canvas 遊びと学びのヒミツ基地

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新しくて懐かしい、再発明した遊びをあそんでみよう!

遊びの再発明展

東京都渋谷区のこども科学センター・ハチラボにて、遊びとテクノロジーをテーマとした企画展示をプロデュース。
この企画展は、実際に遊び・発見し・創るためのコーナが設けられたハンズオン展示です。

1560年頃ブリューゲルという人が描いた「子供の遊戯」という絵には90もの遊びが描かれています。テクノロジーを使って人々の生活を便利にしているエンジニアのみなさんと一緒に、絵の中の遊び×テクノロジーで新しい遊びを再発明しました。

こどもたちに再発明した展示物に実際にふれて遊び、さらにつくることを体験してもらいました。

2016年の9月~11月まで2か月間開催されて、SONY株式会社のエンジニアのみなさんをゲストに招いて4回のスペシャルワークショップを実施しました。

身近にテクノロジーってこんな風に操れるんだ!遊びを作るって一番の遊びかも! 遊びの奥深さ、デジタルテクノロジーの可能性を紹介しています。

企画制作:NPO法人CANVAS
開催場所
こども科学センターハチラボ
実施日
2016年9月14日(水)-11月13日(日)
協力
ソニー株式会社 MESHプロジェクト
  • 展示について
  • 展示作品リスト
  • テクノロジー「と」、遊ぼう。
  • ワークショップ
  • intro

     

    テクノロジーの力を使ってみんなのアイデアをパワーアップさせよう。

     

    太古の時代からきっと人間は遊んできたはずです。 1560年頃にブリューゲルという画家による「子供の遊戯」という作品には、約90種類のこどもの遊びの様子がいきいきと描かれています。

    人間の遊びという昔ながらの営みには、これからの社会を生き抜いていくための創造性や想像性の秘密がつまっているかもしれません。

    そんな遊びの力をみなさんに発揮してもらうために、 今回の展示は、実際に遊び・創り・発見するためのコーナが設けられています。
    それぞれのコーナーには、「子供の遊戯」に描かれた遊びを テクノロジーの力でパワーアップした懐かしいながらも新しい遊びがつまっています。

    テクノロジーをこんな風に操れるんだ!
    遊びを作るって一番の遊びかも!

    遊びの奥深さ、テクノロジーの可能性を感じてもらうハンズオン展示を作りました。

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  • 「子供の遊戯」の遊びと最新のテクノロジーで作った新しい遊び

     

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    テクノロジーを使って人々の生活を便利にしているソニー株式会社 MESHプロジェクトのみなさんのご協力を得て絵の中の遊び×テクノロジーで新しい遊びを再発明しました。

    お面ごっこ

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    おめんの裏側には、明るさセンサーがついていて顔を付けるとお面にまつわる人の声や動物の鳴き声がなります。
    いつの時代も、仮面は自分ではないキャラクターになりきるためのアイテムとして人々の生活に存在します。
    顔を隠して、自分ではないものになり替わる感覚にこども達は夢中になります。

     

    使用ツール・MESH

     

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    さまざまな機能を持ったブロック形状の “MESHタグ” を”MESHアプリ” でつなげることにより、みんなの「あったらいいな」を実現できる少し未来の道具です。難しいプログラミングや電子工作の知識は必要なくものとプログラムをつなげるしくみを作ることができます。

     

    協力 SONY株式会社・MESHプロジェクト

    SONYの若手チーム。MESH は Make, Experience, Share の略。

    何かをつくって体験し、他の人と共有する。モノづくりで広がるコミュニティをサポートしたいという思いからMESHを開発。
    自分たちでつくって、生活を楽しく便利にしていく。 それまで変わらなかった日常が、自分たちの力で変えられることに気づく。見慣れたものが違ったものに見えてくる。多くの人にそのような体験とアイデアをカタチにすることの楽しさを提供することを目指した。
    使用のアプリ環境は無料でインストールができ、ユーザーの使用環境に柔軟に機能を付加して対応できる.また,MESHの製作情報やユーザー同士のコミュニケーションの場をネット上に提供している。
     
    http://meshprj.com/jp/

    砂遊

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    白い砂場にあるスコップのボタンを押すとショベルカーが土砂をすくう音や水をかき混ぜるような音が鳴ります。
    バケツはひっくり返すと動きセンサーが反応して、たくさんの水をひっくり返した音が響きます。音と連動して光の色も変化していきます。
    砂はさらさらと形がなく、どんな形にも変えることができます。すでにできあがっているもので遊ぶのではなく、自分で形作れるからこそ想像をふくらまして楽しむことができる遊びです。創造力を膨らます光と音の演出をしました。

    スカート

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    腰にエプロンをまいて、くるくるまわると動きセンサーが反応して動きに合わせてスピーカーから音楽が流れます。
    また上に、センサーと連動した照明がついていて赤や黄色に変化します。
    スカート回しは、めまい遊びの1つと言えます。昔も今もこども達の遊びの中にはめまいのくらくらとした感覚を楽しむ遊びが存在します。空を見上げながらグルグル回ったり、バットを中心にグルグル回ったり。
    めまいをさらに楽しむ遊びを再発明しました。

     

    楽器遊び

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    ほうきを持ってギターを演奏するようなしぐさをすると、ギターやベースの音がなりだします。
    カラフルなバケツは、持ち上げると3つの音階を演奏ができます。身近なモノを楽器になったら、今までの楽器とは違う演奏のしかたになるかも!新しい楽器を再発明しました。

    骨転がし

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    昔のこどもたちも身近にあるモノを使って遊びを発明していました。
    本来は捨ててしまう食べ終わった後の動物の骨をつかった昔ながらのボウリング。今回はより偶然性を高めるために、ピンの倒れた向
    きによって点数が変わるようになっています。

     

    ボール隠し

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    全部一緒のようで、1つだけ違います。
    ここでは4つのボールのうち、1つのボールだけある動きに反応して光るしくみになっています。
    当てる側は、どれが光るボールか、当てることはできるでしょうか?
    当てたり、当てられたり、こどもたちにこのボールでどんな遊びを想像したでしょうか。

    動物遊び

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    身の回りのものに命が吹き込まれるとしたら?
    どんな動きをするでしょうか?そんな鳴き声をするでしょうか?
    檻の前に食器をおくと喜んで動き出すたわし達。

    鳥かごの中からは、シャープーボトルがさえずります。

    5つの穴

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    聞きなれない遊びですが、5つのボールを穴に入れて点数を競うゲーム。同じように見える穴は、1つ1つ得点が違います。
    周りにいる人は、投げている人の邪魔ができます。今回は、タンバリンをたたくとコースが揺れるしかけを作りました。投げている人に触らないで邪魔をするにはどんな方法があるでしょう?

    かくれんぼ

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    CANVASが大阪でワークショップを実施した際に小学生の女の子が考えてくれたアイデアです。かくれんぼは「もういいよー」のかけ
    声で鬼が隠れている人を探し始めますが、隠れる場所が近くだと声が聞こえてしまって隠れているところがばれてしまいます。MESH
    のボタンを使えば、iPadやスピーカーから「もういいよー」とお知らせすることができます。
    かくれんぼの難易度を上げる素敵なアイデアです。

  • みんなの遊び心 × 最新テクノロジー =遊びの再発明

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    展示で遊びを作るのが一番の遊び。
    今回の展示を作るために、大人も遊びを再発明しました。

    テクノロジー「で」遊ぶだけではなく、テクノロジー「と」一緒に、遊びをつくる。
    ただアプリやゲームを使うだけだと、もったいない。
    4 5 0 年前と今も変わらない、「もっと」たのしく遊びたい!と思うこどもたちの「遊びごころ」。

    身のまわりの道具と、こどもたちの「遊びごころ」を組み合わせて、みんなが遊びを再発明できるゾーンを作りました。

    また、「テクノロジー「と」遊ぼう。」については、こどもたちが遊びを再発明する、展示に連動したワークショップで実施しました。

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  • 午前クラス

     

    午後クラス

    みんなの遊び心 × 最新テクノロジー =遊びの再発明

    今回展示で使ったデジタルもの作りツール「MESH」を使って、遊びを再発明するワークショップを開催しました。
    参加したのは小学校3年生から中学生のこどもたち。

    展示で使われている動きや明るさに連動したテクノロジーの「しかけ」を体験して、そのしくみ作りにチャレンジ!
    2人1組のチームで制作したり、1人で挑戦したり2時間半という長い時間でしたが時間があっという間に過ぎていきました。

    遊びができ上がったら、みんなの前で発表会。
    作ったワークシートを見ながらどんな遊びが説明して実際にみんなに体験してもらいました。
    なかなか難しいしかけにも挑戦して、たくさんの工夫やアイデアが生まれました。
     
    ワークショップには、MESHを開発したSONY株式会社のエンジニアのみなさんも参加してくれて、こどもたちの作品作りのサポートをしてくれ
    ました。
    発表会の最後に、エンジニアとして大切なことを教えてくれました。それは、アイデアができたら必ず形にして試してみること。
    始めは小さなアイデアでも、もっと良くしようと改良していくとあっと驚く発明へと近づいていくことができます。

    こどもたちとエンジニアのみなさんとの素敵な出会いも生まれました。

CANVASは、こどもの創造・表現力をキーワードに、各種イベント情報を主催者・
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