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サイエンスやデジタルをテーマとした企画展示・ワークショップの総合プロデュース
伊藤尚未の美術と科学にまたがる不思議展
今回は、伊藤尚未さんの作品を展示するとともに、 それらの仕組みや原理を解説していきます。 アートの語源には、芸術のほかに技術という意味もあります。
今回の展示では、サイエンスのアート性、アートのサイエンス性、そして両者を またがる 不思議さ・面白さをお伝えしていきます。
- 開催場所
- こども科学センター・ハチラボ
- 実施日
- 2013年4月2日(火)- 5月19日(日)
- 主催
- こども科学センター・ハチラボ/渋谷区教育委員会
- 開催概要
- 展示内容
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会場
こども科学センター・ハチラボ
(東京都渋谷区桜丘町23-21渋谷区文化総合 センター大和田3階)
日程
2013年4月2日(火)- 5月19日(日)
10:00-17:00
休館日:月曜日(祝休日の場合は開館し、直後の平日が休館日となります。)参加費
無料
ギャラリートーク
2013年5月12日(日)14:00
主催
こども科学センター・ハチラボ/渋谷区教育委員会
企画制作
NPO法人CANVAS 伊藤尚未
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3×2/3 EARTH
円形の板を重ねることで球を作り出すことができます。このときに板の形状や重ねるときの法則に、あるルールを加えます。
すると意図しない立体物が出来上がります。
これは2/3にカットした円盤を回転させながら重ねるという法則で作った地球です。3個ありますが、体積は2個分しかありません。でも、組み合わせることもできません。
M Y C A S T L E
コイルに電気を流すと磁界ができます。磁界は目には見えませんが、そこに存在する力です。
試験管の中には小さな磁石があり、コイルで発生した磁界の力を受けて飛び跳ねます。 そしてガラスの内面に当たり、音を発します。
ガラスは大きさなどにより音程が変るので、これをコントロールして音楽を作り出しています。
「踊る埴輪」を踊らせる
「踊る埴輪」と名付けられた埴輪は果たして踊った人をかたどったものだろうか?という疑問から発想しました。
もちろん埴輪は動くことはありませんが、動いているように見せることはできます。今ならCGなど進んだ映像技術でいくらでも可能ですが、ここでは光を使って影のアニメーションを作り出しています。
ミラーライト 「凱風快晴」
鏡は光を反射します。
角度によって異なる方向へ光を運びます。ひとつの光源から発した光も、ばらばらの鏡の反射によってばらばらの光になりますが、ばらばらを集めて絵画を描き出すこともできます。
ここでは富士山をイメージした版画のような絵を描き出しました。いわば鏡の版木、光のインクを使った浮世絵です。