そしていよいよ「自然をまとう」の始まりです。
まずは明美さんから大事なことを教わります。
「植物を最後まで使い切る」ことが今回のテーマの一つです。
生命が終わってしまった植物でも、葉っぱや、花びらがなくなったことで、改めてその形の美しさに気づくことができるようになります。

始まりの合図とともに、こどもたちはいっせいに制作にとりかかります。
始めは悩んでいた子も、ガーデナーさんと相談したり、また道具や植物をさわっているうちに、何かひらめいたようです。
まるでデザイナーのようですね。

真剣に一生懸命に制作に取り組む子もいれば、さっき話したばかりの子と庭に植物を採取しにいく子もいました。
同じテーマを共有していると、たくさん話さなくてもすぐに仲良くなれるんですね。

長い２時間もあっというまに終わり、お庭で簡単に記念撮影会が行なわれました。
今回は少し難しいテーマだったかもしれませんが、枯れてしまった植物から生まれるモノがあるということ、気づいてくれてたらいいなと思います。