プログラミングをテーマにつくられたのは、「びっくりルーム」。
「明るさ、音、動きなどのセンサー機能を持ったブロック「MESHタグ」と、アプリを連携させた”びっくり”が仕掛けられた道具が3種類並んでいます。 アプリの中には、センサーが感知したものに応じてどんなことが起きるのか?予めプログラムをつくっておきます。
用意した仕掛けは、いろいろな図鑑に、
スリッパや、
ヴァイオリン。
それぞれにMESHタグが取り付けられており、参加者の動作に反応して、音が鳴るようになっています。
スリッパを履いて歩くとどこからか聞こえる足音や、ヴァイオリンを揺らすと流れる綺麗なメロディーに大はしゃぎで動き回る子どもたち。「なんで音が鳴るの?!」とその仕組みにも興味深々の様子でした。
最後に紹介するのは、「キッチンオーケストラ」。
電気を通す素材につなげると、あらゆるものを楽器にしてしまうシンセサイザーボード「Ototo」を使ってつくられた楽器です。キッチングッズを触ると、音が鳴るようになっています。
それぞれに音階がついているので、好きな曲を演奏することもできちゃいます。
約1か月半にわたって開催された展示に、来場者の方々からは
「『考える』ことが楽しくできた」
「見たことのないものばかりだった。アイデアが面白く、道具が変身しているようだった」
「もっと知りたい、なんでだろう?と思えた」
「大人から子供までが、試すことのできる要素が多く楽しかった」
といった、体験して遊びながら学ぶ、といったコンセプトを楽しむ声も届きました。