canvas 遊びと学びのヒミツ基地

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音楽ワークショップ

今までの経験に捉われず、お互いの音を聞きあいながらその場で新しい表現を作り上げること、音での表現を楽しみ、「もっとやりたい!」「次は~をやってみたい!」と感じ、参加者も企画者も自らの次の行動につながる意欲を持てるようにということを目的として、中京大学の宮田義郎教授による音楽ワークショップを行いました。
実施日
2003年3月8日、9日
協力
長島町役場、CANVAS
  • レポート
  • 目的

     

     

    抵抗感(人前で音を出す恥ずかしさなど)をなくし、より自然に音を出して楽しめるように。

     

    「正しい音を出さなくてはいけない」などという先入観や苦手意識をなくして、音を使って自由に表現できるんだ、という経験をしてもらうように。

     

    演奏できる人とできない人という隔たりを感じないようにみんなで協力して一つのものをつくりあげていく姿勢になるように。

     

    様々な楽器に興味をもってもらい、演奏したことのない楽器にも触れてみて、演奏したいと思ってもらえるように。

     

    みんなの音が有機的につながり1つの音楽を奏でる「一体感」を味わうことで、お互いの距離を近くする。

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    即興セッション

    音のKJ法(音のお見合い・結婚)

     

     

    「聴くこと」「音をつくる」を繰り返しながら、次第に自由な音楽作りができるようになっていくことを目的としました。
    用意した楽器:木の棒、竹、リコーダー、ハーモニカ、マラカス、カズー、各国の民族楽器、他多数

     

    内容

    1.中央に置いた楽器の中から好きな楽器を選んでもらう。そして自由に音を鳴らしてもらった。

    2.音を出しながら歩き回り、他の人の音と合わせてみて(お見合い)、自分に合う音のパートナーを探した。

    3.ペアが決まったら(結婚)二人で音を出しながらさらにお見合いをして結婚して大きなグループになっていった。

    4.どのようにしてグループができたかグループごとに音を出しつつ語ってもらった。

     

    ねらい

    ・自分の音と他の音を聴きながら、出したくなった音を捉われずに出してみる。

    ・未経験者でも取り組みやすいように、いきなり即興演奏をするのでなく、話し合いながら試行錯誤していく。

    ・コミュニケーションが生まれやすいように、他の人と関わることで音を作っていく。

    ・思わぬ発見が生まれやすいように、いろんな可能性を試せるようにする。

    ・音つくりがしやすく、集中しやすいように、いきなりたくさんの音を一緒にするのでなく、少しずつ音を組み立てていく。

     

    参加者の声

    ・セッションなんてやったことないし、ましてや即興だなんて^^;でも参加して、ステージの上でセッションを披露するとき、すごくきもちよかったです。

    ・周りのみんなと目配せしながらタイミングとかうかがってるときって…なんて言うのかな、自分も演奏者の一人だぞっていうか、言葉じゃなくても伝わるってのがすごく楽しかった。それに、見てる人が「おおっ」「すごい」とか言ってるのが聞こえて気持ちが高ぶった!ありゃよかったね。

    ・演奏発表会!一つ目のグループは民族調ですごくもうひとつの曲になっててびっくりした。すごいよかった。世界ができてた感じがした。二つ目に私たちの発表!舞台にあがったらすごく緊張した。
    でも短い間によく作れたなって思う曲ができた。三つ目はおもしろかったです。

    曲作り、発表

     

    目的

    ・その場で自由に即興的に音楽を作り出す楽しさを味わい、自分でもできるんだという体験をしてもらう。

     

    内容

    ・グループごとに話し合い、自由に曲を作ってもらった。
    ・自分達の曲を表現する「楽譜」を書いてもらった。(五線譜ではなく自由形式)
    ・ステージ上で順番に曲を発表してもらった。

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