遠隔地在住の子どもたちへ
- 愛知県一宮市
伝統的な学習とプログラミング教育の連携
一宮市教育委員会が3つの小学校と1つの中学校を実践拠点校に指定し、国語や社会などの教科科目でのプログラミング教育を導入。国語で得た知識や、社会で調べた知識を活用しすごろくゲームなどで表現するという授業を設計し、教員向け指導者研修会とカリキュラム作成支援を行う。
ー 推進体制 ー
一宮市教育委員会
拠点校指定・教員取りまとめ・研修会時の広報
学校教員
授業設計・授業実施
CANVAS
指導者研修会・授業設計支援・機材整備支援
-
・それまで実施されてきた「地域の偉人を調べ、新聞にまとめる」伝統的な学習をプログラミング教育と連携
・基本的な調べ学習のテーマやアプローチは大切にし、表現手段としてプログラミングを活用した体験的なゲームづくりに取り組む
・「知識を活用することでさらに定着や広がりを狙うことができる」「遠く離れた親戚や家族にも作品を見せ体験してもらうことができる」などの効果が伺われた。
-
「伝記」に描かれた人物についての伝記新聞を作ることで
さまざまな 人の生き方に関心をもたせる。第1時 … これまでの自分の生き方や考え方を振り返る。
第2時 …「百年後のふるさとを守る」を読んで、 文章構成を確かめ、伝記の特色をまとめる。
第3時・4時 …「儀兵衛」がしたことや考え方、筆者が考える「儀兵衛」の業績の意味につい てまとめる。
第5時 …「儀兵衛」の生き方から、感じたことを ノートに記入し、今後の自分の生き方について考える。
第6時 … 自分が選んだ人物の伝記を読み、生き方について考えたことを書く。
第7時…新聞を読み合い、感想カードのやりとりをした後、受け取ったカードを、新聞の裏面に貼り相互交流をする。