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こどもの“つくる”を応援する キャンバスマガジン

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ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館

遊びながら学ぶ 子どもたちの秘密基地 #01

「遊びながら学ぶ」「体験・創造する」「協働する」ことを大切にしながら、CANVASが様々な場所で企画・開催した展示をご紹介するマガジンシリーズ。
今回は、長野県佐久市の「佐久市子ども未来館」で7月25日~9月3日まで開催していた「ちょっと未来の道具箱展」のレポートです。
展示の内容や、会場で楽しむ子どもたちの様子をご覧ください。

プログラミングをテーマにつくられたのは、「びっくりルーム」。

「明るさ、音、動きなどのセンサー機能を持ったブロック「MESHタグ」と、アプリを連携させた”びっくり”が仕掛けられた道具が3種類並んでいます。 アプリの中には、センサーが感知したものに応じてどんなことが起きるのか?予めプログラムをつくっておきます。

用意した仕掛けは、いろいろな図鑑に、

 

スリッパや、

 

ヴァイオリン。

 

それぞれにMESHタグが取り付けられており、参加者の動作に反応して、音が鳴るようになっています。

 

 

 

スリッパを履いて歩くとどこからか聞こえる足音や、ヴァイオリンを揺らすと流れる綺麗なメロディーに大はしゃぎで動き回る子どもたち。「なんで音が鳴るの?!」とその仕組みにも興味深々の様子でした。

 

最後に紹介するのは、「キッチンオーケストラ」。

 

電気を通す素材につなげると、あらゆるものを楽器にしてしまうシンセサイザーボード「Ototo」を使ってつくられた楽器です。キッチングッズを触ると、音が鳴るようになっています。

 

 

 

それぞれに音階がついているので、好きな曲を演奏することもできちゃいます。

 

約1か月半にわたって開催された展示に、来場者の方々からは
「『考える』ことが楽しくできた」
「見たことのないものばかりだった。アイデアが面白く、道具が変身しているようだった」
「もっと知りたい、なんでだろう?と思えた」
「大人から子供までが、試すことのできる要素が多く楽しかった」
といった、体験して遊びながら学ぶ、といったコンセプトを楽しむ声も届きました。

つづく

ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館
2017.11.02 公開
第2話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館 
2017.11.30 公開
第3話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館 
2017.11.30 公開
第4話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館
2017.11.30 公開
第5話:ちょっと未来の道具箱展 in 佐久市子ども未来館
2017.12.22 公開