●あいさつ
まずは初めの挨拶。今回もご参加いただくグリーの社員の方に自己紹介と、普段どんなお仕事をしているのかお話ししていただきました。ゲームで「おもしろい」をつくっている会社グリーで、その社員の方々も一緒に「おもしろい」の秘密をみんなで考えてながら実際ゲームをつくってみましょう!
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●テレビゲーム以外のシューティングって?
皆さんのイメージするシューティングはどんなものがありますか?という質問に「敵を撃つ」、「ビームを出す」等色々な意見がありました。次は、テレビのシューティングゲームではないシューティングに視点を移してみます。スポーツなら、やり投げや円盤投げ、ボーリング、弓矢など。他には、トマト祭りというトマトを投げるお祭りだってあります。投げるものは、やり、円盤、ボール、弓、トマトなど様々。それを当てる的だって色々と考えられそうです。
①誰がなげる?②何にを投げる?③何に向かって投げる?④あたったらどうなる?をヒントにして考えてみると工夫できる部分が見えてきます。 |
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●シューティングゲームをつくってみよう
次は、さっきみなさんと考えた4つのヒントをもとにしてくじ引きでカードを引いてゲーム感覚でストーリーをつくってみました。
①誰がなげる?②何をながえる?③何に向かってなげる?の3つの要素は、スクラッチに登場するキャラクター、④あたったらどうなる?はスクラッチの見た目カテゴリーにある「<>の効果を〇%ずつ変える」というブロックをカードにして、それぞれランダムに引いていきます。
「<>の効果を〇%ずつかえる」のブロックは、色の効果を25%ずつ変えるや、幽霊の効果、渦巻きの効果、モザイクや魚眼レンズなど他にも色々な効果がカードになっていて、カードを引いていくごとに少しずつストーリーが見えてきます。
アルファベットが数字を投げるシューティング、テニスボールに飛行機を投げるシューティングなど偶然で出来た見た事の無いストーリーが誕生しました。
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●動きをつけてみよう
シューティングのストーリーが決まったら、今度は基本的な「投げる」、「当たるとどうなる」という動きをプログラミングしてゲームにしていきます。
スペースキーを押したら投げる、当たると何かが起きる、という基本の動きをつくったあとはスクラッチのクローンの機能を使って連射ができるように、少し応用したスクリプトにも挑戦しました。
これで、先ほどカードを引いてできたおもしろい偶然のストーリーが、実際にシューティングゲームになりました。。 |
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●アイディアを出してみよう
これからの自由制作の前に、これまでのワークの中で思いついたアイディアを、お友達のアイディアも参考にしながら付箋を使って出し合いました。
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●自由制作
アイディアを出したら、それを自分で形にすることに挑戦します。分からない部分はファシリテーターの人に何をしたいのか、何ができないのか、など自分のやりたいことを言葉で伝えて相談ながらつくっていきます。 |
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●遊んでみよう
最後は、どんな作品が出来上がったのか、みんなの完成した作品で遊びました。ただ遊ぶだけではなく、どんな工夫があるか、どこが面白かったかなど、いいところを見つけて付箋に書いて貼っていきます。最後は、皆さんの作品が付箋でいっぱいでした! |
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●こんな作品が生まれました
今回誕生した作品の中から、2つゲームを選んで紹介します。
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http://scratch.mit.edu/projects/25847898/#player
このゲームは、カードを使ったゲームの「魔法使いが雪の結晶を投げる」というストーリーから誕生しました。魔法の杖からでる雪の結晶は、進行の中でつくったスクリプトを応用して上矢印キーや下矢印キーで違う方向に飛ばせるようになっています。 |
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http://scratch.mit.edu/projects/25847520/
このゲームは犬がスケートシューズを投げるというストーリーをそのまま使っています。
シューズがあたった男の人はだんだん渦を巻いて形を変えていきますが、形の変化が面白くみんながとても面白がっていました。。 |
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●おわり
今回は、シューティングゲームについて色々な発想や、カードをつかいながらシューティングゲームをつくりました。みなさんがイメージするシューティングゲームとは違ったゲームも沢山生まれていましたね。視点を少し変えてみると身の回りには沢山の面白いが隠れているかもしれません。
みなさん、お疲れ様でした! |