今後のCANVAS について
これからの子どもたちに必要な力。
それは、多様な価値観の人と協働し、新しい価値を生み出す力。コンピュータには決して代替できない創造力とコミュニケーション力。
そのような想いから、2002年にデジタル時代の子どもたちの創造力・表現力を育むNPO法人CANVASを設立しました。「10のつくる」に取り組んできました。
http://canvas.ws/10notsukuru/
学校外の活動からスタートしましたが、学校教育への導入も目指しました。
2010年、デジタル教科書教材協議会(DiTT)を立ち上げて提案したデジタルランドセル構想が受け入れられ、一人1台パソコンを持ち、記憶・暗記型から思考・創造型の学びに変化することが政府の目標として掲げられました。
8年の取組が功を奏し、昨年、デジタル教科書の制度化、プログラミング教育必修化などが実現の運びとなりました。
しかし社会の進歩は速く、今は学校内外の枠を超える学びを構築する必要があります。
2018年には、未就学児から社会人まで学校の枠を超えて学ぶ場を創出するプラットフォーム、超教育協会を設立しました。DiTTは超教育協会に合流します。CANVASも連携します。
http://lot.or.jp/about/purpose/
CANVASは場づくり、プラットフォームづくりを大事にしつつ、ワークショップ等の収益事業を行ってきました。そしてICTやデジタル教育の環境が進展する中で、その立ち位置を見つめ直してみました。
そこで、これからはNPOのCANVASは初心に帰り、プラットフォームに特化した活動に注力したいと思います。そして収益事業は切り出し、社会に大きく還元するために、吉本興業の知見と実績を積極的に活用することとしたいと思います。
なぜ吉本興業なのか。あまり知られていませんが、実は吉本興業はお笑いの会社から、ソーシャルな教育企業に変貌しようとしているのです。
6000人の芸人を活かした地方創生や海外展開、SDGsへの取組など社会活動に注力しています。その柱として、CANVASの教育コンテンツを国内・アジアに展開することを計画しています。
そこで、吉本興業の出資を得て株式会社CANVASを設立し、これまでの知見を社会還元していきたいと思います。
Learning of Tomorrow。未来の学び。つくります。
引き続きNPO法人CANVASと超教育協会、そして新生株式会社CANVASをよろしくお願いいたします!