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こどもの“つくる”を応援する キャンバスマガジン

ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館

遊びながら学ぶ 子どもたちの秘密基地 #01

「遊びながら学ぶ」「体験・創造する」「協働する」ことを大切にしながら、CANVASが様々な場所で企画・開催した展示をご紹介するマガジンシリーズ。
今回は、長野県佐久市の「佐久市子ども未来館」で7月25日~9月3日まで開催していた「ちょっと未来の道具箱展」のレポートです。
展示の内容や、会場で楽しむ子どもたちの様子をご覧ください。

「ちょっと未来の道具箱展」には順路はありません。なんだか気になる!と感じたものから自由に楽しむことが出来ます。

入ってすぐ目に飛び込むのは、「うごきデザインラボ」。

 

慶應義塾大学の山岡潤一研究室が開発する、上手に「歩く」方法を考えるロボットキットプロジェクトFabWalkerを展示しています。FabWalerの導体の部分に、足をくっ付け、ロボットの歩くうごきを楽しみます。

 

流木などの自然物や、菜箸やホース、たわしなど身の回りにある素材を用意し、自由に付け替えができるようになっています。どの素材を足にしてみようか?

 

 

かわるがわる足を付け替えて、歩き方を研究しています。

 

 

 

 

「4本を長さの違う足にしてみたらどうかな?」 「坂道を登らせてみよう!」 などなど、FabWalkerを動かしながらいろいろなアイデアがひらめき、それを実行に移している様子。集まった子どもたち同士で、いつの間にかFabWalkerの徒競走大会が開かれていたり、なんてことも!

 

そのお隣に並ぶのは、「へんこうびじゅつかん」。

 

額縁の中には、一見透明なガラスがはめこまれています。

 

それを、特別な虫眼鏡でのぞいてみると・・・。

 

なんと、色が付いて見えています。

 

偏光板という素材の性質を活用したこちらの展示には、他にも、蝶の標本や、絵画作品などが並びます。さらに、来場者が手を加えることで作品を完成させる参加型コーナーも用意しました。

 

 

 

子ども達だけでなく大人のみなさんも一緒に、食い入るように虫眼鏡を覗き込んでくださっていました。

つづく

ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館
2017.11.02 公開
第2話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館 
2017.11.30 公開
第3話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館 
2017.11.30 公開
第4話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館
2017.11.30 公開
第5話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館
2017.12.22 公開