皆さん初めまして。料理創作ユニットのGomaと申します。中村亮子と、アラキミカの二人で活動をしています。私達は、1998年に料理創作ユニットとして結成しました。当初のメンバーは私とアラキともう一人メンバーがおりましたが、2012年から2人で活動しています。ちなみに私達は、従姉妹同士です。
今日は、私達の活動を紹介したいと思います。ホームページでは紹介しきれていないものが多いので、今日ご覧いただく写真は、初めてのものが多いと思います。そして、後半は、子ども関係のお仕事のお話をさせていただきます。
私達は2000年ぐらいから本を出しています。「食」をテーマにしているのですが、食以外に工作や手芸の本も出していて、「食」まわり全般のことを行っているという感じです。
私もGomaさんの本は殆ど持っていますが、雑貨の割合が多いですよね?
半分くらいかな。
料理の本の中にも、雑貨の要素が入ってくるので、営業さんから「どこのコーナーに置けばいいのか分からない。」と言われたりもします。
最初にGomaを結成した時には、お仕事にしようとは思っていなかったんです。友達同士のご飯会から発生したユニットです。お仕事というよりも、誕生日会やクリスマスパーティーなど、皆がやるイベントのご飯係りだったので、名前をつけたら楽しいかなと思ってGomaにしました。
なんでGomaにしたんですか?
何となく2文字の食べ物の名前がいいなと思っていろいろと考えました。最終的に当時自分たちの中で大好きな食材だった「ごま」にすることに決定したのですが、他にも「いも」や「こめ」なんて候補もありました(笑)。
日本語よりもローマ字がイメージだったので表記は「Goma」に。丸っこい感じもかわいいなぁと。
可愛さ重視で決めたんですね。
そうとも言えます(笑)。ちょっと話がずれるんですけど、3人でGomaを結成した時に、一人も料理経験者がいなかったんです。料理学校に行っていたとか、料理研究家とか、料理にまつわる勉強というものを一切してこなかった人達なんですよ。
じゃぁ純粋に食が好き!というところから始まっているんですか?
作って他人に食べさせるのが好きな3人が集まっただけなんです。元メンバーは服飾系の学校に行っていて、私は建築や絵、中村は演劇や映画芸術の勉強をしていました。食というものは、人と人が通じるツールだと思っています。だから、料理創作ユニットにしたとしても、もともと皆、違う分野の人だし、あまり料理に縛られることなく、自分達がやりたいと思うことをやっているのがGomaです。
食をコミュニケーションのツールとして捉えて活動されているのですね。専門分野がバラバラだからこそ「食」をキーワードにしながらも、他の領域を融合させながら、食の場で人をどう楽しませるのか、人をどう繋げていくのかということを考えていらっしゃったのですね。それが今日のテーマかもしれないですね。
やっていることも考え方も基本的には活動当初からあまり変わっていませんね。食べ物だけを作ることはなく、例えば食べものがあったら、ランチョンマットは何にしよう、お皿は何にしよう、コップはどうしよう、その下に敷くコースターどうしよう、招待状を作ろうか、どんな形の招待状にしようか、普通の形では面白くないから箱型にしてみよう、といったふうに食を中心にしたものづくりのイメージは際限なく広がっていきます。
食を中心としながら、総合演出をしているんですね。
そういうとカッコイイですね!