さてガーデンパートでは、今回
・お庭を荒らす犯人を探す
・アサガオのご飯をあげる
・水草を植えてみる
の３本立てです。

お庭を荒らす犯人、とは、皆さんもよくご存知の「コガネムシ」。
緑色の綺麗な発色をしていますが、お庭の花や、葉っぱを食べてしまう虫です。葉っぱを食べられた植物は栄養を満足にとることができなくなり、弱っていってしまいます。

明美さん（杉井先生）のご指導のもと、みんなでコガネムシ探しがはじまります。枝をゆらしたり、葉っぱをめくったり、するとすると、いっぱい彼らがでてきます！
虫がさわれる子は、「アッチもとって！」「コッチもとって！」大忙しです。さわれない子もコガネムシの場所を知らせたり、とチームワークが良いですね。

たくさんコガネムシを見つけたら、次はみんなが丹精込めて育てているアサガオに、ご飯をあげます。白い棒のような形をした肥料を、アサガオの根元に差し込んだらおしまいです。みんながお腹がすくように、アサガオもご飯が欲しいというのは、本当にその通りですね。

最後は、水草の植え方にも挑戦です。今までの植え替えの経験も活かし、みんなスムーズに鉢に植え替えていきます。みんな手慣れてきていますね。

と、そこで明美さんが何か遊びを教えてくれるようです。
ハスの葉を茎を長めに切り、息をふきこんでいます。するとなんと、、葉っぱにためた水からあぶくが出てきます。また反対に吸ってみるとなかなか
吸う事ができません。植物の吸う力はすごいですね。
「おー！！やりたいやりたい！」とこどもたち。
植物ってとても不思議で、こんなに遊べてしまう存在なのですね。

アトリエパートでは、前回とった葉っぱの葉脈標本をつくる、「葉っぱの骨格発掘隊」というプログラムを行いました。葉っぱを特殊な溶液に浸すと、葉っぱの肉が柔らかくなります。それを歯ブラシで優しくこすると、葉脈だけが残り、とても美しい標本の材料になります。
さっそくみんなも挑戦してみますが、とても苦戦してしまいます。自身が選んだ葉っぱの種類によって難しさが変わるのです。
失敗してもへこたれず、一生懸命！トライアンドエラーの精神で、丁寧に最後まであきらめずにやることを学びました。

次回は８月27日（土）、お庭の整備を体験したり（予定）、葉っぱから蝶をつかまえたり、来月も盛りだくさんです。また皆さんと元気にお会いできるのが楽しみです。