子どもにしてみれば、原風景になると思うのですよね。無理に子どもに迎合するのではなく、そのまま記憶に残しているのが素晴らしいと思います。例えば東京のど真ん中に建つ園舎だったら、無理に森のように加工する必要もないかなと思います。それはそれで、そういう都市でその子が育っていくことだから。</p>
<p class="icon1">その土地土地のありのままでということでしょうか。園を建てる時に、その地域の事をとてもよく研究されているんだなと感じました。</p>
<p class="icon2">建築は、その土地に建つものだから、土地と切り離すことは難しい。建てるときは、土地のことや歴史のこと、気候まで全部調べて、それに対してアプローチしてあげることが大事です。</p>
<p class="icon1">地域の環境も、園としての思想も、そして、とはいっても建築という観点からの安全面なども、すべて組み込んでいかないといけないのですね。 会場からもご質問受け付けたいと思います。質問のある方いらっしゃいますか？</p>
<p class="icon4">日比野さんの原風景について先ほどお伺いしたのですが、どうして幼稚園や子どもの空間づくりに、特化していこうとしたのか？原点を教えていただけばと。</p>
<p class="icon2">うちの事務所は43年ぐらいの歴史があります。43年前というと日本の経済成長真っ只中でベビーブームの時期でした。事務所が出来たころに、幼稚園や保育園が必要とされる時代でした。その頃は、まだ僕らも方向性がでていないし、ただの設計事務所で、当時は園の設計のコンペに参加して仕事を頂いていました。しかし、ひとつふたつと取り組むうちに、良い評判も頂き、他の幼稚園や保育園など横のつながりができ、そのつながりからお話を頂くことが増えてきました。実績は増えていったのですが、「幼児の城」という名前で展開をしていったのは、13年前からです。13年前に何を思ったかといいますと、皆さんが例えば美味しいお寿司を食べたいなと思った時には、和食のチェーンのレストランではなく、たぶんお寿司屋さんに行きたいと思うはずです。本当に美味しいものを食べたいと思ったら専門店を探すのと一緒です。設計事務所と言う資格は、どの事務所も一緒です。でもなんでも受ける設計事務所というものは、どこに行っても同じです。そこで、経験や実績がある幼稚園・保育園に絞ることで、満足いただけるようなものを提供したいと思いました。</p>
<p class="icon1">１つ１つの園に、すごい愛情をかけて設計されているのを感じます。思いの部分が大事だなと感じます。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-10064 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan_10.jpg" alt="" width="800" height="525" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan_10.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan_10-300x197.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan_10-310x203.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan_10-480x315.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon4">お話を聞いていて食べる空間など「食べる」ことを大事にしてらっしゃると思いました。トイレも大事にされているとのお話でしたが、それよりも食堂周りが際立っているような印象を受けました。それは何か意図されているのでしょうか？こだわる理由とは？</p>
<p class="icon2">食の空間は、子どもが気持ち良くきちんと食べるために大事です。そこに尽きます。ただ古い幼稚園や保育園ですと食の空間がない園が殆どです。新しく作るときには、園の中心に入れられるように、できるだけ前面に出してプレゼンしています。厨房も食べるための施設なので、セットで目立つようにしています。</p>
<p class="icon1">食事をつくる風景が子どもたちから見えたり、子たち自身が配膳をしたりして入る写真がいくつかありましたが、食べるものだけでなく、食べるという行為全般に興味を示す仕組みにもつながっていると思いました。それこそが食育なのかなと。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第9話：日本から見る世界、世界から見る日本</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_09</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 23 May 2016 10:02:44 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[いくつもの国を視察されてきたと思うのですが日本と比べてどうでしたか？海外から見て日本はどうなのか？日本から見て海外はどうなのかを教えていただきたいです 多くの方が良い園がありそうとイメージする北欧も含め14カ国の園を見て [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9959 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg" alt="" width="789" height="533" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg 789w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-300x203.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-310x209.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-480x324.jpg 480w" sizes="(max-width: 789px) 100vw, 789px" /></p>
</div>
<p class="icon1">いくつもの国を視察されてきたと思うのですが日本と比べてどうでしたか？海外から見て日本はどうなのか？日本から見て海外はどうなのかを教えていただきたいです</p>
<p class="icon2">多くの方が良い園がありそうとイメージする北欧も含め14カ国の園を見てきました。もちろん素晴らしいところがありますが、でも、僕が一番だと思うのは、スロベニアです。建築のデザインが素敵だったので見に行っただけなのですが、行ってみたら想像以上に素晴らしかったです。建築のデザインはモダンでカッコイイのですが、デザインだけならスペインなどにも面白い園舎があります。でも、スペインとかですと、建築家とオーナーはお互い文句たらたらなんです。オーナーは「こんなに使いづらいのをつくりやがって」とか僕らに言うわけなんです。建築家は「こんな使い方しやがって」と言う。スロベニアの園は、機能的に良くできていました。厨房も14カ国見てきた中でも、一番ハイグレードでした。ハイグレードといっても、まだ日本のほうが上です。スロベニアにはリネン室がありました。これは日本にはないので凄いなと思ったんです。一番驚いたのは、機械室まで建築家がデザインしていて、完全に日本は完敗でした。</p>
<p class="icon1">スロベニアは、全体的に良いのですか？それとも、その園舎がよかったのですか？</p>
<p class="icon2">スロベニアで5つ視察しましたが、全体というわけでなく、この園舎が素晴らしかったです。遊具もきちんと木で作られていて、全体的に手作り感がありました。全体に調和されていて、機能的で現場の先生も絶賛していました。スロベニアの食事は、部屋で食べるので、食事の空間があったら、もっと良かったなぁと思います。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-10046 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan09.jpg" alt="" width="800" height="528" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan09.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan09-300x198.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan09-310x205.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan09-480x317.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p class="icon1">“でもやっぱり日本の幼稚園・保育園は、やはり凄いよね”という話を、先ほど日比野さんとご飯を食べながらしていました。日本の先生はいろいろな工夫をされているので、ソフト面が素晴らしいと思うのですが、施設はどうですか？</p>
<p class="icon2">５年ぐらい前からこういう視察を開始して、僕らもはじめは、海外に色々な知恵やアイデアの源があるのではないかと期待して見に行きました。しかし、見れば見るほど、僕らがやっている事だけではなく、日本の幼稚園や保育園の環境ってすごいなと思って帰ってくるようになりました。ソフトとハードの連携が非常に良くできていると思います。</p>
<p class="icon1">こういう園舎をつくっても適切にしっかり使いこなしている？</p>
<p class="icon2">日本は、本当に努力をしていると思います。仮に、建築家が使いにくいものを作ってしまったとしても、それをなんとか一生懸命使おうと努力する。外国の先生は、文句を言ってそんなの建築家が悪いんだからといって終わってしまう。</p>
<p class="icon1">私もいろいろな国の子どもの施設をみているのですが、欧米のケースはプレゼンテーションが非常に上手だなと感じます。だからとても素敵にみえる。日本はもう少し自分たちがやっている素晴らしいことを、PRしたら良いと感じます。むしろ、世界中から沢山の視察に来て欲しいですよね。以前、園庭のお話をされていたときに、日本の園は、1年に1度の運動会のために、一生懸命に平場をつくってしまいがちだが、実は毎日通い遊べるスペースにしていくほうに賛同してくださる園が増えてきて、方向性が変化しつつあるとお伺いしました。日本の園がこう変わってきている、という点はありますか？</p>
<p class="icon2">環境の大切さを理解してきてくれていると思います。というのは、私の幼少期もそうでしたが、昔は学校、幼稚園って、部屋が横にばーっと並んでいるだけだったと思います。そういう頃から比べると、いまの施設はいろいろなアイデアが散りばめられたものになっている。環境が子どもたちに寄与するものだという意識のもと、つくられているのを感じます。特に園庭に関しては、運動会に関しては、考え方は三者三様なのですが、１年に一回、365日のなかにしたら僅かな日数ですよね。そういう意識も段々変わりつつあります。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第8話：子どもたちの育つ環境をトータルプロデュ―ス</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_08</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 19 May 2016 10:48:10 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[聞き手の石戸です。 日比野さん、お話ありがとうございました。 これからは、質疑応答タイムになります。 日比野さんは、ご自身のことを建築家と言いたくない、建築をデザインはしているものの、建築を通じて子どもたちの育つ環境全部 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9959 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg" alt="" width="789" height="533" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801.jpg 789w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-300x203.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-310x209.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0801-480x324.jpg 480w" sizes="(max-width: 789px) 100vw, 789px" /></p>
</div>
<p class="icon1">聞き手の石戸です。 日比野さん、お話ありがとうございました。 これからは、質疑応答タイムになります。<br />
日比野さんは、ご自身のことを建築家と言いたくない、建築をデザインはしているものの、建築を通じて子どもたちの育つ環境全部をデザインしたいんだと仰っていたのがとても印象に残っています。園をつくるにあたり、どの園もこういう園をつくりたいというコンセプトはお持ちなのでしょうか？それとも日比野さんがコンセプトから携わって園舎をつくっていくのでしょうか？</p>
<p class="icon2">２タイプあります。最初に明確にコンセプトをお持ちの方もいます。そういう方は、古い施設がマッチしていないだけなので、僕らがマッチするようにデザインすれば良いのです。比較的簡単に滑り出して設計できます。しかし、大半は、自分たちが何をやっているかが分かっていない場合が多いです。僕らは、担当者がつくと何日か園に張り付く保育体験をし、一日のカリキュラムと動きをみます。デザインとして形として見えるようにしてあげることが役目の場合もあります。だからこそ僕は、建築家といわれることが嫌で、建築家とは自分たちがもっているアイデアをどうだー！と見せ付けるところがあると思います。でも、僕はそうではなく、園のやりたいことや、園の方向性を、僕らが建築というものを使いながら、よりやり易くし、より動きやすくしてあげることを大事にしています。</p>
<p class="icon1">だからこそ、園舎だけではなく園のロゴやウェブサイトなども含めてトータルでデザインされていらっしゃるのですね。</p>
<p class="icon2">はい。園を表現するのは建物だけではないと思っていまして、園から発信されるものが統一されたデザインで、お父さん、お母さん、地域住民の方、園に係る方々に対して、届いてくことが大事だと思っています。ですから、園のロゴマークやウェブサイトや名刺や制服など、表にでていくものを同じ方向性でデザインしていくようにしています。</p>
<p class="icon1">地域に開かれた園舎のお話がありましたが、園と街並みとの調和も大事にされていらっしゃいますよね？</p>
<p class="icon2">僕たちは建築をアートだと思っていないし、形で勝負しようとは思ってもいません。むしろ、できるだけ街並みに溶け込んでほしいと思っています。一方で、幼稚園や保育園は、子どもに迎合するようなデザインで溢れている。キャラクターものを付けたり、子どもが喜ぶからという想定で、ピンクとか派手な色合いを使いがち。でも、やはり街並みを意識しなくてはいけない、街に付加価値をつけていかなければならないと思っています。非日常ではないので、遊園地のような違和感のある物を建てるのではなくて、街並みに溶け込むようにしています。</p>
<p class="icon1">感性を刺激する仕掛けをいくつか紹介していただきましたが、他にも事例はありますか？またそういう仕掛けは、どういったところから発想しているのでしょうか？</p>
<p class="icon2">横浜の園の事例があります。オーナーが、ヤマハの販売店だったということもあり、小さい頃から楽器にふれて音に慣れ親しんでほしいという思いをもつ方でした。しかし、その時にやっていたことは単に楽器を置いていただけでした。でも、それでは面白くない。そこで、床にブーブークッションのようなものを入れたり、壁に楽器を仕込んだりして、建築と楽器を一体化させていきました。また、インターフォンもさきほど紹介した伝声管にしました。大人用のインターフォンの下で、子どもが「もしもし」と話せるようになっています。今の技術のインターフォンの下に、かつての伝吹管があって、中の友達と話せるのです。いま、音は機械的にエフェクトできます。でも半分ぐらい塞ぐと音が高くなるといった工夫を子どもたちがすることで、音の原点に寄り添いたいと思いました。</p>
<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9960 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802.jpg" alt="" width="790" height="530" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802.jpg 790w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802-300x201.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802-270x180.jpg 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802-310x208.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802-285x190.jpg 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0802-480x322.jpg 480w" sizes="(max-width: 790px) 100vw, 790px" /></p>
</div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第7話：気持ちいいと感じられる「食」と「トイレ」の空間づくり</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_07</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 16 May 2016 01:50:06 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; 次は食の空間の話です。僕らは、世界１４カ国ぐらいの保育園を視察してきましたが、スウェーデンのとある保育園は、壁がピンク色なので、テーブルの上の食事がピンク色になってしまっています。日本ですると白いお米のご飯 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9850" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png" alt="1" width="800" height="536" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-300x201.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-420x280.png 420w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-310x208.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-480x322.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次は食の空間の話です。僕らは、世界１４カ国ぐらいの保育園を視察してきましたが、スウェーデンのとある保育園は、壁がピンク色なので、テーブルの上の食事がピンク色になってしまっています。日本ですると白いお米のご飯がピンク色になってしまうので、僕はNGだと思います。ノルウェーの園では、子どもたちのお弁当は3種類のパンがランチボックスに入ったものでした。お母さんたちは働いているので、やれる範囲でお弁当をつくった結果としてこのようなお昼になっているようですが、残念でした。スウェーデンのスナックタイムも同じような感じでした。 食の環境は、天気の良い日にオープンカフェで食事がしたくなったり、キャンプや野原で風呂敷広げておにぎりを食べたら美味しいと感じたりするように、子どもたちだって、良い雰囲気や空間で食事をすると食欲が上がるんです。いくつかの例で、1.5倍ぐらいの食事の量が上がったという報告を受けています。気持ちいいと感じる食の空間をこれからも、つくってきたいと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次の写真は、広島県竹原市にあるこども園です。ここは過疎が進んだ地域でした。建築中に、市内に初めてマクドナルドができ、大行列ができていました。それぐらい新しい文化が入って来ない地域です。この保育園のオーナーはお寺さんで、単に幼稚園を立てるだけではなく、街の人をもっと気軽に呼べるにようにしたい、地域貢献したいという気持ちがありました。昼間はお母さんたちが立ち寄れるカフェに、夜は少しムーディーになります。お寺のオーナーが檀家さんとここでお酒を飲んでいるらしいです。幼稚園が地域に対して開いていくのは、今後ますます大事なテーマになっていくと思っています。</p>
<div class="post-img"><center><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9955 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0701.jpg" alt="" width="788" height="521" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0701.jpg 788w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0701-300x198.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0701-270x180.jpg 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0701-310x205.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0701-480x317.jpg 480w" sizes="(max-width: 788px) 100vw, 788px" /></center></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次のテーマは「トイレ」です。<br />
先ほどご紹介したように、トイレはとても明るくなるようにしています。世界のどこにいってもトイレは明るくないです。とあるスウェーデンの保育園のトイレの話になりますが、酷かったです。まず窓がない。窓がないから暗い。ちり紙が下にポイッとおいてある。ドイツのトイレは、窓はちょっとありますが、タイルが白いだけで明るくない。僕らは、太陽の光がふんだんに降り注ぐ場所をつくっています。子どものときに、トイレの３K（臭い・汚い・怖い）というイメージがあると、子どもがトイレに行きにくくなり、排泄が出来ないから不健康になるという話は、言われて久しいですが、トイレを怖がらない場所にしていきたいと思っています。トイレに堂々と行っていい、行きたくなる場所にしていく必要があると思っています。写真の子どもたちのように、笑顔でトイレに行ってくれています。建築計画上で工夫すれば、いくらでも出来ることです。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9956 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0702.jpg" alt="" width="790" height="559" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0702.jpg 790w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0702-300x212.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0702-310x219.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0702-480x340.jpg 480w" sizes="(max-width: 790px) 100vw, 790px" /></div>
<p class="icon3">素材について、これはカーボンという炭素繊維が使われている偽物です。これは石のようにみえますが、石ではありません、偽物です。大人の都合で偽物が使われるのです。石は割れてしまうので、割れないようにしてしまう。木も同じです。水周りに使うと、当然腐るわけですが、木のような素材は腐らないのです。子どもには、木は腐るということを教えたほうが良いと思っています。木は腐るものだし、鉄は錆びるもの。ガラスも割れにくいものを使ってしまうのですが、ガラスも石も割れるものだということを学んでほしい。ご飯を食べる食器に、きちんとした瀬戸物をつかっている園があります。当然割れます。最初は、落として、どんどん割るんですが、だんだん割らなくなっていくんです。子どもは失敗するかもしれないですが、使い続けるうちに割れるということを覚え、割らなくなる。僕らもなるべく堅木材は、偽物をつかわないようにしています。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">これで終わりですが、最終的な結論は、<br />
<strong>好奇心を奪わない事</strong><br />
<strong> 失敗することをおそれない事</strong><br />
<strong> 挑戦する事</strong><br />
です。</p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第6話：アナログな環境は創意工夫の場</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_06</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Thu, 12 May 2016 03:31:35 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; 次のテーマは「水」です。ドラム式洗濯機の中を眺めている子どもと2層式の洗濯機の写真です。 ぐるぐる回るのをずっと見てしまう子どもです。楽しいですよね。もっと楽しいのは2層式の洗濯機で脱水しているときに、蓋を [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9850" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png" alt="1" width="800" height="536" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-300x201.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-420x280.png 420w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-310x208.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-480x322.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次のテーマは「水」です。ドラム式洗濯機の中を眺めている子どもと2層式の洗濯機の写真です。</p>
<div class="post-img"><center><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9949 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0601.jpg" alt="" width="800" height="730" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0601.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0601-300x274.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0601-310x283.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0601-480x438.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></center></div>
<p class="icon3">ぐるぐる回るのをずっと見てしまう子どもです。楽しいですよね。もっと楽しいのは2層式の洗濯機で脱水しているときに、蓋をあけて、止めること。手がぐるぐるっとまわってしまうかもしれませんが、何度も挑戦してそれを止められるようになると嬉しい、そんな記憶があります。子どもの頃に挑戦したのは、脱水層の中に洗い物を入れ、柔らかい蓋をのせて閉めるんです。失敗すると、飛んで行ってしまうのですが、飛んでいかないようにタイミングよくグッと押さえるように工夫していました。２層式洗濯機からは、今の全自動洗濯機よりもいろいろなことを学んだなぁと思います。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">これは僕の子どもの頃の庭のプールの写真です。庭のまわりから誰でも除き見ることができるんですが、それが許されていた時代でした。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9950 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0602.jpg" alt="" width="788" height="565" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0602.jpg 788w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0602-300x215.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0602-310x222.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0602-480x344.jpg 480w" sizes="(max-width: 788px) 100vw, 788px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次は、先ほどのデンマークの園の写真です。この屋根には樋がないんです。樋がないことに、文句を言われるかもしれません。でも、子どもたちは、樋がないから、傘をさして、雨を楽しむんです。だから、大人がマイナスだと思っていることは、子どもにとっては、ものすごく楽しいことかもしれないのです。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9951 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0603.jpg" alt="" width="785" height="587" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0603.jpg 785w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0603-300x224.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0603-310x232.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0603-480x359.jpg 480w" sizes="(max-width: 785px) 100vw, 785px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">これは、見る・聞く・話すなど五感に訴えることをテーマにした事例です。子どもの感覚をもう一度呼び起こしたいと考えています。今の時代は、世界を旅行していたとしても、家に携帯でつながります。離れていても相手の声も、顔もみることができるようなすごく便利な時代になってしまいました。便利な時代になったのは、それはそれで良いことです。でも、便利な時代だからこそ、一方でアナログな環境で、幼少期にこそ人間の基礎的感性・五感を養ってほしいと思い直してつくりました。２階から１階まで伝吹管、糸電話のようなものが繋がっています。テレビ電話と違って、顔が見えません。耳を当てないと聴こえません、声もスピーカーが付いているわけではないので、聞き難いし、交互に離さないとお互いに聞こえません。すなわち、その先にいる人を気遣う必要があります。この写真では、子どもがガラスの床を覗きこんでいます。友だちの姿が見えるけど、声は聴こえないので、身振り手振りで一生懸命意思の疎通を図ろうとしています。現代社会でテクノロジーを駆使するより、アナログな環境こそ、子どもが工夫するきっかけを与えられると思います。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9952 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0604.jpg" alt="" width="800" height="733" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0604.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0604-300x275.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0604-310x284.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/05/hibinosan0604-480x440.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第5話：段差のある楽しい空間</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_05</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 09 May 2016 07:04:23 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://canvas.ws/?post_type=magazine&#038;p=9879</guid>

					<description><![CDATA[&#160; 次は「段差」をテーマにお話します。オランダの急な階段がある幼稚園に行ったことがありました。その階段をみて、一緒に同行してもらった日本の幼稚園の先生たち全員が「日本じゃ無理だよ」と言います。「ここから落ちたら [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9850" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png" alt="1" width="800" height="536" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-300x201.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-420x280.png 420w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-310x208.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-480x322.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次は「段差」をテーマにお話します。オランダの急な階段がある幼稚園に行ったことがありました。その階段をみて、一緒に同行してもらった日本の幼稚園の先生たち全員が「日本じゃ無理だよ」と言います。「ここから落ちたらどうするんだ」となるわけです。そこで、この園のオーナーに「落ちたらどうするのか？」と聞いてみると、「落ちないわよ」の一言で終わるんです。そんなことよりも、ここで何が行なわれるかをお話してくれます。階段の思い思いの場所に本を持ってきて読む。下に先生が立ち、上に生徒が座り階段教室にする。劇を行なう舞台にする。このような多様な使い方ができることをプラスに捉えているんです。けっこう急なんですよ。オランダの他の園にも急な階段があって、集合写真時に適していると言います。段差も楽しいものになるんだぁと思いました。</p>
<div class="post-img"><center><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9880 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0501.jpg" alt="" width="800" height="517" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0501.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0501-300x194.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0501-310x200.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0501-480x310.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></center></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">これは、僕らの事例で、段差を利用した写真です。ココが危ない、ココで怪我したらどうするんだ、とやはり指摘されます。でも、写真に写っているこの女の子は、この段差の高いところから跳ぶのです。ちょっと段差があると、跳んでみたいなというのは、子どもの心理としてあるんじゃないかと思います。高いと感じるか低いと感じるかは、子どもによって違いますが、この子は、この段差を跳べたことで、達成感を味わっていると思います。次、もっと高いところから跳ぶかもしれません。僕はそういう空間を作って行きたいのです。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9881 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0502.jpg" alt="" width="799" height="495" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0502.jpg 799w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0502-300x186.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0502-310x192.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0502-480x297.jpg 480w" sizes="(max-width: 799px) 100vw, 799px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次の写真は、保育園の段差を利用した空間です。奥の方の隅に子どもが1人座っているんです。子どもってこういう隅が好きだなとつくづく思いました。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9882 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0503.jpg" alt="" width="799" height="515" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0503.jpg 799w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0503-300x193.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0503-310x200.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0503-480x309.jpg 480w" sizes="(max-width: 799px) 100vw, 799px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次の写真は、フォークリフトのパレットを利用したものです。目黒の英会話・学童ですが、お金が全然なかったのですが、オーナーの情熱があり、どうしてもお願いしたいと頼まれてやった事例です。1枚2000円ぐらいのパレットをいっぱい積んだんです。そうすると、段差ができ、収納もできる。本を入れたり玩具を片付けたりもできますが、本を読むときに腰掛けたりもできる。段差を利用した事例です。ここの園も素晴らしい園長で、目黒にありますので、行ってみてください。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9883 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0504.jpg" alt="" width="798" height="522" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0504.jpg 798w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0504-300x196.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0504-310x203.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0504-480x314.jpg 480w" sizes="(max-width: 798px) 100vw, 798px" /></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第4話：怪我は成長のもと</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_04</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Fri, 06 May 2016 05:21:54 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
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					<description><![CDATA[&#160; 園舎の事例紹介はここで終わりにして、考え方の話をしたいと思います。僕たちが大事にしていることは「怪我は成長のもと」ということです。「失敗は成功のもと」と同じように、「怪我は成長のもと」です。「危ない」という [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9850" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png" alt="1" width="800" height="536" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-300x201.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-420x280.png 420w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-310x208.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-480x322.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">園舎の事例紹介はここで終わりにして、考え方の話をしたいと思います。僕たちが大事にしていることは「怪我は成長のもと」ということです。「失敗は成功のもと」と同じように、「怪我は成長のもと」です。「危ない」というキーワードで少し写真をみていきます。</p>
<p class="icon3">下の写真は横浜のある保育園の写真です。3mぐらいのボルタリングボードがあり、4歳か5歳児の子どもたちが、命綱もなしに、裸足と素手で登って行くんです。下に置いてあるのは、厚さ10cm～15cmほどのマットだけです。この保育園の園長先生は「子どもが自分の責任で、自分が行けると判断したら行きなさい。行けないと思ったら、行くのを止めなさい」という教え方をされています。実際は、殆ど怪我がないそうです。同じように鋸を使って竹を切っていたり、先生方と一緒に泥遊びをしていたりします。昨今の都市部の園舎ではなかなか見ることができないシーンです。ロープ一本だけで石垣の上に登った後は、やはりロープで降りるわけです。登った後は、自分の責任で降りなさい、ということです。隣の木が2階を超えているので、2m以上はあると思います。その木にはツリーハウスの土台がありますが、大人が登ってもちょっと足がすくむぐらいの高さです。それも子どもの判断で登っていきます。目の前で、何人かの子どもが登っていきました。危険と判断力を培うことを大事にしている園でした。</p>
<div class="post-img"><center><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9875 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0405.jpg" alt="" width="800" height="737" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0405.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0405-300x276.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0405-310x286.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0405-480x442.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></center></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次の写真は、デンマークの企業内保育園です。僕は、この園の環境が好きです。木造のバラック小屋のような園舎で、ちょっと入り組んだ道に、いろいろな木や草花が生えていて、子どもが隠れる事が出来る場所がいっぱいあります。ちょっと茂みに入って行けば、虫や花に出会うでしょうし、発見がいっぱいある環境です。子どもたちにとって、こういう園は楽しいだろうなと感じました。これはデンマークの園です。木のまわりにあるフェンスが、ささくれだらけになっています。子どもが怪我をしたらどうするんだという話になりがちですが、園長先生は「それで怪我をしても、次は怪我をしなくなる」という考え方をされていました。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9872 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0402.jpg" alt="" width="799" height="584" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0402.jpg 799w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0402-300x219.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0402-310x227.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0402-480x351.jpg 480w" sizes="(max-width: 799px) 100vw, 799px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">次は、アメリカはオレゴンのモンテッソーリ系幼稚園の写真です。どうやって登るのだろう、登ったあとどうするのだろうという環境が点在していました。僕らのアメリカのイメージは、訴訟社会で、リスクに対して徹底的にマネージメントされているイメージでした。しかし、ここはその逆だったので驚きました。入園する前に親がクレームを申し立てしないように契約書を交わしている事も大きいようですが、子どもたちに良い環境を用意したいという園長先生の強い思いで、実現しているそうです。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9873 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0403.jpg" alt="" width="799" height="513" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0403.jpg 799w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0403-300x193.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0403-310x199.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0403-480x308.jpg 480w" sizes="(max-width: 799px) 100vw, 799px" /></div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon2">こちらの浜松の幼稚園等でも、ちょっとずつ危ない仕掛けを、園に散りばめています。このようなひさしを支える柱も、子どもが登り始めたりします。これが登れるようになると、さらに太いものを登り始めます。この子は、手がまわってないのに、簡単に登っていくんです。さらにすごいのは、下で3人ぐらいの子どもたちが並んで待ってるんです。子どもって大人が知らない沢山の可能性もっているんだなと思います。</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9874 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0404.jpg" alt="" width="800" height="649" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0404.jpg 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0404-300x243.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0404-310x251.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibinosan_0404-480x389.jpg 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></div>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
		<item>
		<title>第3話：「物の素材」「自然」を感じられる環境</title>
		<link>https://canvas.ws/magazine/kodomotokenchiku01_03</link>
		
		<dc:creator><![CDATA[wpadmin]]></dc:creator>
		<pubDate>Mon, 02 May 2016 03:23:43 +0000</pubDate>
				<category><![CDATA[日比野拓]]></category>
		<category><![CDATA[日比野設計＋幼児の城]]></category>
		<category><![CDATA[建築]]></category>
		<category><![CDATA[こどもメディアラボ]]></category>
		<category><![CDATA[amu]]></category>
		<guid isPermaLink="false">http://canvas.ws/?post_type=magazine&#038;p=9856</guid>

					<description><![CDATA[&#160; 事例紹介：稲城市　城山保育園南山 稲城は、まだ里山が残っていた地域なのですが、里山を切り崩した大規模開発がありました。マンションや小学校もでき、沢山の人が移住してくることが予想されるため、保育園も必要だと言 [&#8230;]]]></description>
										<content:encoded><![CDATA[<div class="post-img">
<p><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter size-full wp-image-9850" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png" alt="1" width="800" height="536" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13.png 800w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-300x201.png 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-270x180.png 270w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-420x280.png 420w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-310x208.png 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-285x190.png 285w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/13-480x322.png 480w" sizes="(max-width: 800px) 100vw, 800px" /></p>
</div>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3 fixH"><span style="color: #ff9900;"><strong>事例紹介：稲城市　城山保育園南山</strong></span></p>
<div class="post-img"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/VXDeEo71a04" width="800" height="450" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<p class="icon2">稲城は、まだ里山が残っていた地域なのですが、里山を切り崩した大規模開発がありました。マンションや小学校もでき、沢山の人が移住してくることが予想されるため、保育園も必要だと言うことになりました。</p>
<p class="icon3">ここでのテーマは、やはり里山を切り崩してしまったので、子どもたちが里山でできたことをできるだけ体験できるようにする、ということにしました。建築は、法規上の規制があるため、山小屋のようなものを作るわけにはいかなかいのですが、「物の素材」をできるだけ子どもたちに伝えたいと考えました。例えば、木は腐っていくものであり、鉄は錆びていくものだということです。この外壁は、本当はセメントの上に塗装するのですが、あえて塗装しませんでした。セメントのザラザラ感、ちょっと粉をふいてくる感じを子どもたちに体験させたかったからです。植栽も、ガーデニングのプロの方とコラボレーションして、四季のあるものをテーマにしました。遊具も、出来合いの遊具を避け、木で作りました。これもそのうち痛んで、腐っていくだろう…という設計です。サッカーゴールも、木で枠をつくり、いずれ痛んでいきます。また、園庭には、子どもがすぐに水遊びできるような場所もつくりました。ダイニングルームは、両サイドの窓をあけると、風が通り、その風に乗って、周りに植えているハーブ、ローズマリーの香りがスーっと抜けるようにしました。子どもたちの食欲を誘う工夫です。食の空間で、食と直結するものを子どもたちが目に触れる場所に植えたいと思いました。そして、なにより香りが嗅覚をしっかり刺激してあげることに取り組んだ事例です。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3 fixH"><span style="color: #ff9900;"><strong>事例紹介：宮古島　はなぞのこどもえん<br />
</strong></span></p>
<div class="post-img"><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/FwzNYlHaGvc" width="800" height="450" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></div>
<p class="icon2">宮古島は、日本で最大風速の記録を持っている台風のメッカの場所です。関東の建築事務所としては、本来はなかなか取り組まない気候的特徴をもっているところでした。オーナーが大変情熱を持っている方で、子どもたちに意味のあるものを作りたいと、熱い思いをぶつけてきました。僕らの事務所に沖縄出身の設計士がいて、幸い地域的な特徴を把握していることもあり、地域的特長をもっている場所でありながら設計させていただいた事例ですね。台風や風が強い場所ですと、建築的には普通は閉じざるを得ないのです。しかし、子どもたちには解放してあげたい。一年中台風がきているわけではないので、台風がきていないときに、どうやって沖縄の素晴らしい自然と子どもたちが向き合い、感じられるかということをテーマにしました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<div class="post-img"><img loading="lazy" decoding="async" class="aligncenter wp-image-9867 size-full" src="http://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibonosan03.jpg" alt="" width="798" height="516" srcset="https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibonosan03.jpg 798w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibonosan03-300x194.jpg 300w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibonosan03-310x200.jpg 310w, https://canvas.ws/wp/wp-content/uploads/2016/04/hibonosan03-480x310.jpg 480w" sizes="(max-width: 798px) 100vw, 798px" /></div>
<p class="icon3">結果的には、写真のようにすごい解放しちゃいました。約80m程の直線がとれるんですが、全部開けると風が吹き抜けるんです。これが大事だと思うのです。この吹きぬける空間が、実現したことが嬉しかったです。台風の時には、アメリカのハリケーンファブリックという強いネットを使い、閉めることができるようにしました。台風が来ることは、天気予報なりで分かりますから、若干手間ですが、オーナーが前日にネットを張り、翌日外す作業をします。年間に台風が来るのは僅かですから、その他の日は子どもたちにとって解放的空間にしたいと思いました。</p>
<p class="icon3">この「はなぞのこどもえん」は、僕が携わってきた中で特に素敵だなと思っています。それは、建築的な話だけではありません。世界的にみても園舎だけなら、建築的にもっと面白いものがあります。でも、僕が思う素晴らしい保育園・幼稚園を挙げるとすると、それは建築と運営の仕方、いわゆるハードとソフトの連携がしっかりとれている園だと思います。そういう観点から、この「はなぞのこどもえん」は、園長のスキルが本当に素晴らしいです。子どもたちはもちろん、保護者の方々も、どんどん話しかけてくれます。話題も家族のことだったりするんです。お父さんはなんだとか、お母さんはこうだとか。園長をはじめ職員と保護者の方たちの距離間が絶妙だと思いました。子どもたちの笑顔が素晴らしく、コミュニケーション能力がとても高い。子どもの姿が本当に微笑ましい子ども園でした。宮古島自体も観光地として素晴らしいところですから、もし旅行に行ったら、ちょっと立ち寄ってください。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p class="icon3 fixH"><span style="color: #ff9900;"><strong>事例紹介：厚木のぞみ幼稚園</strong></span></p>
<p class="icon2">最近完成した事例ですが、事務所の歴史の中で、最初に建てた園舎の改修でした。43年ぶりに2度目の設計をしました。</p>
<p>&nbsp;</p>
<p><center><iframe loading="lazy" src="https://www.youtube.com/embed/uvbjJnuYl8k" width="800" height="450" frameborder="0" allowfullscreen="allowfullscreen"></iframe></center></p>
]]></content:encoded>
					
		
		
			</item>
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