人ごみの中ではぐれないように、ぎゅっと握り合った親子の手と手に、今回のワークショップコレクションで感じた『未来』や『つながり』、『遊びと学び』の体験のすべてが凝縮されているような気がして、とても印象的でした。
そして、何千、何万と行き交う親子を前に、2日間、笑顔を絶やさずこどもたちと一緒に、遊んで、学ぶファシリテーター・プレーヤーのみなさんの姿。今回はスタッフ・ファシリテーター総勢2000人。こどもたちよりも楽しそうにこどもたちに向き合うファシリテーターのみなさんの姿。CANVAS だけでは絶対に実現させることができないこの大きなイベントに、これからのこどもたちの創造力・表現力の現場の可能性を見ることができたように思います。
ワークショップコレクションの最終話では、思いきり楽しむこどもたちと親御さん、そして、ワークショップコレクションの下支えとなってくれたプレーヤーのみなさんの当日の様子を写真で振り返っていきたいと思います。
ワークショップコレクションはまさに『下支え』としての活動です。このイベントを通じて、こどもたちが『たからもの』として持ち帰ったものは、楽しく頑張って作り上げた『かたち』として残っている作品だけではありません。かんじ、かんがえ、つくり、つたえたその経験こそが「たからもの」です。
今回、会場が建物だけではなく、街へと飛び出していったように、点を線でつないで面をつくって、渋谷の街から東京へ。東京から日本中へ広がる活動へ、広げていきたい。まさにそういった想いから、2年前からワークショップコレクションに合わせて「KIDS DAY(キッズデイ)」をスタートさせています。ワークショップコレクションと同時期に全国各地の大人が、こどもが、手を取りあいつながって、100施設以上で、約350以上のワークショップが開催されました。この取り組みも、日本中のこどもたち、大人たちを巻き込んで、どんどん成長をさせていきたいと考えています。
ワークショップコレクションの会場にご来場いただいたみなさま。そして、ファシリテーター・プレーヤーとして参加くださったみなさま。さまざまなかたちで協力してくださった企業・団体のみなさま。そして渋谷の街にワークショップコレクションというを活動を広げてくださったサテライト会場のみなさま。本当にありがとうございました。これからもよろしくお願いします。